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公開番号2025108633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2025068399,2023068772
出願日2025-04-17,2016-12-19
発明の名称送信装置および受信装置
出願人パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ,Panasonic Intellectual Property Corporation of America
代理人個人,個人,個人
主分類H04J 99/00 20090101AFI20250715BHJP(電気通信技術)
要約【課題】現行のサービスと組み合わせて実施することで、伝送容量を増大させることのできる方式を提供する。
【解決手段】本開示の一局面である送信装置は、ビットインターリーブを行うことにより第1のデータ系列の第1のビット列および第2のデータ系列の第2のビット列をそれぞれ生成するビットインターリーブ部5231および3231と、第1のビット列をマッピングすることにより第1の変調シンボル列を生成するマッピング部5241と、第2のビット列をマッピングすることにより第2の変調シンボル列を生成するマッピング部3241と、第1の変調シンボル列と第2の変調シンボル列とを重畳することにより多重信号を生成する加算部3261と、多重の方式を示す制御情報から制御信号を生成するTMCC/AC信号生成部5091とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の階層の第1のデータ系列と第2の階層の第2のデータ系列とを含む複数のデータ系列を、重畳符号化によって多重して送信する送信装置であって、
前記第1のデータ系列に対してビットインターリーブを行うことにより前記第1のデータ系列の第1のビット列を生成する第1のビットインターリーブ部と、
前記第2のデータ系列に対してビットインターリーブを行うことにより前記第2のデータ系列の第2のビット列を生成する第2のビットインターリーブ部と、
前記第1のデータ系列の前記第1のビット列をマッピングすることにより前記第1のデータ系列の第1の変調シンボル列を生成する第1のマッピング部と、
前記第2のデータ系列の前記第2のビット列をマッピングすることにより前記第2のデータ系列の第2の変調シンボル列を生成する第2のマッピング部と、
前記第1の変調シンボル列と、前記第2の変調シンボル列とを所定の振幅比率で重畳することにより多重信号を生成する重畳部と、
前記多重の方式を示す制御情報から制御信号を生成する制御信号生成部と、
前記多重信号及び前記制御信号を送信する送信部と、を備え、
前記制御信号は他の信号と重畳されることなく前記送信部によって送信され、
前記制御情報は、前記多重信号に前記第2のデータ系列が多重されていることを示す情報を含み、
前記情報は、所定のビット配列のうち、第1の通信規格で使用されず、且つ、前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格で使用されるビット位置に設定されたフラグによって示されている、
送信装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
第1の階層の第1のデータ系列から生成された第1の変調シンボル列と第2の階層の第2のデータ系列から生成された第2の変調シンボル列とが重畳符号化によって多重された多重信号と、前記多重の方式を示す制御情報から生成した制御信号とを含む送信信号を受信する受信装置であって、
前記送信信号を受信して受信信号を取得する受信部と、
前記制御信号に対応する前記受信信号を復調して、前記制御情報を取得する制御情報取得部と、
前記制御情報に基づいて、前記多重信号に対応する前記受信信号を復調して第1のデータ系列を取得する第1の復調部と、
前記第1の復調部の出力から、ビット列を生成するマッピング部と、
前記ビット列に対してビットインターリーブを行うことにより前記第1の変調シンボル列を生成するビットインターリーブ部と、
前記多重信号に対応する受信信号を所定の時間遅延させる遅延部と、
前記遅延部で遅延させられた前記多重信号に対応する受信信号から前記第1の変調シンボル列の成分を減算する減算部と、
前記制御情報に基づいて、前記第1の変調シンボル列の成分が減算された前記多重信号に対応する受信信号を復調して第2のデータ系列を取得する第2の復調部と、を備え、
前記送信信号に含まれる前記制御信号は他の信号と重畳されておらず、
前記制御情報は、前記多重信号に前記第2のデータ系列が多重されていることを示す情報を含み、
前記情報は、所定のビット配列のうち、第1の通信規格で使用されず、且つ、前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格で使用されるビット位置に設定されたフラグによって示されている、
受信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線伝送技術に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
日本の地上テレビ放送は2011年7月にアナログ放送が終了し、完全にデジタル放送に移行された。日本の地上テレビ放送では、伝送規格としてISDB―T(ISDB-Terrestrial)方式を用いてHDTVサービスが行われている。ISDB―T方式はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式を採用している(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
ARIB標準規格ARIB STD-B31 2.2版 (2014年3月):地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式
