TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024108598
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-13
出願番号
2023013038
出願日
2023-01-31
発明の名称
電子機器
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
7/12 20060101AFI20240805BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】レール部材への取付状態を保持する保持部材を挟持するために設けられたリブの破損の可能性を低くできる電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、第1溝及び第2溝を有する外壁を備える。第1溝は、第1方向に延びてレール部材と係合する。第2溝は、第1溝から分岐して第2方向に延びる。第2溝は、レール部材を筐体との間に挟んでレール部材の第1溝との係合を保持する保持部材を装着可能である。外壁は、第1方向及び第2方向に拡がる基壁と、基壁から第1溝及び第2溝の凹み方向に延びて第1溝の側面を含む第1側壁と、第1溝の底面を含む第1底壁と、基壁から凹み方向に延びて第2溝の側面を含む第2側壁と、第2溝の底面を含む第2底壁とを備える。電子機器は、第2側壁から突出して第2底壁との間に保持部材を挟持可能なリブを更に備える。第2溝の幅方向から見て、リブは第1側壁から第2方向に離れた位置にある。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
レール部材に取り付け可能な電子機器であって、
外壁を有する筐体と、
前記外壁に設けられ、第1方向に延び、前記レール部材と係合する第1溝と、
前記外壁に設けられ、前記第1溝から分岐して前記第1方向と直交または略直交する第2方向に延び、前記第1溝に係合された前記レール部材を前記筐体との間に挟むことによって前記レール部材を前記第1溝と係合した状態に保持する保持部材を装着可能な第2溝と、を備え、
前記外壁は、
前記第1方向及び前記第2方向に拡がる基壁と、
前記基壁から前記第1溝及び前記第2溝の凹み方向に延び、前記第1溝の側面を含む第1側壁と、
前記第1側壁と繋がっており、前記第1溝の底面を含む第1底壁と、
前記基壁から前記凹み方向に延び、前記第1側壁と繋がっており、前記第2溝の側面を含む第2側壁と、
前記第2側壁と繋がっており、前記第2溝の底面を含む第2底壁と、を備え、
前記第2側壁から突出して前記第2溝に沿って延び、前記第2底壁と前記凹み方向に対向して前記第2底壁との間に前記保持部材を挟持可能なリブを更に備え、
前記第1方向と平行な前記第2溝の幅方向から見て、前記リブは、前記第1側壁から前記第2方向に離れた位置にある電子機器。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記リブの前記第1底壁側の端面の前記第2側壁との境界部に、前記端面と前記第2側壁とを円弧状に接続する湾曲面が形成されている請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記リブと前記第1側壁との前記第2方向の距離は、前記第1側壁の厚みより長い請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記リブと前記第1側壁との前記第2方向の距離は、前記基壁の厚みより長い請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記リブと前記第1側壁との前記第2方向の距離は、前記リブの厚みより長い請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記リブと前記第1側壁との前記第2方向の距離は、前記第1側壁の厚みの1.25倍以上である請求項1または2に記載の電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、レール部材に取り付け可能な電子機器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
レール部材に取り付け可能な電子機器の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された電力計測装置(電子機器)は、分電盤等に設けられているDINレール(レール部材)に取り付けて用いることができる。取り付けの際には、電子機器の背面に設けられたレール溝とレール部材とが係合され、係止部材が上方向にスライドされる。これにより、電子機器をレール部材に係止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-12939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された電子機器では、電子機器がレール部材に係止されているとき、係止部材は、レール溝を区画する側面から突出して当該側面に沿って延びたリブとレール溝の底面との間に挟まれている。この場合、以下の問題が生じるおそれがある。
【0005】
レール部材は分電盤等に固定されている。一方、電子機器はレール部材によってレール部材に取り付けられた状態に保持されているがレール部材に固定されていない。そのため、外部から電子機器に衝撃等の外力が作用すると、電子機器はレール部材に対して振動する。このとき、振動する電子機器のリブは、係止部材から力を受ける。ここで、リブが肉厚の大きな壁から突出していると、リブが係止部材から力を受けて動こうとするときに当該肉厚の大きな壁は殆ど動かない。その結果、リブが当該肉厚の大きな壁に対して相対的に動くこととなるため、リブの破損の可能性が高まってしまう。リブの長手方向のレール部材側の端部は、力を受けたときに曲がりやすいため、リブの他部分より破損の可能性が高い。
