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公開番号2025016038
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119044
出願日2023-07-21
発明の名称データアクセスのためのシステム及び方法
出願人17LIVE株式会社
代理人個人
主分類H04N 21/437 20110101AFI20250124BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ライブストリーミングのネットワーク遅延を多次元的に低減するデータアクセスのためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】方法は、ユーザ端末のユーザから要求を取得する工程と、当該要求のタイプと、当該ユーザの要求許容度データを取得する工程と、当該要求のタイプと当該ユーザの当該要求許容度データに基づき、当該要求に対応するバックエンドサーバに当該要求を送信するための遅延時間を決定する工程と、を含む。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ端末により実行されるデータアクセスの方法であって、
ユーザ端末のユーザから要求を取得する工程と、
前記要求に対応するバックエンドサーバのステータスデータを取得する工程と、
前記ステータスデータに基づき、前記要求に対応する前記バックエンドサーバに前記要求を送信する工程と、
前記バックエンドサーバから前記要求の応答を取得する工程と、
前記応答にエラーがあると判断する工程と、
前記ステータスデータに基づき、前記要求を前記バックエンドサーバに送信する再試行のための遅延時間を決定する工程と、
を含むことを特徴とする、データアクセスの方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
さらに、前記ステータスデータに基づき、前記要求を前記バックエンドサーバに送信する再試行回数の合計数を決定する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載のデータアクセスの方法。
【請求項3】
前記遅延時間が、前記ステータスデータと前記再試行の再試行数に基づいて決定される、ことを特徴とする、請求項1に記載のデータアクセスの方法。
【請求項4】
さらに、
前記遅延時間が、前記ステータスデータの更新期間よりも長いと判断する工程と、
更新されたステータスデータを取得する工程と、
前記更新されたステータスデータに基づき、前記再試行の前記遅延時間を更新する工程と、
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のデータアクセスの方法。
【請求項5】
さらに、
前記ユーザのステータスを取得する工程と、
前記要求のタイプを取得する工程と、
を含み、前記遅延時間が、前記ステータスデータ、前記ユーザの前記ステータス、及び前記要求のタイプに基づいて決定される、ことを特徴とする、請求項1に記載のデータアクセスの方法。
【請求項6】
さらに、
前記ユーザの許容度データを取得する工程と、
前記要求のタイプを取得する工程と、
を含み、前記遅延時間が、さらに前記ユーザの前記許容度データと前記要求の前記タイプに基づいて決定される、ことを特徴とする、請求項1に記載のデータアクセスの方法。
【請求項7】
さらに、
前記ユーザの前記許容度データに基づき、前記要求のタイプに関して前記ユーザの許容度が低いと判断された場合に、前記遅延時間を短くするように決定する工程と、
前記ユーザの前記許容度データに基づき、前記要求のタイプに関して前記ユーザの許容度が高いと判断された場合に、前記遅延時間を長くするように決定する工程と、
を含むことを特徴とする、請求項6に記載のデータアクセスの方法。
【請求項8】
前記要求が、ライブストリーミングチャットルームにおける前記ユーザの操作に関連付けられ、前記許容度データが、異なる要求のタイプに対する当該ユーザの異なる許容度レベルの依存性を示す、ことを特徴とする、請求項7に記載のデータアクセスの方法。
【請求項9】
ユーザ端末により実行されるデータアクセスの方法であって、
ユーザ端末のユーザから要求を取得する工程と、
前記要求のタイプを取得する工程と、
前記ユーザの要求許容度データを取得する工程と、
前記要求のタイプ及び前記ユーザの前記要求許容度データに基づいて、前記要求に対応するバックエンドサーバに前記要求を送信するための遅延時間を決定する工程と、
を含むことを特徴とする、データアクセスの方法。
【請求項10】
さらに、
前記ユーザのステータスを取得する工程と、
を含み、前記遅延時間が、前記ユーザの前記ステータス、前記要求のタイプ、及び前記ユーザの前記要求許容度データに基づき決定される、ことを特徴とする、請求項9に記載のデータアクセスの方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、データアクセスに関するものであり、特にサーバによるデータアクセスに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