“地上デジタルTV放送におけるLDM方式の適用に関する一考察”,映情学技報,Vol.40,No.35,pp.1-4,(Oct.2016)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、無線伝送では大容量化が求められている。そこで、本開示は無線伝送において、現行のサービスと組み合わせて実施した場合に、他の周波数帯域を利用することなく、現行のサービスと比較して伝送容量を増大させることが可能な送信装置、受信装置、送信方法、受信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本開示の一局面に係る送信装置は、第1の階層の第1のデータ系列と第2の階層の第2のデータ系列とを含む複数のデータ系列を、重畳符号化によって多重して送信する送信装置であって、前記第1のデータ系列に対してビットインターリーブを行うことにより前記第1のデータ系列の第1のビット列を生成する第1のビットインターリーブ部と、前記第2のデータ系列に対してビットインターリーブを行うことにより前記第2のデータ系列の第2のビット列を生成する第2のビットインターリーブ部と、前記第1のデータ系列の前記第1のビット列をマッピングすることにより前記第1のデータ系列の第1の変調シンボル列を生成する第1のマッピング部と、前記第2のデータ系列の前記第2のビット列をマッピングすることにより前記第2のデータ系列の第2の変調シンボル列を生成する第2のマッピング部と、前記第1の変調シンボル列と、前記第2の変調シンボル列とを所定の振幅比率で重畳することにより多重信号を生成する重畳部と、前記多重の方式を示す制御情報から制御信号を生成する制御信号生成部と、前記多重信号及び前記制御信号を送信する送信部と、を備え、前記制御信号は他の信号と重畳されることなく前記送信部によって送信され、前記制御情報は、前記多重信号に前記第2のデータ系列が多重されていることを示す情報を含み、前記情報は、所定のビット配列のうち、第1の通信規格で使用されず、且つ、前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格で使用されるビット位置に設定されたフラグによって示されている。
【発明の効果】
【0006】
上記の送信装置によれば、無線伝送において、現行サービスと組み合わせて実施した場合に、他の周波数帯域を利用することなく、現行のサービスと比較して伝送容量を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における送信装置3000の構成を示す図である。
実施の形態1における階層処理部3041の構成を示す図である。
実施の形態1におけるTMCC信号の定義の一部を示す図である。
実施の形態1における既存のISDB―T受信装置3300の構成を示す図である。
実施の形態1における複数階層TS再生部3331の構成を示す図である。
実施の形態1におけるFEC復号化部3333の構成を示す図である。
実施の形態1における受信装置3500の構成を示す図である。
実施の形態1におけるFEC復号化部3533の構成を示す図である。
実施の形態2における送信装置3600の構成を示す図である。
実施の形態2における受信装置3800の構成を示す図である。
実施の形態3における送信装置4000の構成を示す図である。
実施の形態3における受信装置4600の構成を示す図である。
実施の形態4における送信装置4100の構成を示す図である。
実施の形態4における階層処理部4141の構成を示す図である。
実施の形態4におけるTMCC信号の定義の一部を示す図である。
実施の形態4における受信装置4700の構成を示す図である。
実施の形態5における送信装置4200の構成を示す図である。
実施の形態5におけるセグメント構成を示す図である。
実施の形態5における受信装置4800の構成を示す図である。
実施の形態6における送信装置4400の構成を示す図である。
実施の形態6における選択信号が“1”の場合のSP信号配置パターンを示す図である。
実施の形態6における受信装置4900の構成を示す図である。
ISDB―T方式における送信装置5000の構成を示す図である。
ISDB―T方式における階層処理部5041の構成を示す図である。
ISDB―T方式における周波数インターリーブ部5071の構成を示す図である。
ISDB-T方式のセグメント構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図23は、ISDB―T方式における送信装置5000の構成を示す図である。送信装置5000は、TS(Transport Stream)再多重部5011、RS(Reed-Solomon)符号化部5021、階層分割部5031、階層処理部5041-A~C、階層合成部5051、時間インターリーブ部5061、周波数インターリーブ部5071、パイロット信号生成部5081、TMCC(Transmission Multiplexing Configuration Control)/AC(Auxiliary Channel)信号生成部5091、フレーム構成部5101、OFDM信号生成部5111、D/A変換部5121、周波数変換部5131を備える。
【0009】
以下、送信装置5000の動作について説明する。図示しないMPEG-2多重部から出力された複数のTSは、データセグメント単位の信号処理に適したTSパケット配置とするためTS再多重部5011に入力される。TS再多重部5011は、FFT(Fast Fourier Transform)サンプルクロックの4倍のクロックにより、188バイト単位のバースト信号形式かつ単一のTSに変換する。RS符号化部5021はRS符号化を行い、188バイトの情報に対して16バイトのパリティを付加する。階層分割部5031は階層伝送を行う場合には、階層情報の指定に沿って最大3系統(A階層、B階層、C階層)の階層分割を行う。
【0010】
図24は、階層処理部5041の構成を示す図である。階層処理部5041は、エネルギー拡散部5201、バイトインターリーブ部5211、畳込符号化部5221、ビットインターリーブ部5231、マッピング部5241を備える。階層処理部5041は入力された階層のデータに対して、主として誤り訂正符号化、インターリーブ等のデジタルデータ処理、キャリア変調を行う。誤り訂正、インターリーブ長、キャリア変調方式はそれぞれの階層で独立に設定する。
(【0011】以降は省略されています)

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