【0006】
従って、本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、レール部材に取り付けられた状態を保持するための保持部材を挟持するために筐体に設けられたリブの破損の可能性を低くすることができる電子機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る電子機器は、
レール部材に取り付け可能な電子機器であって、
外壁を有する筐体と、
前記外壁に設けられ、第1方向に延び、前記レール部材と係合する第1溝と、
前記外壁に設けられ、前記第1溝から分岐して前記第1方向と直交または略直交する第2方向に延び、前記第1溝に係合された前記レール部材を前記筐体との間に挟むことによって前記レール部材を前記第1溝と係合した状態に保持する保持部材を装着可能な第2溝と、を備え、
前記外壁は、
前記第1方向及び前記第2方向に拡がる基壁と、
前記基壁から前記第1溝及び前記第2溝の凹み方向に延び、前記第1溝の側面を含む第1側壁と、
前記第1側壁と繋がっており、前記第1溝の底面を含む第1底壁と、
前記基壁から前記凹み方向に延び、前記第1側壁と繋がっており、前記第2溝の側面を含む第2側壁と、
前記第2側壁と繋がっており、前記第2溝の底面を含む第2底壁と、を備え、
前記第2側壁から突出して前記第2溝に沿って延び、前記第2底壁と前記凹み方向に対向して前記第2底壁との間に前記保持部材を挟持可能なリブを更に備え、
前記第1方向と平行な前記第2溝の幅方向から見て、前記リブは、前記第1側壁から前記第2方向に離れた位置にある。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、レール部材に取り付けられた状態を保持するための保持部材を挟持するために筐体に設けられたリブの破損の可能性を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る電子機器がDINレールに取り付けられている状態の斜視図を例示する。
図2は、実施形態に係る電子機器を後方から見た斜視図を例示する。
図3は、後部筐体を後方から見た斜視図を例示する。
図4は、図3の破線部の拡大図を例示する。
図5は、後部筐体の背面図を例示する。
図6は、図5のA-A線に沿った電子機器の断面図を例示する。
図7は、図5のB-B線に沿った電子機器の断面図を例示する。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一例が添付図面に従って説明される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
オムロン株式会社
椅子
12日前
オムロン株式会社
通信装置
4日前
オムロン株式会社
ドライバ
18日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
オムロン株式会社
電磁継電器
5日前
オムロン株式会社
プローブピン
1日前
オムロン株式会社
検査ソケット
1日前
オムロン株式会社
センサユニット
25日前
オムロン株式会社
トリガスイッチ
5日前
オムロン株式会社
リード線整列治具
29日前
オムロン株式会社
操作装置及び操作システム
1か月前
オムロン株式会社
状態管理非同期ランタイム
29日前
オムロン株式会社
リーダライタ及びその制御方法
29日前
オムロン株式会社
制御装置、制御プログラム、及び制御方法
1か月前
オムロン株式会社
画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
4日前
オムロン株式会社
導光板、表示装置、遊技機、および車載表示器
1か月前
オムロン株式会社
スイッチ、スイッチアッセンブリ及び操作装置
4日前
オムロン株式会社
ペンデバイス、プログラム、及びペンシステム
25日前
オムロン株式会社
状態管理非同期ランタイムのリアルタイム視覚化
29日前
オムロン株式会社
制御システム、設計装置、および設計プログラム
11日前
オムロン株式会社
トリガスイッチ及び該トリガスイッチを備えた装置
29日前
オムロン株式会社
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
25日前
オムロン株式会社
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
25日前
オムロン株式会社
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
25日前
オムロン株式会社
感震センサおよび地震検知方法、地震検知プログラム
29日前
オムロン株式会社
モニタリング装置、モニタリング方法、及びプログラム
29日前
オムロン株式会社
学習支援装置、学習支援方法、および学習支援プログラム
19日前
オムロン株式会社
制御装置、データ収集方法、およびデータ収集プログラム
4日前
オムロン株式会社
制御装置、学習済みモデル生成装置、方法、及びプログラム
5日前
オムロン株式会社
情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法
25日前
オムロン株式会社
環境地図を生成するための方法、システム、及び移動ロボット
5日前
オムロン株式会社
情報処理装置、学習済みモデル生成装置、方法、及びプログラム
25日前
オムロン株式会社
予測システム、アグリゲーションシステム、方法およびプログラム
5日前
オムロン株式会社
データ保存システム、データ保存方法、およびデータ保存プログラム
29日前
オムロン株式会社
データ保存システム、データ保存方法、およびデータ保存プログラム
29日前
続きを見る
他の特許を見る