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公開番号
2024111853
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-20
出願番号
2023016504
出願日
2023-02-07
発明の名称
染毛剤組成物
出願人
株式会社ダリヤ
代理人
主分類
A61K
8/02 20060101AFI20240813BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 きめ細かい良質な泡状の染毛剤組成物を提供することができ、垂れ落ちることなく、トリートメント性に優れた染毛または脱色・脱染することができる染毛剤組成物を提供する。
【解決手段】
少なくとのアルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含む複数の剤から構成され、複数の剤の混合液をノンエアゾールタイプのフォーマー容器により泡状として毛髪に適用する染毛剤組成物であって、(A)両性界面活性剤 0.5質量%~6質量%、(B)アルキルグルコシド型界面活性剤 0.5質量%~15質量%、(C)アルキル硫酸塩 0.05質量%~2質量%、(D)高級アルコール 0.8質量%~2.5質量%、(E)カチオン性高分子を含有することを特徴とする染毛剤組成物を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとのアルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含む複数の剤から構成され、複数の剤の混合液をノンエアゾールタイプのフォーマー容器により泡状として毛髪に適用する染毛剤組成物であって、
(A)両性界面活性剤 0.5質量%~6質量%
(B)アルキルグルコシド型界面活性剤 0.5質量%~15質量%
(C)アルキル硫酸塩 0.05質量%~2質量%
(D)高級アルコール 0.8質量%~2.5質量%
(E)カチオン性高分子
を含有することを特徴とする染毛剤組成物。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記(A)両性界面活性剤、(B)アルキルグルコシド型界面活性剤および(E)カチオン性高分子が第1剤に含有され、前記(C)アルキル硫酸塩および(D)高級アルコールが第2剤に含有されることを特徴とする請求項1に記載の染毛剤組成物。
【請求項3】
前記(E)カチオン性高分子がポリエチレンイミンまたはその誘導体であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の染毛剤組成物。
【請求項4】
前記(E)カチオン性高分子の含有量が0.01質量%~2質量%を含有することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の染毛剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、染毛剤組成物に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に染毛剤組成物として、染毛剤、脱染剤、脱色剤、脱染・脱色剤などが知られており、2種類以上の剤を用時混合して調合される。染毛剤組成物は少なくとも2種類以上の剤としてアルカリ剤や用途に応じて酸化染料を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とがあり、用時混合して染毛剤組成物を調合し毛髪に塗布して用いられる。染毛剤組成物は含有するアルカリ剤および酸化剤によりメラニン色素を酸化分解し毛髪を明るくさせたり、酸化染料を毛髪中で発色させ毛髪内部に固定させることにより毛髪を染色する。
【0003】
しかし、染毛剤組成物は含有するアルカリ剤や酸化剤によって毛髪を損傷するため、毛髪に感触低下や質感低下が生じる場合がある。従来技術では、染毛後の毛髪の損傷を軽減するために、いわゆるシリコーン化合物を含有することにより毛髪の損傷を軽減する方法が提案されている。(特許文献1)
【0004】
また、染毛剤組成物は粉末状、液状、クリーム状、ジェリー状などの剤型で提供されており、複数の剤をアプリケーターやトレイなどに所定量排出して混合してから頭髪に塗布するものであったが、これら混合液を毛髪にムラなく塗布をすることが難しく、特に毛髪の根元部分や後頭部への塗布は、それなりのスキルと時間を要するものであった。これら問題を解決するために、ポンプ式フォーマー容器やスクイズ式フォーマー容器などのノンエアゾール容器を用いて、染毛剤組成物を泡状として用いることが提案されている。(特許文献2)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-121104号公報
特開2004-339216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、ノンエアゾールフォーマー容器の特性上、混合液の粘度は低く設定しなければならないことから、毛髪への塗布後、泡が崩壊してしまうと毛髪から混合液が垂れ落ちることがある。また、シリコーン化合物等のトリートメント性に優れる成分の含有を試みる場合、原料特性から消泡作用を生じる場合が多く良好な泡の形成を阻害する場合があり十分なトリートメント性を付与できないことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、少なくとのアルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含む複数の剤から構成され、複数の剤の混合液をノンエアゾールタイプのフォーマー容器により泡状として毛髪に適用する染毛剤組成物であって、
(A)両性界面活性剤 0.5質量%~6質量%
(B)アルキルグルコシド型界面活性剤 0.5質量%~15質量%
(C)アルキル硫酸塩 0.05質量%~2質量%
(D)高級アルコール 0.8質量%~2.5質量%
(E)カチオン性高分子
を含有することを特徴とする染毛剤組成物を提供することによって本発明を完成させるに至った。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、誰でも簡易にきめ細かい良質な泡状の染毛剤組成物を提供することができ、垂れ落ちることなく、トリートメント性に優れた染毛または脱色・脱染をすることができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明は、少なくとのアルカリ剤を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤を含む複数の剤から構成され、複数の剤の混合液をノンエアゾールタイプのフォーマー容器により泡状として毛髪に適用する染毛剤組成物であって、
(A)両性界面活性剤 0.5質量%~6質量%
(B)アルキルグルコシド型界面活性剤 0.5質量%~15質量%
(C)アルキル硫酸塩 0.05質量%~2質量%
(D)高級アルコール 0.8質量%~2.5質量%
(E)カチオン性高分子
を含有することを特徴とする染毛剤組成物を提供することである。
【0010】
本発明に用いる(A)両性界面活性剤は、特に限定されないが、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインなどのアルキルアミドベタイン型両性界面活性剤、アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン塩などのグリシン型両性界面活性剤、アルキルアミノプロピオン酸塩、アルキルイミノジプロピオン酸塩などのアミノプロピオン酸型両性界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルジヒドロキシエチルアミノ酢酸ベタインなどのアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤、アルキルヒドロキシスルホベタインなどのスルホベタイン型両性界面活性剤、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどのイミダゾリニウム型両性界面活性剤、N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-プロピルスルホン酸塩、N-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-(2-ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩、N-脂肪酸アミドプロピル-N,N-ジメチルアンモニウム-N-(2-ヒドロキシプロピル)スルホン酸塩などが挙げられる。これら(A)両性界面活性剤のうちアルキルアミドベタイン型両性界面活性剤から選択される両性界面活性剤が好ましい。これらの(A)両性界面活性剤は、少なくとも1または2種以上を含有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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