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公開番号2024106818
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2023011272
出願日2023-01-27
発明の名称ラベル貼付装置
出願人大同特殊鋼株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65C 1/02 20060101AFI20240801BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】端部がカップ形状に変形した棒鋼の端面に対しても良好にラベルを貼り付けることが可能なラベル貼付装置を提供する。
【解決手段】ラベル貼付装置1は、ラベルLBを吸着保持するラベル吸着面71を有しヘッド取付面41に着脱可能に取り付けられる貼付ヘッド4Bと、貼付ヘッド4Bを棒鋼2Bの端面2cに対して接近および離間させる移動機構部7と、を備え、ラベルLBを吸着保持した貼付ヘッド4Bを棒鋼2Bの端面2cに押し付けて、ラベルLBを棒鋼2Bの端面2cに貼り付ける。貼付ヘッド4Bは、被着対象とする棒鋼2Bの端部の径よりも細径の突出部70と、突出部70よりも太径の基部55とを備えた段付き形状をなしており、突出部70の先端面71がラベル吸着面とされている。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
ラベルを吸着保持するラベル吸着面を有し、ヘッド取付面に着脱可能に取り付けられる貼付ヘッドと、
被着面としての棒鋼端面に対して前記貼付ヘッドを接近および離間させる移動機構部と、
を備え、
前記ラベルを吸着保持した前記貼付ヘッドを前記棒鋼端面に押し付けて、前記ラベルを前記棒鋼端面に貼り付けるラベル貼付装置であって、
前記貼付ヘッドは、被着対象とする棒鋼の端部の径よりも細径の突出部と、該突出部よりも太径の基部とを備えた段付き形状をなしており、前記突出部の先端面が前記ラベル吸着面とされている、ラベル貼付装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記貼付ヘッドが前記ヘッド取付面に取付けられた状態での、前記ラベル吸着面側からの平面視において、前記突出部の下側側面が前記基部の下側側面に内接するように、前記突出部が前記基部に対して下方に偏心している、請求項1に記載のラベル貼付装置。
【請求項3】
太径の棒鋼の端面に押接させる太径用の貼付ヘッドと、細径の棒鋼の端面に押接させる細径用の貼付ヘッドと、を備え、
該細径用の貼付ヘッドとして前記段付き形状の貼付ヘッドが用いられている、請求項2に記載のラベル貼付装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は棒鋼の端面にラベルを貼り付けるラベル貼付装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
被着材にラベルを貼り付けるラベル貼付装置として、ラベルを吸着保持するラベル吸着面を有する貼付ヘッドと、貼付ヘッドを被着材の表面に対して接近および離間させる移動機構と、を備え、ラベルを吸着保持した貼付ヘッドを被着材の表面に押し付けて、該表面にラベルを貼り付けるものが知られている(例えば下記特許文献1,2参照)。このようなラベル貼付装置は、平坦な被着材の表面にラベルを貼り付けるのに好適である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-218145号公報
特開2004-210302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
棒鋼等の鋼材を製造する工程においても、その鋼種や管理番号等の情報を記載したラベルを鋼材の端面に貼り付けることが行われている。しかしながら、棒鋼の製造過程において曲がり矯正の工程を実施した場合、棒鋼の表層部分は軸方向外側に向けて塑性変形し、棒鋼の端部に略カップ形状の変形が生じる。このように変形した棒鋼端部の端面にラベルを貼り付けようとした場合、棒鋼の軸方向に突出した周縁部が貼付ヘッドに干渉してラベルの貼付不良が生じる問題があった。
【0005】
本発明は以上のような事情を背景とし、端部がカップ形状に変形した棒鋼の端面に対しても良好にラベルを貼り付けることが可能なラベル貼付装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
而してこの発明の第1の局面のラベル貼付装置は次のように規定される。即ち、
ラベルを吸着保持するラベル吸着面を有し、ヘッド取付面に着脱可能に取り付けられる貼付ヘッドと、
被着面としての棒鋼端面に対して前記貼付ヘッドを接近および離間させる移動機構部と、
を備え、
前記ラベルを吸着保持した前記貼付ヘッドを前記棒鋼端面に押し付けて、前記ラベルを前記棒鋼端面に貼り付けるラベル貼付装置であって、
前記貼付ヘッドは、被着対象とする棒鋼の端部の径よりも細径の突出部と、該突出部よりも太径の基部と、を備えた段付き形状をなしており、前記突出部の先端面が前記ラベル吸着面とされている。
【0007】
このように規定された第1の局面のラベル貼付装置によれば、被着対象とする棒鋼の端部がカップ形状に変形している場合であっても、棒鋼周縁部との干渉を回避しつつ棒鋼の端面に対してラベルの貼り付けを行なうことができる。
【0008】
この場合、前記貼付ヘッドが前記ヘッド取付面に取付けられた状態での、前記ラベル吸着面側からの平面視において、前記突出部の下側側面が前記基部の下側側面に内接するように、前記突出部を前記基部に対して下方に偏心させることができる(第2の局面)。
【0009】
また、このラベル貼付装置では、太径の棒鋼の端面に押接させる太径用の貼付ヘッドと、細径の棒鋼の端面に押接させる細径用の貼付ヘッドと、を設けることができる。この場合、第2の局面で規定した段付き形状の貼付ヘッドを前記細径用の貼付ヘッドとして用いることができる(第3の局面)。
径の異なる棒鋼を保持した場合、細径の棒鋼は太径の棒鋼に対して下方に偏心した状態で保持される。このため第3の局面に従って、突出部を下向きに偏心させた段付き形状の貼付ヘッドを細径用の貼付ヘッドとして用いれば、太径用の貼付ヘッドから細径用の貼付ヘッドに切り替えたことに伴うラベル貼付位置の調整を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態のラベル貼付装置を示した図である。
同ラベル貼付装置の搬送コンベアを棒鋼とともに示した図である。
同ラベル貼付装置における貼付ヘッド、押圧機構部および移動機構部を示した側面図である。
図3の貼付ヘッドおよび押圧機構部を拡大して示した平面図である。
太径用の貼付ヘッドを示した図で、(A)は正面図、(B)は一部を切り欠いて示す側面図である。
細径用の貼付ヘッドの斜視図である。
図6の貼付ヘッドを示した図で、(A)は正面図、(B)は一部を切り欠いて示す側面図である。
太径の棒鋼へのラベル貼り付け動作の説明図である。
細径の棒鋼へのラベル貼り付け動作の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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