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公開番号
2024104193
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-02
出願番号
2023008298
出願日
2023-01-23
発明の名称
折目付装置、及び該折目付装置を用いた折り目形成方法
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B31F
1/36 20060101AFI20240726BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約
【課題】空間充填構造体の格子形状が正多角形に近い、異方性の小さな空間充填構造体の作製を可能にする折目付装置、及び該折目付装置を用いた折り目形成法を提供する。
【解決手段】本発明の折目付装置は、互いに噛み合う2つの歯車及び/又は歯付きベルト間に紙材を配置し、上記紙材に折り目を形成する。
そして、上記2つの歯車及び/又は歯付きベルトは、その歯面及び歯底の少なくとも一方に、その歯幅方向に延びる液体付与部を有することとしたため、紙材のスプリングバックを抑えることができ、格子形状が正多角形に近い、異方性の小さな空間充填構造体を可能にする折目付装置、及び該折目付装置を用いた折り目形成法を提供することができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに噛み合う2つの歯車及び/又は歯付きベルト間に紙材を配置し、上記紙材に折り目を形成する折目付装置であって、
上記2つの歯車及び/又は歯付きベルトは、その歯面及び歯底の少なくとも一方に、その歯幅方向に延びる液体付与部を有することを特徴とする折目付装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
上記液体付与部は、上記2つの歯車及び/又は歯付きベルトが噛み合うことで上記紙材に液体を付与することを特徴とする請求項1に記載の折目付装置。
【請求項3】
上記液体付与部が、繊維材で形成されていることを特徴とする請求項2に記載の折目付装置。
【請求項4】
上記液体付与部が、筒状の弾性材で形成され、
前記筒状の弾性材は、切れ目又は小孔を有することを特徴とする請求項2に記載の折目付装置。
【請求項5】
上記歯車及び/又は歯付きベルトの歯の少なくとも一つは、加熱部を有していることを特徴とする請求項1に記載の折目付装置。
【請求項6】
上記2つの歯車及び/又は歯付きベルトは、歯先及び歯面の少なくとも一方に、歯車の厚み方向に延びる凸部を有することを特徴とする請求項1に記載の折目付装置。
【請求項7】
互いに噛み合う2つの歯車及び/又は歯付きベルトで紙材を挟み、上記紙材に折り目を形成する方法であって、
上記紙材に液体を付与するとともに、上記紙材に折り目を形成することを特徴とする紙材に折り目を形成する方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、折目付装置、及び該折目付装置を用いた折目付け方法係り、更に詳細には、紙材を用いてハニカム構造などの格子構造を有する空間充填構造体を作製する際に、紙に折り目を形成する折目付装置、及び該折目付装置を用いた折り目形成方法に関する。
続きを表示(約 990 文字)
【背景技術】
【0002】
ハニカムコアなどの立体図形を隙間なく並べた空間充填構造体は、軽量かつ高強度であるので構造材料として幅広く利用されている。
【0003】
上記空間充填構造体は、紙材に接着剤を条線状に塗布し、積層、圧着して積層体とし、該積層体を所望の幅に切断し、積層方向に展張することで作製できる。
【0004】
このとき、紙材に接着剤を条線状に塗布するのみでは、紙材のスプリングバックによって展張後の格子形状が、展張方向と該展張方向と直交する方向との長さとが異なった、異方性が大きな形状になってしまう。
【0005】
特許文献1には、互いに噛み合う2つの歯車で紙材を挟むこと紙材に折り目を形成する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2001-518407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載の方法によれば、歯車の歯型が紙材に転写され、折り目を形成することができる。
しかしながら、紙材のスプリングバックを充分抑えることができず、等方的な空間充填構造体を作製することはできない。
【0008】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、空間充填構造体の格子形状が正多角形に近い、異方性の小さな空間充填構造体の作製を可能にする折目付装置、及び該折目付装置を用いた折り目形成法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、紙材を濡らして折り目を形成することにより、折り目の形状凍結性が向上し、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
即ち、本発明の折目付装置は、互いに噛み合う2つの歯車及び/又は歯付きベルト間に紙材を挟み、上記紙材に折り目を形成する。
そして、上記2つの歯車及び/又は歯付きベルトは、その歯面及び歯底の少なくとも一方に、その歯幅方向に延びる液体付与部を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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