TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024104946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-06
出願番号2023009403
出願日2023-01-25
発明の名称発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01S 5/02255 20210101AFI20240730BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】発光素子と反射部材とを精度良く配置できる発光装置を提供する。
【解決手段】本開示の一実施形態に係る発光装置は、凹部と、平面である上面とを有する基部と、前記上面に配置され、出射端面から光を側方に出射する発光素子と、前記凹部を挟んで前記発光素子の前記側方に配置される反射部材であって、前記上面と同じ平面に配置され、前記光を上方に反射する反射面を備えた反射部材と、を備え、上面視で、前記反射面の少なくとも一部は、前記凹部に重なり、前記上面に垂直な法線方向において、前記反射面の下端は、前記上面よりも下方、かつ前記凹部の底面よりも上方に位置する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
凹部と、平面である上面とを有する基部と、
前記上面に配置され、出射端面から光を側方に出射する発光素子と、
前記凹部を挟んで前記発光素子の前記側方に配置される反射部材であって、前記上面と同じ平面に配置され、前記光を上方に反射する反射面を備えた反射部材と、を備え、
上面視で、前記反射面の少なくとも一部は、前記凹部に重なり、
前記上面に垂直な法線方向において、前記反射面の下端は、前記上面よりも下方、かつ前記凹部の底面よりも上方に位置する、発光装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記反射部材は、下面において前記基部の前記上面に配置され、
前記反射面は、前記下面に対して傾斜しており、前記法線方向において、少なくとも一部が前記下面の最下点よりも下方に位置する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
上面視で、前記下面の少なくとも一部は前記凹部と重なり、
上面視で、前記発光素子は前記凹部と重ならない、請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記反射部材は、前記凹部内に位置し、前記下面と接続し、前記下面に対して傾斜する傾斜面を有し、
前記傾斜面は、前記反射面の反対側に位置する、請求項2に記載の発光装置。
【請求項5】
前記傾斜面は、前記反射面に平行であり、
前記傾斜面の面積は、前記下面の面積の1/2よりも小さい、請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記凹部は、前記底面と、前記上面と交わり当該上面から下方に延伸する1又は複数の側面によって規定され、
前記反射部材の下端は、前記凹部を規定するいずれの面とも離隔する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項7】
前記1又は複数の側面は、前記底面に対して傾斜しており、前記底面に対する前記側面の傾斜角は、前記底面に対する前記反射面の傾斜角よりも大きい、請求項6に記載の発光装置。
【請求項8】
前記法線方向において、前記光の光軸と前記反射面との交点は、前記反射面の中点よりも下方に位置する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項9】
前記反射面の中点は、前記上面よりも上方に位置し、前記上面に垂直な方向において、前記反射面のうち、前記凹部より上方に位置する部分の面積は、前記凹部内に位置する部分の面積よりも大きい、請求項1に記載の発光装置。
【請求項10】
前記法線方向において、前記底面から前記上面までの長さは、前記発光素子の厚みの6倍以下である、請求項1に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、主表面及び主表面に設けられた凹部を含む基板と、主表面に対して固定され、主表面に沿ってレーザ光を出射する出射面を有するレーザ発振部と、凹部の底面に対して固定され、レーザ光を反射する位置に主表面に対して斜めに傾いた傾斜面を有する反射部材と、を備えたレーザ装置が開示されている。
【0003】
このレーザ装置では、レーザ発振部と反射部材とが基板の異なる面に配置されるため、底面から主表面までの高さのばらつきがレーザ発振部と反射部材との実装位置に影響を及ぼす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-90044号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、発光素子と反射部材とを精度良く配置できる発光装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る発光装置は、凹部と、平面である上面とを有する基部と、前記上面に配置され、出射端面から光を側方に出射する発光素子と、前記凹部を挟んで前記発光素子の前記側方に配置される反射部材であって、前記上面と同じ平面に配置され、前記光を上方に反射する反射面を備えた反射部材と、を備え、上面視で、前記反射面の少なくとも一部は、前記凹部に重なり、前記上面に垂直な法線方向において、前記反射面の下端は、前記上面よりも下方、かつ前記凹部の底面よりも上方に位置する。
【発明の効果】
【0007】
発光素子と反射部材とを精度良く配置できる発光装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る発光装置を例示する斜視図である。
図1に示す発光装置から側壁部及び蓋部を取り除いた状態の斜視図である。
図1に示す発光装置から側壁部及び蓋部を取り除いた状態の上面図である。
図1のIV-IV断面線における発光装置の断面図である。
第1実施形態に係る発光装置を例示する下面図である。
基部に設けられる金属膜及びビア配線について説明する上面図である。
本実施形態に係る反射部材を例示する斜視図である。
本実施形態に係る反射部材の製造方法を例示する断面図(その1)である。
本実施形態に係る反射部材の製造方法を例示する断面図(その2)である。
図4に示す発光装置について、発光素子及び反射部材とその近傍を拡大した拡大断面図である。
第2実施形態に係る発光装置を例示する斜視図である。
図11に示す発光装置から側壁部及び蓋部を取り除いた状態の斜視図である。
図11に示す発光装置から側壁部及び蓋部を取り除いた状態の上面図である。
図11のXIV-XIV断面線における発光装置の断面図である。
第2実施形態に係る発光装置を例示する下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる。しかし、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が過度に制限されるものではない。例えば、「上面」と記載した場合に、常に上を向くように発明が用いられなければならないわけではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。
【0010】
また、本開示において、三角形や四角形等の多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本開示で記載される"多角形"の解釈に含まれるものとする。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

エイブリック株式会社
半導体装置
13日前
サンケン電気株式会社
半導体装置
13日前
東京パーツ工業株式会社
コイル装置
20日前
株式会社CTK
アンテナ取付装置
5日前
ローム株式会社
半導体装置
12日前
株式会社ドクター中松創研
V3D半導体
7日前
住友電装株式会社
コネクタ
20日前
TDK株式会社
コイル部品
5日前
東京応化工業株式会社
基板支持体
8日前
株式会社東京精密
シート剥離装置
18日前
光森科技有限公司
光源モジュール
14日前
株式会社東京精密
シート剥離装置
8日前
AIメカテック株式会社
光照射装置
4日前
三菱電機株式会社
半導体装置
20日前
ミクロエース株式会社
基板処理方法
1日前
矢崎総業株式会社
端子
8日前
マクセル株式会社
扁平形電池
12日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
4日前
株式会社ミクニ
電磁アクチュエータ
5日前
日亜化学工業株式会社
配線基板
1日前
株式会社日本触媒
被覆負極活物質の製造方法
4日前
ミクロン電気株式会社
セメント抵抗器
15日前
住友電装株式会社
中継コネクタ
14日前
株式会社ディスコ
ウェーハの加工方法
7日前
住友電装株式会社
中継コネクタ
20日前
旭化成株式会社
紫外線発光装置
20日前
河村電器産業株式会社
速結端子
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
5日前
旭化成株式会社
窒化物半導体素子
4日前
三菱マテリアル株式会社
サージ防護素子
18日前
富士電機株式会社
半導体装置の製造方法
5日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
5日前
住友電気工業株式会社
半導体装置
4日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
13日前
TDK株式会社
コイル部品
4日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
7日前
続きを見る