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公開番号2024167424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-03
出願番号2024157449,2022184145
出願日2024-09-11,2017-01-19
発明の名称ポーチまたは容器を製造するためのシステムおよび方法
出願人エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類B31B 70/64 20170101AFI20241126BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約【課題】容器またはポーチを製造をするためのシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】システムおよび方法は、切断をするステップと、シールをするステップとの間において、容器またはポーチテンプレートを、移動をする方向に対して90度だけ回転させるステップを、別個のステップとして用いることによって、前記切断をするステップと、前記シールをするステップとを、2つの別々のステップに分離することを特徴とする、容器またはポーチの製造をするためのシステムおよび方法である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
容器を製造するためのシステムであって、
熱可塑性材料の折り畳まれたウェブを複数の容器テンプレートに切断するように構成されたカッターであって、前記容器テンプレートの各々は、対向する第1の上端部および第2の上端部、対向する第1の下端部および第2の下端部、対向する第1の側面および第2の側面を有するように形成するカッターと、
カッターの下流にあり、
ハブと、
前記ハブの周りに配置され、前記ハブから下方に延びる回転可能なシャフトであって、前記シャフトを通って延びる第1の軸で回転可能に前記ハブと係合し、遠位端を有する回転可能なシャフトを有する回転子アセンブリと、
前記遠位端に接続されたバッグ接触面とを有するターナーと、を有し
前記ターナーは、
前記バッグ接触面を介して各容器テンプレートの上部外側に係合し、
前記バッグ接触面を介して前記各容器テンプレートを垂直に持ち上げ、
前記回転可能なシャフトを介して前記各コンテナテンプレートを前記第1 軸で水平に回転させ、
前記ハブを介して前記各容器テンプレートを水平方向にし、
前記バッグ接触面を介して第2の移動方向に沿って前記各容器テンプレートを垂直に配置し、
前記ターナーの下流にあるシーラーは、前記第2の移動方向と沿ったシール方向に前記第1の側面および前記第2の側面をシールし、
屋根板(Shingle)は、複数の容器テンプレートの所定のサブセットを束にする、容器を製造するためのシステム。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
シームが前記対向する第1の下端部および第2の下端部の接合部によって画定され、前記各容器テンプレートが、前記シームの反対側に画定されたインタフェース式ジッパープロファイルを有する、請求項1に記載の容器を製造するためのシステム。
【請求項3】
前記インターフェースジッパープロファイルが、前記対向する第1の上端部および第2の上端部に隣接して熱可塑性材料の折り畳まれたウェブに固定的に結合される、請求項2に記載の容器を製造するためのシステム。
【請求項4】
前記熱可塑性材料の折り畳まれたウェブが、前記折り畳まれたウェブの第1の移動方向を横切る方向に切断されることで前記複数の容器テンプレートとする、請求項1に容器を製造するためのシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、2016年1月19日に出願された米国仮出願第62/280,496号の優先権の利益を主張し、その内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,300 文字)【0002】
本開示は、一般に、ポーチまたは容器を製造するためのシステムおよび方法に関し、より詳細にはバッグを作製することに関し、さらに詳細にはジッパー式バッグを製造することに関する。
【背景技術】
【0003】
従来のポーチまたは容器形成システムは、それらのシステムを通って長手方向に移動する入力として、熱可塑性材料の折り畳まれたウェブ、または吹込成形、キャスト、単層、もしくは共押出フィルムで形成されたウェブに頼っている。ウェブは、移動方向に対して垂直に切断され、別々のポーチまたは容器を規定し、さらに、隣り合うポーチまたは容器の側面を規定する。同時に、または切断の直後に、システムは、ポーチまたは容器の縁部に沿ってサイドシールを形成する。あるいは、他のシステムは、あごの間に配置されたブレードを使用してフィルムまたはウェブを別々のポーチまたは容器に分離する前に、加熱されたあごのセットの間でウェブをまずシールする。
