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公開番号
2024145279
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023057563
出願日
2023-03-31
発明の名称
複数の印刷装置を用いた印刷物の製造方法
出願人
当矢印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B31D
5/00 20170101AFI20241004BHJP(紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料からなる物品の製造;紙,板紙または紙と同様の方法で加工される材料の加工)
要約
【課題】短時間で印刷物を製造できる、複数の印刷装置を用いた印刷物の製造方法を提供する。
【解決手段】印刷物の製造方法は、第一シート2Aが給紙される第一印刷装置2、第二シート3Aが給紙される第二印刷装置2及び印刷物加工装置10,20を用いて印刷物を製造する。この印刷物の製造方法は、第一印刷装置2によって第一シート2Aに印刷を施し、第二印刷装置3によって第二シート3Aに印刷を施す印刷工程と、印刷工程後、印刷物加工装置10,20において、第一印刷装置1から移送された第一シート2Aと第二印刷装置3から移送された第二シート3Aとを貼り合わせる貼合せ工程と、貼合せ工程後、印刷物加工装置10,20において、所定の形状に切断する裁断工程とを含み、印刷工程、貼合せ工程、裁断工程を一連のラインで行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第一シートが給紙される第一印刷装置、第二シートが給紙される第二印刷装置及び印刷物加工装置を用いて印刷物を製造する印刷物の製造方法であって、
前記第一印刷装置によって前記第一シートに印刷を施し、前記第二印刷装置によって前記第二シートに印刷を施す印刷工程と、
前記印刷工程後、前記印刷物加工装置において、前記第一印刷装置から移送された前記第一シートと前記第二印刷装置から移送された前記第二シートとを貼り合わせる貼合せ工程と、
前記貼合せ工程後、前記印刷物加工装置において、所定の形状に切断する裁断工程と、を含み、
前記印刷工程、前記貼合せ工程、前記裁断工程を一連のラインで行う、
ことを特徴とする印刷物の製造方法。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記印刷物加工装置が、前記第一印刷装置と前記第二印刷装置との間に配置され、
前記貼合せ工程において、前記第一印刷装置から直接移送された前記第一シートと前記第二印刷装置から直接移送された前記第二シートとを貼り合わせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷物の製造方法。
【請求項3】
前記印刷物加工装置が、折り加工機構、型抜き加工機構、ミシン目加工機構、綴じ加工機構を備える、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷物の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の印刷装置を用いた印刷物の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷物は、情報を伝えることに加え、印刷物の構造を工夫することにより、視覚的に楽しめたり、使用が便利になったりする付加価値を提供することができる。例えば、新聞や雑誌などに折り込み用チラシとした広告印刷物、二つ折りされた下側シートを開いたときに起立片が立ち上がるシート状印刷物、シールブックや広告に使用されるシール付印刷物等の多種多様な印刷物が知られており、これらを製造するための製造方法も開示されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載の印刷物の製造方法は、二つ折りされたシートを開いたときに、シート内側から起立片が立ち上がるシート状印刷物を製造する方法である。この印刷物の製造方法は、印刷が施された印刷領域と印刷が施されていないブランク領域とをシート材の延在方向に交互に形成する工程と、印刷領域に接着領域を有する接着層を形成する工程と、シート材を幅方向に折り畳むことによって、接着層を介して、上層シートになる領域と下層シートになる領域とを貼り合せる工程と、印刷領域とブランク領域との境界を断裁する工程とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-25682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の印刷物の製造方法は、1つのロール紙(シート材)を使用し、シート材を幅方向に折り畳むことにより上層シートと下層シートを形成させ、上層シートと下層シートを貼り合わせる。このように製造された印刷物の幅方向のサイズは、最大でロール紙の幅方向のサイズの半分となる。そのため、所望の幅方向のサイズの印刷物を製造する場合、そのサイズの2倍以上のサイズを有するシート材を準備する必要がある。そうすると、印刷物の加工装置のスペックによって、製造する印刷物の幅方向のサイズが制限される。
【0006】
印刷が施されたロール紙を2つ使用して、各ロール紙を重ね合わせて印刷物を製造することもできるが、この場合、印刷後のロール紙を加工装置にセットした後、加工を実施しなければいけない。そのため、ロール紙を加工装置にセットする手間が生じると共に、目的の印刷物を製造するために時間を要していた。
【0007】
そこで、本発明は、短時間で印刷物を製造できる、複数の印刷装置を用いた印刷物の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る印刷物の製造方法は、第一シートが給紙される第一印刷装置、第二シートが給紙される第二印刷装置及び印刷物加工装置を用いて印刷物を製造する。この印刷物の製造方法は、第一印刷装置によって第一シートに印刷を施し、第二印刷装置によって第二シートに印刷を施す印刷工程と、印刷工程後、印刷物加工装置において、第一印刷装置から移送された第一シートと第二印刷装置から移送された第二シートとを貼り合わせる貼合せ工程と、貼合せ工程後、印刷物加工装置において、所定の形状に切断する裁断工程と、を含み、印刷工程、貼合せ工程、裁断工程を一連のラインで行うことを特徴とする。
【0009】
本発明に係る印刷物の製造方法は、印刷物加工装置が、第一印刷装置と第二印刷装置との間に配置され、貼合せ工程において、第一印刷装置から直接移送された第一シートと前記第二印刷装置から直接移送された第二シートとを貼り合わせることを特徴とする。
【0010】
本発明に係る印刷物の製造方法は、印刷物加工装置が、折り加工機構、型抜き加工機構、ミシン目加工機構、綴じ加工機構を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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