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公開番号2024100121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023003870
出願日2023-01-13
発明の名称ポリマーおよび樹脂組成物
出願人住友ベークライト株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C08F 232/04 20060101AFI20240719BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】近赤外光の透過特性が良好な樹脂膜を製造可能なポリマーおよび樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】本発明のポリマーは、下記式(1)で表される構造単位を含むことを特徴とする。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024100121000011.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">34</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">67</com:WidthMeasure> </com:Image> [上記式(1)中、mとnの比(m/n)は、15/85~75/25である。Rfは、炭素原子数が3~8のパーフルオロアルキル基である。]
また、溶液の状態で波長1310nmにおける吸光度を測定するとともに、測定値をフィルム時の吸光度に換算し、フィルム時の吸光度から算出されるフィルムの透過損失が、0.30[dB/cm]以下であることが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記式(1)で表される構造単位を含むことを特徴とするポリマー。
JPEG
2024100121000010.jpg
58
170
[上記式(1)中、mとnの比(m/n)は、15/85~75/25である。Rfは、炭素原子数が3~8のパーフルオロアルキル基である。]
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
溶液の状態で波長1310nmにおける吸光度を測定するとともに、測定値をフィルム時の吸光度に換算し、前記フィルム時の吸光度から算出されるフィルムの透過損失が、0.30[dB/cm]以下である請求項1に記載のポリマー。
【請求項3】
重量平均分子量(Mw)が、50,000以上150,000以下である請求項1または2に記載のポリマー。
【請求項4】
分子量分布(Mw/Mn)が、1.0以上3.5以下である請求項1または2に記載のポリマー。
【請求項5】
請求項1または2に記載のポリマーと、
光酸発生剤と、
酸捕捉剤と、
を含有することを特徴とする樹脂組成物。
【請求項6】
前記酸捕捉剤は、イミダゾール類である請求項5に記載の樹脂組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリマーおよび樹脂組成物に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ポリマー光導波路は、例えば、光プリント板、光バックプレーンのような光通信機器に用いることが検討されている。
【0003】
特許文献1には、ノルボルネン系ポリマーを用いて製造された光導波路が開示されている。この光導波路は、コア層とそれを挟む2層のクラッド層とを備えている。そして、コア層の形成には、ヘキシルノルボルネン構造単位と、ジフェニルメチルノルボルネンメトキシシラン構造単位と、を有するノルボルネン系コポリマーを含む樹脂組成物が用いられている。このような樹脂組成物の塗膜では、露光領域を選択することによって、目的とする導波路パターンで屈折率差を形成することができる。このため、高屈折率の領域をコア部とし、低屈折率の領域をクラッド部としたコア層を製造することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-102883号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のポリマーは、ヘキシルノルボルネン構造単位を含んでいる。この構造単位は、C-H結合の割合が高い。C-H結合には、近赤外域の電磁波(近赤外光)を吸収しやすい特性がある。このため、特許文献1に記載の光導波路は、近赤外光の伝搬損失が大きいという課題を有している。一方、前述した光通信機器では、近赤外光を伝送するシングルモード光導波路を用いた光通信が検討されている。
【0006】
本発明の目的は、近赤外光の透過特性が良好な樹脂膜を製造可能なポリマーおよび樹脂組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような目的は、下記(1)~(6)の本発明により達成される。
(1) 下記式(1)で表される構造単位を含むことを特徴とするポリマー。
JPEG
2024100121000001.jpg
58
170
[上記式(1)中、mとnの比(m/n)は、15/85~75/25である。Rfは、炭素原子数が3~8のパーフルオロアルキル基である。]
【0008】
(2) 溶液の状態で波長1310nmにおける吸光度を測定するとともに、測定値をフィルム時の吸光度に換算し、前記フィルム時の吸光度から算出されるフィルムの透過損失が、0.30[dB/cm]以下である上記(1)に記載のポリマー。
【0009】
(3) 重量平均分子量(Mw)が、50,000以上150,000以下である上記(1)または(2)に記載のポリマー。
【0010】
(4) 分子量分布(Mw/Mn)が、1.0以上3.5以下である上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のポリマー。
(【0011】以降は省略されています)

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