【0004】
このような従来のシステムは、回転ドラムおよびトラックアセンブリを有するコンビネーションカット・シール装置を利用することができ、トラックアセンブリは、トラックアセンブリの周りを移動し、ドラムとトラックとの間で熱可塑性フィルムのウェブを固定するように設計されたクランプ装置を含んでもよい。あるいは、フィルムをドラムに固定するために、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ベルトが使用されてもよい。いずれの場合でも、フィルムはドラムに対して所定の位置に保持され、ドラムが回転すると、電気加熱された熱線またはホットナイフが、ドラムから外側に延び、移動方向に垂直な方向にフィルムを切断し、移動方向に対して垂直であるポーチまたは容器の側面をシールして形成するためにシールバー間の隙間に移動する。ワイヤは、折り畳まれたフィルム層の側部を溶融させるか、または、ワイヤによって接触される領域で層が互いに溶着する程度に層を可塑化するのに十分な熱を発生させてもよい。
【0005】
加熱及びシールは、シールバーが各側面を適切にシールするために、ポーチまたは容器の側面と接触する所定の滞留時間を必要とすることがある。滞留時間、生産速度、および物理的システム構成要素の寸法はすべて、切断およびシールされる材料によって異なってもよい。従来のシステムは、回転ドラムを収容するために複数階建ての設備が必要となり、非常に高速であることが必要な場合には大幅な設備投資が必要となる。さらに、滞留時間が長くなるとシールはより強くなるが、1分当たりのポーチまたは容器の数が少なくなるので、生産速度およびサイドシールの強度はこれらのシステムに反比例する。
【0006】
ポーチおよび容器形成システムの領域外では、存在する他の製造システムは、製造プロセス中に1つまたは複数の構成要素を回転させて、これらの構成要素を他の構成要素と整列させることに頼っている。これらのシステムの多くは、おむつまたは女性用衛生製品の組立に関連し、不浸透性層の処理および付着のために吸収層を回転させることに関する。これらのシステムは、複数の層の正確な相対的な位置決めが要求されるように、最終的に互いに接合される複数の層を含む構成要素の回転には関係しない。
【0007】
したがって、既存のバッグ形成システムに関連する、または特にそれに関連する1つまたは複数の問題を緩和する熱可塑性ポーチまたは容器を形成するためのシステムおよび方法が必要とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
英国特許出願公開第1064612号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、ポーチまたは容器のテンプレートを、切断とシールとの間の移動方向に対して回転させる別個のステップを用いて、切断およびシールを2つの別個の工程に分離するポーチまたは容器を製造するためのシステムおよび方法を提供することによって、前述の欠点のいくつかを克服する。一態様では、例えば長方形の容器またはバッグを形成するために、テンプレートを90度回転させてもよい。別の態様では、平行四辺形、台形、または他の非長方形形状を有する容器またはバッグを形成するために、90度以外の量、すなわち鋭角または鈍角の角度量だけテンプレートを回転させてもよい。
【0010】
一態様によれば、容器を製造するシステムは、折り畳まれたウェブの第1の移動方向と交差する方向に熱可塑性材料の折り畳まれたウェブを複数の容器テンプレートに切断するカッターを含み、各容器テンプレートは、第1の対向壁と第2の対向壁とを有する。シームは、第1の対向壁と第2の対向壁との接合部によって規定され、第1および第2の壁の対向する第1および第2の上端部は、それぞれ、シームに対向して規定される。さらに、各容器は、シームと対向する第1および第2の上端部との間に規定された第1の側部および第2の側部を含む。ターナーは、各容器テンプレートを回転させて、第1の側部および第2の側部を第2の移動方向に沿って向ける。システムはまた、第1の側部および第2の側部の一方または両方をシールするシーラーを含む。さらに、システムは、切断された後であるが、シーラーの適用前に、第1および第2の対向壁を互いに安定させるために静電的または小さなスポット溶接を使用するか、または接着剤または他の接着剤を使用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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