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公開番号2024103271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007519
出願日2023-01-20
発明の名称リレー装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類H01H 47/00 20060101AFI20240725BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】第1制御装置に異常が発生したときに、第1リレーをオフする。
【解決手段】電力が供給される第1電力ラインに取り付けられ、通電状態でオンし非通電状態でオフする第1リレーと、第1リレーを通電可能なリレー駆動回路と、リレーオフ指令を受信したときには第1リレーがオフするようにリレー駆動回路を制御する第1制御装置と、を有する第1制御ユニットと、を備えるリレー装置であって、第1制御ユニットに電力を供給する第2電力ラインに取り付けられた第2リレーと、第1リレーをオフするためのオフ条件が成立したときには、第1制御装置にリレーオフ指令を送信し、第1制御装置にリレーオフ指令を送信したにも拘わらず第1リレーがオフしていないときには、第2リレーをオフする第2制御装置と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電力が供給される第1電力ラインに取り付けられ、通電状態でオンし非通電状態でオフする第1リレーと、
前記第1リレーを通電可能なリレー駆動回路と、リレーオフ指令を受信したときには前記第1リレーがオフするように前記リレー駆動回路を制御する第1制御装置と、を有する第1制御ユニットと、
を備えるリレー装置であって、
前記第1制御ユニットに電力を供給する第2電力ラインに取り付けられた第2リレーと、
前記第1リレーをオフするためのオフ条件が成立したときには、前記第1制御装置に前記リレーオフ指令を送信し、前記第1制御装置に前記リレーオフ指令を送信したにも拘わらず前記第1リレーがオフしていないときには、前記第2リレーをオフする第2制御装置と、
を備えるリレー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リレー装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のリレー装置としては、バッテリからの電力が供給される電力ラインに取り付けられた第1リレー(システムメインリレー)と、リレーを制御する第1制御装置(ECU)と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、第1リレーをオフしなければならない状況になったときには、第1リレーに接続された高圧系使用機器において第1リレーのオフによる問題が発生しないような処理が終了するのを待って、第1リレーをオフにする。これにより、第1リレーのオフにより高圧系使用機器に問題が発生することを回避している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-217743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のリレー装置では、第1制御装置に異常が発生すると、第1リレーをオフすることができない場合がある。第1制御装置に異常が発生したときに第1リレーがオンのままだと何らかの不都合が発生することがあることから、第1制御装置に異常が発生したときには第1リレーをオフすることが望ましい。
【0005】
本発明のリレー装置は、第1制御装置に異常が発生したときに、第1リレーをオフすることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のリレー装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明のリレー装置は、電力が供給される第1電力ラインに取り付けられ、通電状態でオンし非通電状態でオフする第1リレーと、前記第1リレーを通電可能なリレー駆動回路と、リレーオフ指令を受信したときには前記第1リレーがオフするように前記リレー駆動回路を制御する第1制御装置と、を有する第1制御ユニットと、を備えるリレー装置であって、前記第1制御ユニットに電力を供給する第2電力ラインに取り付けられた第2リレーと、前記第1リレーをオフするためのオフ条件が成立したときには、前記第1制御装置に前記リレーオフ指令を送信し、前記第1制御装置に前記リレーオフ指令を送信したにも拘わらず前記第1リレーがオフしていないときには、前記第2リレーをオフする第2制御装置と、を備えることを要旨とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
リレー装置を備える電気自動車20の構成の概略を示す構成図。
各電子制御ユニットおよび各リレーの構成の概略を示す構成図。
処理ルーチンの一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明の一実施例としてのリレー装置を備える電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。図2は、各電子制御ユニットおよび各リレーの構成の概略を示す構成図である。図示するように、実施例の電気自動車20は、走行用のモータ32と、インバータ34と、駆動用電力ライン(第1電力ライン)36と、システムメインリレー(第1リレー)38と、蓄電装置としての高電圧バッテリ40と、バッテリ用電子制御ユニット(第1制御ユニット、以下「バッテリECU」という)42と、充電用電力ライン50と、車両側接続部52と、充電用リレー54と、充電用電子制御ユニット(以下、「充電ECU」という)56と、低電圧バッテリ64と、低電圧用電力ライン(第2電力ライン)66と、低電圧用リレー(第2リレー)68と、車両用電子制御ユニット(第2制御装置、以下「車両ECU」という)60とを備える。実施例のリレー装置としては、主として、システムメインリレー38と低電圧用リレー68とバッテリECU42と車両ECU60とが該当する。
(【0011】以降は省略されています)

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