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公開番号2024103542
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024083024,2022022570
出願日2024-05-22,2016-09-30
発明の名称シート
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60N 2/56 20060101AFI20240725BHJP(車両一般)
要約【課題】複数の部品からなるシートパッドを強固に一体化することができるシートを提供する。
【解決手段】シートは、通気路21を有するシートクッションパッド20と、通気路21に接続された送風装置とを備える。シートクッションパッド20は、パッド本体100と、パッド本体100の上面に重ねて配置されてパッド本体100との間に通気路21を形成するカバー部材200とを備える。カバー部材200は、パッド本体100の上面に重ねて配置された第1カバー部材210と、第1カバー部材210の上面に重ねて配置された第2カバー部材220とを備える。第1カバー部材210は、パッド本体100に固着されており、第2カバー部材220は、第1カバー部材210とパッド本体100の両方に固着されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
通気路を有するシートパッドと、前記通気路に接続された送風装置と、を備え、
前記シートパッドは、パッド本体と、前記パッド本体の着座者側の面に重ねて配置されて前記パッド本体との間に前記通気路を形成するカバー部材と、を備え、
前記カバー部材は、前記パッド本体の着座者側の面に重ねて配置された第1カバー部材と、前記第1カバー部材の着座者側の面に重ねて配置された第2カバー部材と、を備え、
前記パッド本体および前記第1カバー部材の一方には、着座者側から見て突出する形状の係合凸部が設けられており、
前記パッド本体および前記第1カバー部材の他方には、前記係合凸部が嵌る、着座者側から見て凹む形状の係合凹部が設けられており、
前記第1カバー部材は、前記パッド本体に固着されており、
前記第2カバー部材は、前記第1カバー部材と前記パッド本体の両方に固着されており、
前記第2カバー部材は、前記係合凸部と前記係合凹部との接続部分を覆うように配置され、前記接続部分を跨って前記第1カバー部材と前記パッド本体に固着されており、
前記第1カバー部材は、着座者側から着座者側とは反対側に向けて貫通した通気溝を有し、
前記通気溝は、着座者側から見て、左右に延びる第1部分と、前記第1部分の左右両端から前記第1部分が延びる方向とは異なる方向に延びる左右の第2部分とを有するU字状に形成された溝部を含み、
着座者側から見て、前記溝部の左右方向と直交する直交方向の大きさは、前記係合凹部の前記直交方向の大きさよりも大きく、
前記第2カバー部材は、着座者側から着座者側とは反対側に向けて貫通した複数のカバー通気孔を有し、
前記パッド本体は、着座者側から着座者側とは反対側に向けて貫通した本体通気孔を有し、
前記本体通気孔は、着座者側から見て、前記通気溝と重なる位置であって、かつ、前記カバー通気孔とは重ならない位置に設けられていることを特徴とするシート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通気路を有するシートパッドと、通気路に接続された送風装置とを備えるシートに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
通気路を有するシートパッドとして、例えば、特許文献1には、クッションパッド本体と、クッションパッド本体のシート表面側に接着固定されたスラブとで構成されたクッションパッドが開示されている。この技術では、スラブが、板状の表側スラブ層と、板状の裏側スラブ層とからなる2層構造であり、通気路が、クッションパッド本体に設けられた空気導入孔と、裏側スラブ層に設けられた溝状の配風通路と、表側スラブ層に設けられた孔状の複数の送風路とから構成されている。クッションパッドは、裏側スラブ層と表側スラブ層とを接着して2層構造のスラブとし、このスラブをクッションパッド本体のシート表面側に接着一体化することで得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-095342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、複数の部品からなるシートパッドでは、人が座ってスラブ層の中央部付近が凹むように変形すると、端部がクッションパッド本体から離れようとする。このとき、従来の構成では、スラブ層の端部がクッションパッド本体から剥がれてしまうおそれがあった。同様のことは、表側スラブ層と裏側スラブ層との間でも言うことができる。
【0005】
そこで、本発明は、複数の部品からなるシートパッドを強固に一体化することができるシートを提供することを目的とする。
また、本発明は、シートパッドを構成するパッド本体とカバー部材の位置を容易に決めることを目的とする。
また、本発明は、着座フィーリングを向上させることを目的とする。
また、本発明は、パッド本体とカバー部材の位置を精度良く決めることを目的とする。
また、本発明は、パッド本体とカバー部材の誤組を抑制することを目的とする。
また、本発明は、シートパッドを簡単な構成とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記した目的を達成するため、本発明のシートは、通気路を有するシートパッドと、前記通気路に接続された送風装置と、を備え、前記シートパッドは、パッド本体と、前記パッド本体の着座者側の面に重ねて配置されて前記パッド本体との間に前記通気路を形成するカバー部材と、を備え、前記カバー部材は、前記パッド本体の着座者側の面に重ねて配置された第1カバー部材と、前記第1カバー部材の着座者側の面に重ねて配置された第2カバー部材と、を備え、前記第1カバー部材は、前記パッド本体に固着されており、前記第2カバー部材は、前記第1カバー部材と前記パッド本体の両方に固着されていることを特徴とする。
【0007】
このような構成によれば、パッド本体、第1カバー部材および第2カバー部材が互いに固着されているので、複数の部品からなるシートパッドを強固に一体化することができる。
【0008】
前記したシートにおいて、前記第1カバー部材は、着座者側とは反対側の面が、前記パッド本体の着座者側の面に固着されており、前記第2カバー部材は、着座者側とは反対側の面が、前記第1カバー部材の着座者側の面と、前記パッド本体の着座者側の面の両方に固着されている構成とすることができる。
【0009】
これによれば、シートに着座者が座ったときなどに力がかかる面同士が互いに固着されることになるので、複数の部品からなるシートパッドを一層強固に一体化することができる。
【0010】
前記したシートにおいて、前記パッド本体および前記第1カバー部材の一方には、着座者側から見て突出する形状の第1係合凸部が設けられており、前記パッド本体および前記第1カバー部材の他方には、前記第1係合凸部が嵌る、着座者側から見て凹む形状の第1係合凹部が設けられている構成とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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