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公開番号
2025008701
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111096
出願日
2023-07-06
発明の名称
トリガスイッチ及び該トリガスイッチを備えた装置
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
H01H
19/02 20060101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】摺動電極部の摩耗を抑制することができるトリガスイッチ及び該トリガスイッチを備えた装置を提供する。
【解決手段】トリガスイッチTSは、トリガへの押込操作による当該トリガの移動によって駆動部を駆動させるに当たり、基板SU上のフロントサブ電極82a及びリヤサブ電極82bに接触するオン位置からフロントサブ電極82a及びリヤサブ電極82bに接触しないオフ位置に移動するフロントサブブラシ84及びリヤサブブラシ85を備える。フロントサブブラシ84及びリヤサブブラシ85のオン位置からオフ位置への移動に伴って、フロントサブブラシ84及びリヤサブブラシ85と基板SUとの接触が解除される。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
トリガへの押込操作による当該トリガの移動によって駆動部を駆動させるに当たり、固定された電極に接触するオン位置から当該電極に接触しないオフ位置に移動する摺動電極部を備えたトリガスイッチであって、
前記摺動電極部の前記オン位置から前記オフ位置への移動に伴って、当該摺動電極部と前記電極を固定している固定部材との接触が解除されることを特徴とするトリガスイッチ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1記載のトリガスイッチであって、
前記トリガへの押込操作の進行に伴ってオフ状態からオン状態に遷移して前記駆動部を駆動させる切替回路を備えており、
前記押込操作の進行に伴って前記切替回路がオフ状態からオン状態に遷移する前段階で、前記摺動電極部と前記固定部材との接触が解除されることを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項3】
請求項1または2記載のトリガスイッチであって、
前記摺動電極部は、前記オン位置から前記オフ位置への移動に伴って、前記電極から離れる方向に変形することによって前記固定部材との接触が解除されることを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項4】
請求項3記載のトリガスイッチであって、
前記摺動電極部が前記オン位置にある状態で、当該摺動電極部を、前記電極に接触する方向へ弾性変形した姿勢に規制する姿勢規制部を備えており、
前記摺動電極部が前記オフ位置となる際、前記姿勢規制部による前記姿勢の規制が解除されて前記摺動電極部が前記弾性変形した姿勢から形状復帰することによって前記固定部材との接触が解除されることを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項5】
請求項4記載のトリガスイッチであって、
前記トリガへの押込操作及び押込操作の解除に伴って押込位置と押込解除位置との間で移動可能な移動部材と、
前記移動部材が前記押込解除位置にある状態で当該移動部材からの外力を受けて弾性変形された姿勢となり、前記移動部材が前記押込解除位置から前記押込位置に向けて移動することによって前記外力が解除されて当該外力により弾性変形された姿勢から形状復帰する構成とされた弾性板部とを備え、
前記摺動電極部は、前記弾性板部が前記弾性変形された姿勢となっている状態で、前記姿勢規制部によって姿勢が規制されることにより前記電極に接触するオン位置となり、前記弾性板部が前記形状復帰した状態で、前記姿勢規制部による前記姿勢の規制が解除されて前記固定部材との接触が解除されることを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項6】
請求項1または2記載のトリガスイッチであって、
前記固定部材には、前記オフ位置にある前記摺動電極部に対向する領域に開口が形成されていることを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項7】
請求項1または2記載のトリガスイッチであって、
前記固定部材における前記電極の周辺部は、前記摺動電極部の前記オン位置から前記オフ位置への移動に伴って、当該摺動電極部と前記固定部材との接触を解除するための凹み形状を有することを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項8】
請求項1または2記載のトリガスイッチを備えた装置であって、
前記摺動電極部と前記固定部材との接触が解除された状態で前記駆動部が駆動することを特徴とする装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トリガへの押込操作による当該トリガの移動によって装置の駆動部を駆動させるトリガスイッチ及び該トリガスイッチを備えた前記装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば電動工具等の装置の制御に用いられるトリガスイッチは、押込操作を受けるトリガと、トリガを一端側で支持する軸部材と、軸部材の他端側が貫通する貫通孔が開設された筐体と、筐体に収容されると共に軸部材の他端側に接続された切替機構(回路の摺動接点を構成するブラシが備えられた切替機構)とを備えている。このように構成されたトリガスイッチは、トリガへの押込操作によって軸部材が筐体の内部に向かって移動し、この移動に伴って切替機構が筐体の内部で移動することによる摺動接点のオン/オフ切り替えに伴って駆動部が駆動する。また、トリガへの押込操作の解除によって軸部材が筐体の外部に向かって移動し、この移動に伴って切替機構が筐体の内部で移動(前述の押込操作の場合とは逆方向に移動)することによる摺動接点のオン/オフ切り替え(前述の押込操作の場合とは逆の切り替え)に伴って駆動部が停止する。
【0003】
特許文献1には、切替機構(当該特許文献1ではプランジャと称している)に、駆動部のオン/オフ切替機能を有する摺動接点を構成するブラシ、及び、駆動部の出力を調整する摺動接点を構成するブラシが備えられたトリガスイッチが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-30999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている摺動接点は、基板上に形成された電極と、切替機構に備えられた摺動電極部であるブラシとにより構成され、前述した切替機構の移動によって、ブラシが電極に接触する状態(電極に接触する位置に移動した状態)と電極に接触しない状態(電極に接触しない位置に移動した状態)とが切り替えられるようになっている。そして、ブラシが電極に接触しない状態にあっては、ブラシが基板の表面(基板上において電極が形成されていない表面であって、以下、樹脂表面という)に接触した状態となる。
【0006】
例えば基板上のマイコンを起動させる摺動接点をNC(Normally Close)接点とした場合、この摺動接点のブラシと樹脂表面との接触が維持された状態で駆動部が駆動することになる。このため、駆動部の駆動に伴う振動がブラシや基板に伝達され、ブラシと樹脂表面との間での摺動によってブラシが摩耗してしまうことが懸念される。ブラシが摩耗(特にブラシにおいて電極に接触する接点部分が摩耗)した場合、ブラシの接点部分を電極に接触させる際の接触信頼性が悪化してしまうことになる。尚、このような課題は、電極(固定電極)を基板上に設けた構成だけでなく、その他の固定構造によって固定された電極を有する場合においても同様に生じるものである。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、摺動電極部の摩耗を抑制することができるトリガスイッチ及び該トリガスイッチを備えた装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するための本願開示の解決手段は、トリガへの押込操作による当該トリガの移動によって駆動部を駆動させるに当たり、固定された電極に接触するオン位置から当該電極に接触しないオフ位置に移動する摺動電極部を備えたトリガスイッチであって、前記摺動電極部の前記オン位置から前記オフ位置への移動に伴って、当該摺動電極部と前記電極を固定している固定部材との接触が解除されることを特徴とする。
【0009】
尚、ここでいう摺動電極部の一例としては、固定部材上の電極に接触可能なブラシが挙げられる。また、ここでいう固定部材としては、基板や、電極を固定するその他の部材が挙げられる。
【0010】
また、前記トリガへの押込操作の進行に伴ってオフ状態からオン状態に遷移して前記駆動部を駆動させる切替回路を備えており、前記押込操作の進行に伴って前記切替回路がオフ状態からオン状態に遷移する前段階で、前記摺動電極部と前記固定部材との接触が解除されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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