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公開番号
2025009361
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112314
出願日
2023-07-07
発明の名称
データ保存システム、データ保存方法、およびデータ保存プログラム
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G06F
11/34 20060101AFI20250110BHJP(計算;計数)
要約
【課題】変数データをネットワークストレージに保存する場合に、変数データを確実にネットワークストレージに送信する。
【解決手段】制御装置100は、変数データを収集する収集部と、保存トリガが発生した場合に、保存対象の変数データを変数データから抽出する第1抽出部と、保存対象の変数データを制御装置とネットワークを介さずに接続される外部ストレージ106Aに保存する保存処理部と、保存対象の変数データが外部ストレージ106Aに保存された後、保存対象の変数データをネットワークストレージ500に送信する送信部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
データ保存システムであって、
制御装置と、
ネットワークストレージとを備え、
前記制御装置は、
前記制御装置が管理する1以上の変数の変数データを収集する収集部と、
保存トリガが発生した場合に、前記保存トリガの発生時刻に基づいて決定される保存対象の期間における保存対象の変数データを前記変数データから抽出する第1抽出部と、
前記保存対象の変数データを前記制御装置とネットワークを介さずに接続される外部ストレージに保存する保存処理部と、
前記保存対象の変数データが前記外部ストレージに保存された後、前記保存対象の変数データを前記ネットワークストレージに送信する送信部とを備える、データ保存システム。
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【請求項2】
前記送信部は、前記保存対象の変数データの送信に失敗した場合に、前記保存対象の変数データを前記外部ストレージから取得して、前記保存対象の変数データを前記ネットワークストレージに再送する、請求項1に記載のデータ保存システム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記保存対象の変数データの第1ハッシュ値を算出する第1算出部をさらに備え、
前記ネットワークストレージは、前記制御装置から受信した前記保存対象の変数データの第2ハッシュ値を算出する第2算出部を備え、
前記送信部は、前記第1ハッシュ値と前記第2ハッシュ値とが一致しない場合に、前記保存対象の変数データの送信に失敗したと判断する、請求項2に記載のデータ保存システム。
【請求項4】
前記制御装置は、前記保存対象の変数データの送信に所定回数以上失敗している場合にエラー信号を出力する出力部をさらに備える、請求項2または3に記載のデータ保存システム。
【請求項5】
前記送信部は、前記保存対象の変数データを暗号化して前記ネットワークストレージに送信する、請求項1~3のいずれか1項に記載のデータ保存システム。
【請求項6】
前記データ保存システムは、監視対象エリアを撮影するカメラをさらに備え、
前記カメラは、前記監視対象エリアを撮影した画像データを前記ネットワークストレージに送信し、
前記ネットワークストレージは、
前記保存トリガが発生した場合に、前記保存対象の期間における保存対象の画像データを前記画像データから抽出する第2抽出部と、
前記保存対象の変数データと前記保存対象の画像データとを時刻情報で関連付けて記憶する記憶部とを備える、請求項1~3のいずれか1項に記載のデータ保存システム。
【請求項7】
前記制御装置は、前記制御装置と前記カメラとの時刻合わせを行う調整部をさらに備える、請求項6に記載のデータ保存システム。
【請求項8】
前記調整部は、時刻合わせコマンドを前記カメラに送信し、
前記カメラは、前記時刻合わせコマンドを受信した場合に、レスポンスコマンドを前記制御装置に送信し、
前記調整部は、
前記レスポンスコマンドを受信した場合に、前記時刻合わせコマンドの送信時刻と前記レスポンスコマンドの受信時刻とに基づいて前記カメラに送信する補正時刻を算出し、
前記補正時刻を前記カメラに送信する、請求項7に記載のデータ保存システム。
【請求項9】
前記調整部は、
前記レスポンスコマンドを受信した場合に、前記時刻合わせコマンドの送信時刻と前記レスポンスコマンドの受信時刻とに基づいて前記制御装置と前記カメラとの間の通信遅延時間を算出し、
前記通信遅延時間に基づいて前記補正時刻を算出する、請求項8に記載のデータ保存システム。
【請求項10】
1以上のコンピュータによって実行されるデータ保存方法であって、
制御装置が管理する1以上の変数の変数データを収集することと、
保存トリガが発生した場合に、前記保存トリガの発生時刻に基づいて決定される保存対象の期間における保存対象の変数データを前記変数データから抽出することと、
前記保存対象の変数データを前記制御装置とネットワークを介さずに接続される外部ストレージに保存することと、
前記保存対象の変数データが前記外部ストレージに保存された後、前記保存対象の変数データを前記ネットワークストレージに送信することとを備える、データ保存方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、データ保存システム、データ保存方法、およびデータ保存プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
製造現場等で使用される機器を制御する制御装置(例えば、PLC(Programmable Logic Controller)、産業用PC(Personal Computer)等)に関連する技術が提案されている。
【0003】
例えば、特開2019-128702号公報(特許文献1)は、PLCが生産設備を制御する際に取得したデータ(デバイス値)を高速かつリアルタイムに外部サーバ(例えば、FTP(File Transfer Protocol)サーバ、NAS(Network Attached Storage)、パーソナルコンピュータ)に転送するための方法を開示している。
【0004】
特開2020-13526号公報(特許文献2)および特開2021-36479号公報(特許文献3)は、PLCが生産設備を制御する際に取得したデータ(デバイス値)と、カメラが撮影した画像データとを、時刻情報で関連付けてメモリカードに保存することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-128702号公報
特開2020-13526号公報
特開2021-36479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
機器が設置されている現場(例えば、製造現場)の状況を監視するためには、当該機器を制御する制御装置が管理する1以上の変数の変数データを長時間記録する必要がある。特許文献2または3では、デバイス値(変数データ)と画像データとがメモリカードに保存されるが、一般的にメモリカードの容量は小さい。変数データと画像データとは、いずれも大容量のデータである。例えば、1週間分の変数データは1TBを超え、1週間分の動画データは151GBを超える。そのため、特許文献2または3に開示される方法では、長期間に亘る変数データの複数のログファイルを保存できない場合がある。また、特許文献1のようにデバイス値(変数データ)をNAS等のネットワークストレージに保存する場合には、通信異常等により変数データの送信に失敗する場合がある。
【0007】
本開示は、変数データをネットワークストレージに保存する場合に、変数データを確実にネットワークストレージに送信することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のある局面に従うデータ保存システムは、制御装置と、ネットワークストレージとを備える。制御装置は、制御装置が管理する1以上の変数の変数データを収集する収集部と、保存トリガが発生した場合に、保存トリガの発生時刻に基づいて決定される保存対象の期間における保存対象の変数データを変数データから抽出する第1抽出部と、保存対象の変数データを制御装置とネットワークを介さずに接続される外部ストレージに保存する保存処理部と、保存対象の変数データが外部ストレージに保存された後、保存対象の変数データをネットワークストレージに送信する送信部とを備える。
【0009】
この構成によれば、変数データをネットワークストレージに保存する場合に、変数データを確実にネットワークストレージに送信することができる。
【0010】
上述の開示において、好ましくは、送信部は、保存対象の変数データの送信に失敗した場合に、保存対象の変数データを外部ストレージから取得して、保存対象の変数データをネットワークストレージに再送する。
(【0011】以降は省略されています)
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