TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024110883
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-16
出願番号
2023015751
出願日
2023-02-05
発明の名称
車両用警報装置
出願人
加藤電機株式会社
代理人
個人
主分類
B60N
5/00 20060101AFI20240808BHJP(車両一般)
要約
【課題】乗員の置き去りの発生を抑制することができる車両用警報装置を提供する。
【解決手段】車両用警報装置1は、乗員が歩行可能な通路2の形成される車室3を有する車両5に用いられるものであり、車室3内の乗員の動きを検知する検知センサ7と、検知センサ7の信号に基づいて車室3外に発報する外部発報部8とを備える。また、車両5の駆動手段停止時に車室3内に発報する内部発報部9と、通路2を経由した位置に存する内部発報部9の発報を停止させる停止部10とを具備している。
また、停止部10を操作する操作乗員Dの停止操作と、操作乗員Dの通路2を経由して停止部10にまで至る歩行動作に対応する検知センサ7の信号に基づき、内部発報部9の発報は停止する。
このため、強制的に通路2の周囲に配されるシートを十分に確認可能なように操作乗員Dの通路通過時の歩行動作を導くことが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
乗員が歩行可能な通路の形成される車室を有する車両に用いられ、前記車室内の乗員の動きを検知する検知センサと、前記検知センサの信号に基づいて前記車室外に発報する外部発報部とを備える車両用警報装置において、
前記車両の駆動手段停止時に前記車室内に発報する内部発報部と、
前記通路を経由した位置に存する前記内部発報部の発報を停止させる停止部とを具備し、
前記停止部を操作する操作乗員の停止操作と、前記操作乗員の前記通路を経由して前記停止部にまで至る歩行動作に対応する前記検知センサの信号に基づき、前記内部発報部の発報は停止することを特徴とする車両用警報装置。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用警報装置において、
前記内部発報部の発報停止後の所定時間経過後に前記検知センサにより、前記車室内で乗員の動きが検知された際に、前記外部発報部が外部に発報することを特徴とする車両用警報装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の車両用警報装置において、
前記歩行動作は、移動と停止とを交互に繰り返すものであることを特徴とする車両用警報装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載の車両用警報装置において、
前記歩行動作は、所定速度を下回っていることを特徴とする車両用警報装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載の車両用警報装置において、
前記歩行動作は、所定時間を上回っていることを特徴とする車両用警報装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、警報装置、特に車両用警報装置に係るものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、送迎バス等の車室内に幼児が置き去りにされて閉じ込められてしまう事故が多発している。
これは、送迎バス等が体格が大きく、幼児の体格が小さいため、死角が生じやすくなっており、注意深く各シートにおける最終確認を行わないと幼児の存在を見落としてしまうことに起因している。
【0003】
そこで、従来から存在する車両用盗難防止装置(例えば、特許文献1参照。)を応用して、幼児等の乗員の車室内の置き去りを防止する車両用警報装置が提案されている。
このような車両用警報装置では、乗員の車室内における動きを検知する検知センサと、検知センサの信号に基づいて車室外に発報する外部発報部とを備えている。
【0004】
そして、置き去りにされた乗員が車室内で動くことにより検知センサで動きが検知され、この検知センサによる信号に基づいて外部発報部が車室外に発報することで、車室内に乗員が取り残されていることを周囲に知らせることができる。
なお、検知センサとしては、直接的に乗員の動きを検知するドップラーセンサ等の動き検知センサだけではなく、間接的に動きを検知する3軸加速度センサ等の振動検知センサ等を利用することもできる。
【0005】
しかし、上記のような車両用警報装置では、乗員の置き去りが既に発生した後での対策となっており、そもそも乗員の置き去りの発生を抑制するものではなく、抜本的な対策が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-177170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、乗員の置き去りの発生を抑制することができる車両用警報装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の車両用警報装置は、乗員が歩行可能な通路の形成される車室を有する車両に用いられるものであり、車室内の乗員の動きを検知する検知センサと、検知センサの信号に基づいて車室外に発報する外部発報部とを備える。
【0009】
そして、車両の駆動手段停止時に車室内に発報する内部発報部と、通路を経由した位置に存する内部発報部の発報を停止させる停止部とを具備している。
また、停止部を操作する操作乗員の停止操作と、操作乗員の通路を経由して停止部にまで至る歩行動作に対応する検知センサの信号に基づき、内部発報部の発報は停止する。
【0010】
これにより、内部発報部の発報の停止には、操作乗員の通路における歩行動作を要件とすることができる。
すなわち、内部発報部の発報を停止させるためには、操作乗員は必然的に通路を経由して停止部まで移動しなければならないが、その際における操作乗員の歩行動作を制限することができる。
このため、強制的に通路の周囲に配されるシートを十分に確認可能なように操作乗員の通路通過時の歩行動作を導くことが可能となる。
この結果、乗員の置き去りの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
加藤電機株式会社
車両用警報装置
3か月前
個人
車両
1か月前
個人
自動車運転補助装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
19日前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
個人
空気圧調節式ホイール。
2か月前
個人
キャンピングトレーラー
14日前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
7日前
エムケー精工株式会社
洗車装置
2か月前
個人
謝意シグナル装着車
7日前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
1か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
6日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
26日前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
2か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
2か月前
東レ株式会社
車両用部材の補強方法
19日前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
1か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
3か月前
株式会社FUTU-RE
車両制御装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
5日前
株式会社アイシン
車高調整装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
搬送装置
1か月前
YKS特許評価株式会社
自動車
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
1か月前
続きを見る
他の特許を見る