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公開番号2024108209
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023012451
出願日2023-01-31
発明の名称プラグコネクタ
出願人日本航空電子工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 6/36 20060101AFI20240805BHJP(光学)
要約【課題】内蔵する光電変換モジュールの交換を行う場合に交換作業を容易に行えるようにする。
【解決手段】光コネクタ60と、光コネクタ60と接続される光電変換モジュール50とを内蔵するプラグコネクタにおいて、光ケーブル200に取り付けられた光コネクタ60はエンドベル70に収容され、光電変換モジュール50は相手側レセプタクルコネクタに挿入されるバレル41に収容され、バレル41にエンドベル70を嵌合させてその軸心(Z軸)回りにエンドベル70を回転させるとZ軸方向ロック機構とZ軸回りの回転ロック機構によってバレル41とエンドベル70とが嵌合完了状態(ロック状態)となり、回転ロックとして機能するロック部材80を操作して回転ロックを解除しながらエンドベル70をロック時と逆向きに回転させるとバレル41からのエンドベル70の取外しが可能となる。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
光ケーブルに取り付けられた光コネクタと、前記光コネクタと接続された光電変換モジュールとを内蔵するプラグコネクタであって、
前記光コネクタは筒状をなすエンドベルに収容され、前記光電変換モジュールは相手側レセプタクルコネクタに挿入されるバレルに収容され、
前記エンドベルの軸心をZ軸とするとき、前記バレルの後端側の円柱面と、前記円柱面と前端側が嵌合される前記エンドベルには、Z軸方向ロック機構とZ軸回りの回転ロック機構とが設けられており、
前記Z軸方向ロック機構は、前記円柱面と前記エンドベルの前端側の内周面の一方に設けられた第1凸部と、他方に設けられた凹部とよりなり、前記凹部は前記第1凸部を誘い込むZ軸方向の溝と前記Z軸方向の溝の内端から周方向に延長形成された周方向の溝とによって構成され、
前記回転ロック機構は、前記円柱面に設けられた第2凸部と、前記エンドベルにZ軸方向に可動に取り付けられたロック部材とよりなり、前記ロック部材はZ軸方向に伸長する主幹部と、前記主幹部の両側にZ軸方向後方に向かって互いの距離が拡大するように延長形成されてハの字状をなす一対のばね片と、前記主幹部の両側にZ軸方向前方に延長形成され、前端は前記主幹部の前端よりZ軸方向後方に位置する一対の延長片と、前記一対の延長片に互いに外向きに突設された爪とを備え、前記一対のばね片は互いの距離を縮小させる外力に対して弾性復元力を有し、
前記ロック部材は前記爪が前記エンドベルに形成された係止部に引っ掛かることによりZ軸方向前方への抜け止めがなされ、かつ前記エンドベルの周壁にZ軸方向に延長形成され、Z軸方向後端側が後方に向かって幅狭となるように形成された凹溝の両側壁に前記一対のばね片が互いの外側から挟まれて前記エンドベルに取り付けられており、
前記エンドベルを前記バレルに対し、Z軸回りの所定位置で嵌合させると、前記第1凸部は前記Z軸方向の溝に挿入され、前記ロック部材は前記主幹部の前端が前記第2凸部に突き当たってZ軸方向後方に押し込まれ、前記一対のばね片の先端が前記凹溝の幅狭部分に位置する状態となり、
前記状態から前記エンドベルをZ軸回りの1の向きに所定角度回転させると、前記第1凸部は前記周方向の溝に位置して前記バレルと前記エンドベルとのZ軸方向のロックがなされ、かつ前記主幹部の前端が前記第2凸部から外れ、前記一対のばね片の弾性復元力により付勢されて前記ロック部材がZ軸方向前方に移動することにより、前記エンドベルの前記1の向きと逆向きの回転がZ軸回りの回転方向において前記主幹部が前記第2凸部に突き当たることによって阻止されて嵌合完了状態となり、
前記嵌合完了状態において、前記ロック部材を操作して前記付勢力に抗して後方に移動させ、前記回転方向における前記主幹部と前記第2凸部の突き当たりを解除しながら前記エンドベルを前記1の向きと逆向きに回転させて前記所定位置に位置させることで、前記バレルからの前記エンドベルの取外しが可能となることを特徴とするプラグコネクタ。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のプラグコネクタにおいて、
前記エンドベルの後方から前記エンドベルに取り付けることができる後端部品を備え、
前記嵌合完了状態において前記エンドベルに前記後端部品を取り付けると、前記主幹部の後端が前記後端部品に突き当たることによって前記ロック部材の後方への移動が規制され、前記ロック部材の後方への操作が阻止されることを特徴とするプラグコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は光ケーブルに取り付けられた光コネクタと、光コネクタと接続された光電変換モジュールとを内蔵するプラグコネクタに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
図15及び16はこの種のプラグコネクタの従来例として特許文献1に記載されているプラグコネクタを示したものであり、プラグコネクタはプラグコネクタ本体10とストッパ15とを有している。図15はストッパ15がプラグコネクタ本体10から取り外されている状態を示している。
【0003】
図16はプラグコネクタ本体10が前部11と後部12に分離された状態を示しており、前部11において、21は光モジュールを示し、22はフロントホルダを示す。また、23は操作部を示す。後部12において、25は光コネクタを示し、26はリアホルダを示す。また、27はカップリングナットを示し、28はリアキャップを示す。
【0004】
光コネクタ25は光ファイバケーブル30の先端に取り付けられ、リアホルダ26に保持されている。光モジュール21はSFP(Small Form-factor Pluggable)モジュールであり、光電変換部と電気コネクタとを備えている。光モジュール21はフロントホルダ22に保持されている。
【0005】
光モジュール21は光コネクタ25と接続され、カップリングナット27をフロントホルダ22の後部の外周に形成されている雄ネジ部22aに螺合させることで、前部11と後部12は互いに締結される。ストッパ15はプラグコネクタ本体10の後部12に取り付けられ、これによりカップリングナット27の後方への移動が規制されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-32432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したプラグコネクタのように、光電変換モジュールを内蔵するプラグコネクタにおいては、例えば通信規格の変更等に対応すべく、機能変更(機能向上)が必要な場合、光電変換モジュールを交換することによって対応することができ、つまり光電変換モジュール以外の部品はそのまま流用することができる。
【0008】
また、プラグコネクタが基地局の筐体側に設けられているレセプタクルコネクタと接続されるものである場合、例えば光電変換モジュールが故障した際、光電変換モジュールが基地局の筐体側に設けられている場合と比べれば、光電変換モジュールの交換を比較的容易に行うことができる。
【0009】
このような観点から光電変換モジュール交換の作業性を考えた場合、図15,16に示した構成を有する従来のプラグコネクタではプラグコネクタ本体10の後部12に取り付けられているストッパ15を外す作業とカップリングナット27を回してフロントホルダ22との螺合を解除する作業とが必要であり、特に弾性変形して嵌め込まれているストッパ15を外す作業はやりにくく、作業性は良好とは言えないものとなっていた。
【0010】
この発明の目的はこの点に鑑み、光電変換モジュールの交換を行う場合に、交換作業を従来よりも容易に行える構成としたプラグコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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