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公開番号2024104809
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-06
出願番号2023009174
出願日2023-01-25
発明の名称電動車
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B60L 15/20 20060101AFI20240730BHJP(車両一般)
要約【課題】電動車を構成する部品を低減化することができる技術を提供する。
【解決手段】電動車は、第1の車輪を駆動する第1のモータと、第1の車輪とは異なる第2の車輪を駆動する第2のモータと、第1のモータに対して設けられた温度センサと、制御装置と、を備えている。制御装置は、温度センサによる検出信号に基づいて、第1のモータの温度を推定し、第1のモータの温度を、第1のモータの動作と第2のモータの動作との相対関係を示す情報に基づいて補正することで、第2のモータの温度を推定し、第1のモータの推定された温度に基づいて第1のモータの動作を制御し、第2のモータの推定された温度に基づいて第2のモータの動作を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1の車輪を駆動する第1のモータと、
前記第1の車輪とは異なる第2の車輪を駆動する第2のモータと、
前記第1のモータに対して設けられた温度センサと、
制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記温度センサによる検出信号に基づいて、前記第1のモータの温度を推定し、
前記第1のモータの温度を、前記第1のモータの動作と前記第2のモータの動作との相対関係を示す情報に基づいて補正することで、前記第2のモータの温度を推定し、
前記第1のモータの推定された温度に基づいて前記第1のモータの動作を制御し、
前記第2のモータの推定された温度に基づいて前記第2のモータの動作を制御する、電動車。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記相対関係を示す情報は、前記第1のモータの要求駆動力に対する前記第2のモータの要求駆動力の割合を示す情報である、請求項1に記載の電動車。
【請求項3】
前記相対関係を示す情報は、前記第1のモータの回転数に対する前記第2のモータの回転数の割合を示す情報である、請求項1に記載の電動車。
【請求項4】
前記相対関係を示す情報は、前記第1のモータのモータ負荷に対する前記第2のモータのモータ負荷の割合を示す情報である、請求項1に記載の電動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、電動車に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、第1の車輪を駆動する第1のモータと、第2の車輪を駆動する第2のモータと、第1のモータに対して設けられた第1の温度センサと、第2のモータに対して設けられた第2の温度センサと、制御装置と、を備える電動車が開示されている。制御装置は、第1の温度センサによる検出信号に基づいて、第1のモータの温度を推定し、第2の温度センサによる検出信号に基づいて、第2のモータの温度を推定し、第1のモータ温度に基づいて第1のモータの動作を制御し、第2のモータ温度に基づいて第2のモータの動作を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-268644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電動車では、第1のモータ及び第2のモータの動作を制御するために、それぞれのモータ温度を推定するためのモータセンサが必要である。電動車において、電動車を構成する部品を低減化することが望まれている。
【0005】
本明細書では、電動車を構成する部品を低減化することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術の第1の態様では、電動車は、第1の車輪を駆動する第1のモータと、前記第1の車輪とは異なる第2の車輪を駆動する第2のモータと、前記第1のモータに対して設けられた温度センサと、制御装置と、を備えてもよい。前記制御装置は、前記温度センサによる検出信号に基づいて、前記第1のモータの温度を推定し、前記第1のモータの温度を、前記第1のモータの動作と前記第2のモータの動作との相対関係を示す情報に基づいて補正することで、前記第2のモータの温度を推定し、前記第1のモータの推定された温度に基づいて前記第1のモータの動作を制御し、前記第2のモータの推定された温度に基づいて前記第2のモータの動作を制御してもよい。
【0007】
上記の構成によると、制御装置は、温度センサによる検出信号に基づいて推定された第1のモータ温度に基づいて第1のモータの動作を制御するとともに、第1のモータの温度を利用して推定された第2のモータ温度に基づいて第2のモータの動作を制御することができる。このため、電動車は、第2のモータ温度を推定するために、第2のモータに対して設けられた温度センサを備えていなくてもよい。従って、電動車を構成する部品を低減化することができる。
【0008】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記相対関係を示す情報は、前記第1のモータの要求駆動力に対する前記第2のモータの要求駆動力の割合を示す情報であってもよい。
【0009】
要求駆動力とモータ温度との間には相関関係がある。従って、第1のモータの温度を、第1のモータの要求駆動力に対する第2のモータの要求駆動力の割合を示す情報に基づいて補正することで、第2のモータ温度を適切に推定することができる。
【0010】
第3の態様では、前記第1の態様又は第2の態様において、前記相対関係を示す情報は、前記第1のモータの回転数に対する前記第2のモータの回転数の割合を示す情報であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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