ライブストリーミングサービスに代表されるように、インターネット上におけるリアルタイムの交流が私たちの日常生活に浸透している。さまざまなプラットフォームやプロバイダーがライブストリーミングサービスを提供しており、競争も激しい。プラットフォームにとって、ユーザが望むサービスを提供することが重要である。
【0003】
中国特許出願公開第CN114268631A号は、ネットワーク遅延の多次元的な低減を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
中国特許出願公開第114268631号明細書
【発明の概要】
【0005】
本発明の一実施態様による方法は、1以上のコンピュータによって実行されるデータアクセスのための方法であって、ユーザ端末のユーザから要求を取得する工程と、当該要求に対応するバックエンドサーバのステータスデータを取得する工程と、当該ステータスデータに基づき、当該要求に対応する当該バックエンドサーバに当該要求を送信する工程と、当該バックエンドサーバから当該要求の応答を取得する工程と、当該応答にエラーがあると判断する工程と、当該ステータスデータに基づき、当該バックエンドサーバに対する当該要求送信の再試行の遅延時間を決定する工程と、を含む。
【0006】
本発明の一実施態様による方法は、1以上のコンピュータによって実行されるデータアクセスのための方法であって、ユーザ端末のユーザから要求を取得する工程と、当該要求のタイプと、当該ユーザの要求許容度データを取得する工程と、当該要求のタイプと当該ユーザの当該要求許容度データに基づき、当該要求に対応するバックエンドサーバに当該要求を送信するための遅延時間を決定する工程と、を含む。
【0007】
本発明の一実施形態によるシステムは、1以上のプロセッサを含むデータアクセスのためのシステムであって、当該1以上のコンピュータプロセッサが、機械可読命令を実行して、ユーザ端末のユーザから要求を取得する工程と、当該要求に対応するバックエンドサーバのステータスデータを取得する工程と、当該ステータスデータに基づき、当該要求に対応する当該バックエンドサーバに当該要求を送信する工程と、当該バックエンドサーバから当該要求の応答を取得する工程と、当該応答にエラーがあると判断する工程と、当該ステータスデータに基づき、当該バックエンドサーバに対する当該要求送信の再試行の遅延時間を決定する工程と、を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一部の実施態様に基づくライブストリーミングシステム1の構成を示す概略図である。
本発明の一部の実施態様に基づく、図1のユーザ端末30の機能と構成を示すブロック図である。
本発明の一部の実施態様に基づく、図1のサーバの機能と構成を示すブロック図である。
図3のストリームDB310の例示的データ構造を示す表である。
図3のユーザDB312の例示的データ構造を示す表である。
図3の贈り物DB314の例示的データ構造を示す表である。
本発明の一部の実施態様に基づく、サーバ10及びユーザ端末30の機能と構成を示すブロック図である。
要求DB250の例示的データ構造を示す表である。
ユーザ許容度DB252の例示的データ構造を示す表である。
再試行DB254の例示的データ構造を示す表である。
ステータスDB320の例示的データ構造を示す表である。
本発明の一部の実施態様に基づく方法を示す例示的なフローチャートである。
本発明の一部の実施態様に基づく方法を示す例示的なフローチャートである。
本発明の一部の実施態様に基づくユーザ許容度データ生成の例である。
エンドポイントステータスデータと再試行数に基づく、送信再試行タイミングの決定の例である。
本発明の一部の実施態様に基づく例示的な時系列図である。
本発明の一部の実施態様に基づく例示的な時系列図である。
本発明の一部の実施態様に基づく例示的なデータアクセスフローである。
本発明の一部の実施態様に基づく情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、各図面に示す同一または類似の構成要素、部材、手順または信号には、すべての図面において同様の符号を付し、それによって重複する説明は適宜省略される。また、各図面の説明において重要でない一部部材は省略される。
【0010】
インターネットを介したデータアクセスには、通常、ユーザが使用するユーザ端末(スマートフォン、タブレット、コンピュータなど)、当該ユーザ端末上で動作するアプリケーション(またはライストリーミングアプリケーションソフトウェアなどのアプリケーションソフトウェア)、および当該ユーザ端末と通信する当該アプリケーションのサーバ(またはアプリケーションサーバ)などが関与する。
(【0011】以降は省略されています)

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