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公開番号
2024099501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-25
出願番号
2024002783
出願日
2024-01-11
発明の名称
複合材料
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C08L
71/02 20060101AFI20240718BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】より簡易な工程で薄膜形成が可能な複合材料を提供。
【解決手段】フルオロポリエーテル基含有シラン化合物および解重合性ポリマーを含む、複合材料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
フルオロポリエーテル基含有シラン化合物および解重合性ポリマーを含む、複合材料。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記フルオロポリエーテル基含有シラン化合物が、前記解重合性ポリマーに含浸されている、請求項1に記載の複合材料。
【請求項3】
前記解重合性ポリマーは、α位に位置する炭素原子に結合した一価の有機基またはハロゲン原子を有する、請求項1に記載の複合材料。
【請求項4】
前記解重合性ポリマーは、α位に位置する炭素原子に結合した炭素数1~6のアルキル基またはハロゲン原子を有する、請求項3に記載の複合材料。
【請求項5】
前記解重合性ポリマーは、下記式:
CR
1
R
2
=CR
3
R
4
[式中、
R
1
は、水素原子またはハロゲン原子であり、
R
2
は、水素原子またはハロゲン原子であり、
R
3
は、炭素数1~6のアルキル基またはハロゲン原子であり、
R
4
は、アリール基、COOR
5
、またはハロゲン原子であり、
R
5
は、炭素数1~20のアルキル基、-R
6
-Rf、またはハロゲン原子であり、
R
6
は、単結合または炭素数1~20のアルキレン基であり、
Rfは、1個又はそれ以上のフッ素原子により置換されていてもよい炭素数1~20のアルキル基である。]
で表されるエチレン性不飽和モノマーに由来する単量体単位を含む、請求項1に記載の複合材料。
【請求項6】
R
1
、R
2
、R
3
およびR
4
が、フッ素原子である、請求項5に記載の複合材料。
【請求項7】
R
1
およびR
2
が、水素原子であり、
R
3
が、炭素数1~6のアルキル基であり、
R
4
が、アリール基またはCOOR
5
であり、
R
5
が、炭素数1~20のアルキル基である、
請求項5に記載の複合材料。
【請求項8】
R
1
およびR
2
が、水素原子であり、
R
3
がメチル基であり、
R
4
がCOOR
5
であり、R
5
がメチル基である、請求項7に記載の複合材料。
【請求項9】
R
1
およびR
2
が、水素原子であり、
R
3
がメチル基であり、
R
4
は、フェニル基である、請求項5に記載の複合材料。
【請求項10】
R
1
、R
2
およびR
3
が、水素原子であり、
R
4
は、フェニル基である、請求項5に記載の複合材料。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複合材料に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
基材の表面に薄膜を形成する方法については様々な検討が行われてきた。基材表面の薄膜は、例えば有機材料および/または金属材料を基材に蒸着させることで形成されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-246786号公報
特表2010-534767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1および2では、基材表面への薄膜形成のために、蒸着物質を充填した容器または無機材料等が用いられている。容器または無機材料から蒸着物質を気化させて基材表面に蒸着物質を蒸着させることにより、基材表面に薄膜が形成される。蒸着後、容器または無機材料が残る。新たな蒸着物質を充填するためには、容器または無機材料を都度回収する必要がある。従って、より簡易な工程で薄膜形成が可能な材料が求められている。
【0005】
本開示は、より簡易な工程で薄膜形成が可能な複合材料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、以下の態様を含む。
[1]フルオロポリエーテル基含有シラン化合物および解重合性ポリマーを含む、複合材料。
[2]前記フルオロポリエーテル基含有シラン化合物が、前記解重合性ポリマーに含浸されている、上記[1]に記載の複合材料。
[3]前記解重合性ポリマーは、α位に位置する炭素原子に結合した一価の有機基またはハロゲン原子を有する、上記[1]または[2]に記載の複合材料。
[4]前記解重合性ポリマーは、α位に位置する炭素原子に結合した炭素数1~6のアルキル基またはハロゲン原子を有する、上記[1]~[3]のいずれか1つに記載の複合材料。
[5]前記解重合性ポリマーは、下記式:
CR
1
R
2
=CR
3
R
4
[式中、
R
1
は、水素原子またはハロゲン原子であり、
R
2
は、水素原子またはハロゲン原子であり、
R
3
は、水素原子、炭素数1~6のアルキル基またはハロゲン原子であり、
R
4
は、アリール基、COOR
5
またはハロゲン原子であり、
R
5
は、炭素数1~20のアルキル基、-R
6
-Rf、またはハロゲン原子であり、
R
6
は、単結合または炭素数1~20のアルキレン基であり、
Rfは、1個又はそれ以上のフッ素原子により置換されていてもよい炭素数1~20のアルキル基である。]
で表されるエチレン性不飽和モノマーに由来する単量体単位を含む、上記[1]~[4]のいずれか1つに記載の複合材料。
[6]R
1
、R
2
、R
3
およびR
4
が、フッ素原子である、上記[5]に記載の複合材料。
[7] R
1
およびR
2
が、水素原子であり、
R
3
が、炭素数1~6のアルキル基であり、
R
4
が、アリール基またはCOOR
5
であり、
R
5
が、炭素数1~20のアルキル基である、
上記[5]に記載の複合材料。
[8]R
1
およびR
2
が、水素原子であり、
R
3
がメチル基であり、
R
4
がCOOR
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、より簡易な工程で薄膜形成が可能な複合材料を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の複合材料は、フルオロポリエーテル基含有シラン化合物および解重合性ポリマーを含む。
【0009】
フルオロポリエーテル基含有シラン化合物は、フルオロポリエーテル基および加水分解性シラン基を含む化合物である。
【0010】
解重合性ポリマーは、エチレン性不飽和モノマーを反応させて得られる重合体であり、かつ解重合特性を有する重合体である。ここで、エチレン性不飽和モノマーとは、エチレン性不飽和結合(即ち、炭素-炭素二重結合)を有し、ラジカル重合等の重合反応により重合体を形成するモノマーを意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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