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公開番号2024103413
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007712
出願日2023-01-20
発明の名称安心感提供装置
出願人個人
代理人個人,個人
主分類A61H 23/02 20060101AFI20240725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】振動の周波数と強度の組合せにより、使用者に安心感やリラックス感を与える装置を提供する。
【解決手段】安心感提供装置100は、基体10の内部に、基板と振動子を具え、振動子によって、加速度に重量を乗じた強度に周波数をさらに乗じた値が1,000mN/S~10,000mN/Sである振動が基体10を通じて使用者に伝えられる。加速度に重量を乗じた強度に周波数をさらに乗じた値が1,000mN/S~10,000mN/Sである振動は、使用者が心地よいと感じ易いので、安心感提供装置100によれば、使用者に安心感やリラックス感を与えることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板と振動子を有する基体を具え、
前記基板は、重量と加速度を乗じて算出した強度に周波数をさらに乗じた値が1,000mN/S~10,000mN/Sとなる振動パターンが記録されている記憶手段を具え、
前記振動子は、前記振動パターンに基づく振動を継続的に発生させて前記基体を振動させるように構成されている、
安心感提供装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記基体が振動のON/OFFを切換えるための操作部をさらに具え、
前記記憶手段に複数の前記振動パターンが記録され、
前記操作部による振動のON/OFFの切換えによって、前記振動パターンが切換るように構成されている、
請求項1の安心感提供装置。
【請求項3】
前記記憶手段が、所定時間継続して振動した前記振動パターンを好適振動パターンとして記録し、
前記振動子が前記好適振動パターンに基づく振動を発生するように構成されている、
請求項2の安心感提供装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、振動を用いて、使用者に安心感やリラックス感を与える装置(以下、単に、「安心感提供装置」という。)に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、使用者に安心感やリラックス感を与える装置として、振動を活用したものが知られている。例として、振動によるマッサージ効果や、触覚を刺激するなどして安心感やリラックス感を与える装置が挙げられる。
【0003】
振動は周波数によってその速度や大きさが異なり、どの程度の速度や大きさの振動に安心感やリラックス感を得られるかは使用者によって異なる。そのため、使用者の好みに応じて周波数を調整して、安心感やリラックス感を提供する装置として、以下のようなものが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-066200号公報
特開2022-154573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のリラックス感誘導装置は、使用者が把持又は身に着けた状態で使用され、断続的又は連続的に強度が変化する振動信号を発生させ、振動信号の少なくとも一部の最大強度の繰り返しの周波数が、心電波形のPR間隔が大きくなる方向に変化する値の範囲とされている0.005~50Hzであるので、使用者にリラックス感を誘導させることができるとされている。
【0006】
特許文献2の振動装置は、人体に振動を与えるボイスコイルアクチュエータと、ボイスコイルアクチュエータを振動させるように、周波数帯域を有する波形を含む信号と制御装置を具えるので、身体を刺激する振動を継続的に与えられるとされている。
【0007】
ところで、振動は強度によって、生体が認知しない程度から痛みを感じる程度のものまである。また、周波数と同様に、どの程度の強度の振動に安心感やリラックス感を見出すかは使用者によって異なる。そこで、このような装置では、周波数と強度の組合せが使用者に安心感やリラックス感を与える上で重要な要素となり得る。
【0008】
また、振動によって触覚を刺激し、安心感やリラックス感を与える装置については、触覚が過敏な使用者に対しても有効となり得る。触覚が過敏な使用者の例としては、自閉スペクトラム症と診断された人々が挙げられる。触覚が過敏な使用者は、好みの振動から大きな安心感やリラックス感を得られる可能性がある。一方、好みの振動と周波数及び/又は強度の値が異なる振動からは、不快感を覚えやすいであろう。
【0009】
そこで、本発明は、振動の周波数と強度の組合せにより、使用者に安心感やリラックス感を与える装置を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、基板と振動子を有する基体を具え、
前記基板は、重量と加速度を乗じて算出した強度に周波数をさらに乗じた値が1,000mN/S~10,000mN/Sとなる振動パターンが記録されている記憶手段を具え、
前記振動子は、前記振動パターンに基づく振動を継続的に発生させて前記基体を振動させるように構成されている安心感提供装置によって、前記課題を解決した。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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