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公開番号
2024108300
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-13
出願番号
2023012602
出願日
2023-01-31
発明の名称
包装箱
出願人
株式会社トーモク
代理人
個人
主分類
B65D
5/52 20060101AFI20240805BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】容易に2つの包装箱を互いに係合させることが可能な包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱1は、複数の壁板10、20、30および40から構成されると共に、隣接する2つの包装箱1を互いに係合させる係合機構100を有する。係合機構100は、壁板40から突出する突部110と、係合の相手である相手側包装箱の突部110の少なくとも一部を収容する凹部120と、から構成され、凹部120は、壁板10および40において、相手側包装箱と対向する外表面と、相手側包装箱とは対向しない外表面と、に亘って開口するように設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の壁板から構成されると共に、隣接する2つの包装箱を互いに係合させる係合機構を有する包装箱であって、
前記係合機構は、前記壁板から突出する突部と、係合の相手である相手側包装箱の前記突部の少なくとも一部を収容する凹部と、から構成され、
前記凹部は、前記壁板において、前記相手側包装箱と対向する外表面と、前記相手側包装箱とは対向しない外表面と、に亘って開口するように設けられることを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の包装箱において、
前記凹部は、前記突部の少なくとも一部を収容した状態のまま、前記相手側包装箱との隣接方向と交差する方向に前記相手側包装箱を相対移動させることが可能な形状に構成されることを特徴とする包装箱。
【請求項3】
請求項1に記載の包装箱において、
前記凹部は、前記突部の前記凹部内に収容された部分の少なくとも一部よりも前記相手側包装箱側において前記隣接方向と交差する方向に延びる対向縁を、前記相手側包装箱とは対向しない外表面における開口の縁に有することを特徴とする包装箱。
【請求項4】
請求項1に記載の包装箱において、
前記凹部は、前記突部の少なくとも一部を収容した状態のまま、前記相手側包装箱との隣接方向と交差する方向に離隔した第1相対位置と第2相対位置の間で前記相手側包装箱を相対移動させることが可能な形状に構成されることを特徴とする包装箱。
【請求項5】
請求項4に記載の包装箱において、
前記第1相対位置は、互いに係合する2つの包装箱が整列する位置であり、
前記第2相対位置は、互いに係合する2つの包装箱が相対的にオフセットされる位置であることを特徴とする包装箱。
【請求項6】
請求項5に記載の包装箱において、
前記凹部は、前記突部の前記凹部内に収容された部分の少なくとも一部よりも前記相手側包装箱側において前記隣接方向と交差する方向に延びる対向縁を、前記相手側包装箱とは対向しない外表面における開口の縁に有し、
前記対向縁は、前記相手側包装箱が前記第2相対位置にある場合に、前記突部の少なくとも一部と対向するように設けられることを特徴とする包装箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種物品を収容する包装箱に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、各種物品を収容する包装箱として、段ボール等の素材からなる一枚のブランクシートを折り曲げて製函される包装箱が普及している。この包装箱の中には、上部が開口したトレー状のものがある。このようなトレー状の包装箱は、上部が開口していることから、内容物を視認可能であり、且つ内容物を容易に取り出し可能であるため、各種物品の保管や輸送に使用されるだけでなく、店頭にそのまま配置されて陳列棚として使用することも可能となっている。
【0003】
また、このようなトレー状の包装箱の中には、例えば上下に積み重ねられる等した2つの包装箱を互いに係合させる係合機構を有し、隣接する2つの包装箱を相対的に位置決めすると共に、崩落等を防止するようにしたものが存在する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭61-107730号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の包装箱の有する係合機構では、素材をコの字状に内方に折り返して形成した外板と内板からなる二重構造の左右壁板(側壁板)の上縁に挿込細孔を設け、この挿込細孔に、左右壁板の下縁に設けた挿入切片を挿入するようにしているため、2つの包装箱を係合させることが困難という問題があった。
【0006】
具体的には、手前側の包装箱によって視界が妨げられた状態で細いスリット状の挿込細孔に挿入切片を挿入することが困難であるだけでなく、一般に挿入切片は左右壁板の外板または内板を部分的に延出させて設けられるところ、挿込細孔は外板と内板の間に挿入切片が挿入されるように設けられることから、挿込細孔への挿入切片の挿入に際しては、挿入切片または包装箱全体を歪ませる必要があり、2つの包装箱の係合がより一層困難なものとなっていた。
【0007】
本発明は、このような実情に鑑み、容易に2つの包装箱を互いに係合させることが可能な包装箱を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の包装箱は、複数の壁板から構成されると共に、隣接する2つの包装箱を互いに係合させる係合機構を有する包装箱であって、前記係合機構は、前記壁板から突出する突部と、係合の相手である相手側包装箱の前記突部の少なくとも一部を収容する凹部と、から構成され、前記凹部は、前記壁板において、前記相手側包装箱と対向する外表面と、前記相手側包装箱とは対向しない外表面と、に亘って開口するように設けられることを特徴とする。
【0009】
本発明の包装箱によれば、前記凹部内への前記突部の挿入方向の自由度を高めると共に、前記凹部内への前記突部の挿入状況を容易に視認することが可能となる。また、例えば素材をコの字状に内方に折り返して形成した外板と内板を有する二重構造の側壁板において、前記外板の例えば上側を部分的に延出させて前記突部を構成すると共に、底壁板の外表面(前記相手側包装箱と対向する外表面)だけでなく側壁板の外表面(前記相手側包装箱と対向しない外表面)においても底壁板から連続して開口するように前記凹部を構成することで、前記突部および前記凹部の前記壁板の厚み方向における位置を容易に略一致させることが可能となる。従って、本発明の包装箱によれば、容易に2つの包装箱を互いに係合させることができる。
【0010】
また、本発明の包装箱において、前記凹部は、前記突部の少なくとも一部を収容した状態のまま、前記相手側包装箱との隣接方向と交差する方向に前記相手側包装箱を相対移動させることが可能な形状に構成されることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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