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公開番号
2024092362
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-08
出願番号
2022208243
出願日
2022-12-26
発明の名称
香料組成物
出願人
クラシエ株式会社
代理人
主分類
A61K
8/33 20060101AFI20240701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】
4級カチオン界面活性剤に起因する臭気をマスキングするとともに、良好なサクラ調の香り立ちを持続する香料組成物、および当該香料組成物を含有することを特徴とする毛髪化粧料を提供することを課題とする。
【解決手段】
下記(A1):(A2)の質量比が1:1~1:5であることを特徴とする香料組成物により上記課題を解決する。好ましくは、(A1)がベンズアルデヒド又はアニスアルデヒドから選ばれる少なくとも1種、又は/及び(A2)がエチレンブラシレート、アンブレットライド、ハバノライド、及びエグザルトリドの群から選ばれる少なくとも1種
である。
(A1)ベンズアルデヒド類又はベンズアルデヒド類似化合物から選ばれる少なくとも1種
(A2)大環状ムスク化合物から選ばれる少なくとも1種、
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記(A1):(A2)の質量比が1:1~1:5であることを特徴とする香料組成物。(A1)ベンズアルデヒド類又はベンズアルデヒド類似化合物から選ばれる少なくとも1種
(A2)大環状ムスク化合物から選ばれる少なくとも1種、
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
(A1)がベンズアルデヒド又はアニスアルデヒドから選ばれる少なくとも1種、
又は/及び
(A2)がエチレンブラシレート、アンブレットライド、ハバノライド、及びエグザルトリドの群から選ばれる少なくとも1種
である請求項1に記載の香料組成物。
【請求項3】
下記(A1)及び(A2)からなる(B)に起因する臭気マスキング剤。
(A1)ベンズアルデヒド類又はベンズアルデヒド類似化合物から選ばれる少なくとも1種
(A2)大環状ムスク化合物から選ばれる少なくとも1種、
(B)4級カチオン界面活性剤、
【請求項4】
(A1)がベンズアルデヒド又はアニスアルデヒドから選ばれる少なくとも1種
又は/及び
(A2)がエチレンブラシレート、アンブレットライド、ハバノライド、及びエグザルトリドの群から選ばれる少なくとも1種
である請求項3に記載の臭気マスキング剤。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の香料組成物を含有する毛髪化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、香料組成物に関する。更に詳しくは、特定の香料組成物の組み合わせにより良好なサクラ調の香気を呈することを可能とするサクラ調香料組成物、およびサクラ調香料組成物を配合することを特徴とする毛髪化粧料に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
香粧品の分野においては、製品を製造する際に好ましくない臭気を様々な香料を用いてマスキングすることは汎用の技術として、広く一般に適用されている(非特許文献1~2参照)。
【0003】
上記マスキングの技術は、シャンプーやボディソープなどの洗浄剤組成物の分野にも応用され、商品の原料臭低減や嗜好性向上において大きな役割を担っている。4級カチオン界面活性剤は毛髪コンディショニング組成物と種々の技術分野で使用されており(例えば、特許文献1参照)、毛髪のまとまり効果や指どおりを良くするため化粧料の基剤として多く使用されている。特に、毛髪コンディショニング組成物の成分として用いられている4級カチオン界面活性剤は特有の臭気を有することが知られている(特許文献2参照)。毛髪コンディショニング組成物として用いる際には香料を用いて該臭気をマスキングすることが必要となる。
【0004】
また近年のサクラ調の香調を有した製品が入浴剤をはじめシャンプー、ボディソープ、ボディクリームなど多岐にわたり提案されている。その中、特有の基剤臭をマスキングし、サクラ特有の香気でマスキングし、かつ良好な香り立ちを呈することを可能とする技術は研究途上であり、今後の技術開発が期待される分野であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-363040号公報
特開平7-277948号公報
【非特許文献】
【0006】
周知慣用技術集「香料」第I部香料一般、日本国特許庁、1999年1月29日発行、230-250頁
周知慣用技術集「香料」第III部香粧品用香料、日本国特許庁、2001年6月15日発行、532-535頁
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、4級カチオン界面活性剤に起因する臭気をマスキングするとともに、良好なサクラ調の香り立ちを持続する香料組成物、および当該香料組成物を含有することを特徴とする毛髪化粧料を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは上記問題点を鋭意研究した結果、
(A1)ベンズアルデヒド類又はベンズアルデヒド類似化合物と(A2)大環状ムスク化合物を組み合わせることで、4級カチオン界面活性剤に起因する臭気に対して優れたマスキング効果を有するとともに、良好なサクラ調の香り立ちとともに優れたサクラ調の残香
を呈することを見出し、本発明を完成した。
【0009】
すなわち本発明は以下のとおりである。
[1]
下記(A1):(A2)の質量比が1:1~1:5であることを特徴とする香料組成物である。
(A1)ベンズアルデヒド類又はベンズアルデヒド類似化合物から選ばれる少なくとも1種
(A2)大環状ムスク化合物から選ばれる少なくとも1種、
[2]
(A1)がベンズアルデヒド又はアニスアルデヒドから選ばれる少なくとも1種、
又は/及び
(A2)がエチレンブラシレート、アンブレットライド、ハバノライド、及びエグザルトリドの群から選ばれる少なくとも1種
である香料組成物である。
【0010】
[3]
下記(A1)及び(A2)からなる(B)に起因する臭気マスキング剤である。
(A1)ベンズアルデヒド類又はベンズアルデヒド類似化合物から選ばれる少なくとも1種
(A2)大環状ムスク化合物から選ばれる少なくとも1種、
(B)4級カチオン界面活性剤、
[4]
(A1)がベンズアルデヒド又はアニスアルデヒドから選ばれる少なくとも1種
又は/及び
(A2)がエチレンブラシレート、アンブレットライド、ハバノライド、及びエグザルトリドの群から選ばれる少なくとも1種
である(B)に起因する臭気マスキング剤である。
(【0011】以降は省略されています)
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