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公開番号2024103389
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007681
出願日2023-01-20
発明の名称電気車両
出願人東洋電機製造株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60L 9/30 20060101AFI20240725BHJP(車両一般)
要約【課題】電気鉄道車両において、大規模な蓄電システムを搭載することなく、非常時にモード切替を実施する。
【解決手段】電気車両1は、集電装置2と、集電装置2に接続された補助電源装置4により充電される1個以上の充電装置3と、主電動機9を駆動させる走行用変換器5と、集電装置2が電源と切り離されたときに、充電装置3と走行用変換器5の接続をオフからオンに切り替えるスイッチ61と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
集電装置と、
前記集電装置に接続された補助電源装置により充電される1個以上の充電装置と、
主電動機を駆動させる走行用変換器と、
前記集電装置が電源と切り離されたときに、前記充電装置と前記走行用変換器の接続をオフからオンに切り替えるスイッチと、
を備える電気車両。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記1個以上の充電装置の合計電圧は、前記電源の電圧に対して10%以上20%以下である、請求項1に記載の電気車両。
【請求項3】
前記集電装置と架線との接続状態を機械的に検出し、検出結果を示す信号を出力する集電検知装置を備える、請求項1又は2に記載の電気車両。
【請求項4】
前記スイッチは、前記集電装置が前記架線と切り離されたことを示す信号を前記集電検知装置が出力し、前記補助電源装置及び前記走行用変換器のキャパシタが放電完了し、前記補助電源装置及び前記走行用変換器に電流が流れていない場合に、前記充電装置と前記走行用変換器の接続をオフからオンに切り替える、請求項3に記載の電気車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力供給が断たれた場合に走行可能な電気車両に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
電気鉄道車両は、架空電車線や第三軌条等より電力供給を受け、走行することが一般的である。また、電力供給源たる架線や変電所にトラブル等が発生すると走行できなくなることが通常である。特に大規模災害時の橋梁など、危険かつ乗客を降ろすことができないポイントに車両が停止した際、車両を何らかの方法で小移動させて、比較的安全な箇所で乗客を降ろし、避難させる必要がある。
【0003】
そのために、主回路システムに接続する蓄電池及びその充放電システムを車両に搭載することが一般的である。特許文献1では、上記課題に対し、直流部に大型蓄電装置を設置することで解決を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5161816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、大型の大容量蓄電池を使用し、非常時に定格電圧をシステムに印加するという一般的な方式は、非常走行という目的に対して過大なシステムとなり、全編成に搭載するだけのコストが課題となる。
【0006】
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、大規模な蓄電システムを搭載することなく、非常時にモード切替を実施することが可能な電気車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係る電気車両システムは、集電装置と、前記集電装置に接続された補助電源装置により充電される1個以上の充電装置と、主電動機を駆動させる走行用変換器と、前記集電装置が電源と切り離されたときに、前記充電装置と前記走行用変換器の接続をオフからオンに切り替えるスイッチと、を備える。
【0008】
さらに、一実施形態において、前記1個以上の充電装置の合計電圧は、前記電源の電圧に対して10%以上20%以下であってもよい。
【0009】
さらに、一実施形態において、前記集電装置と架線との接続状態を機械的に検出し、検出結果を示す信号を出力する集電検知装置を備えてもよい。
【0010】
さらに、一実施形態において、前記スイッチは、前記集電装置が前記架線と切り離されたことを示す信号を前記集電検知装置が出力し、前記補助電源装置及び前記走行用変換器のキャパシタが放電完了し、前記補助電源装置及び前記走行用変換器に電流が流れていない場合に、前記充電装置と前記走行用変換器の接続をオフからオンに切り替えてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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