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公開番号
2024084203
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-25
出願番号
2022198344
出願日
2022-12-13
発明の名称
ポリエステルフィルム
出願人
東レ株式会社
代理人
主分類
C08J
5/18 20060101AFI20240618BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】動的耐屈曲性と静的耐屈曲性を両立するポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】下記算出方法から得られた活性化エネルギーEaが450kJ/mol以上800kJ/mol以下であって、面配向係数が0.120以上0.164未満であるポリエステルフィルム。
[算出方法]
動的粘弾性測定から得られた各測定周波数k(0.1Hz、0.5Hz、1.0Hz、2.0Hz、5.0Hz、10Hz)における損失弾性率E’’と貯蔵弾性率E’との比からtanδピーク温度Tを算出し、横軸を1/T、縦軸をLn(k)とするアレニウスプロットから線形近似を取り、その傾き[-Ea/R]からEaを算出し、長手方向、幅方向の両方向の平均値を活性化エネルギーEaとする。
T:tanδピーク温度[K]
k:測定周波数[Hz]
Ln:自然対数
R:気体定数 8.314[J・K
-1
・mol
-1
]
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記算出方法により得られた活性化エネルギーEaが450kJ/mol以上800kJ/mol以下であって、面配向係数が0.120以上0.164未満であるポリエステルフィルム。
[算出方法]
動的粘弾性測定から得られた各測定周波数k(0.1Hz、0.5Hz、1.0Hz、2.0Hz、5.0Hz、10Hz)における損失弾性率E’’と貯蔵弾性率E’との比からtanδピーク温度Tを算出し、横軸を1/T、縦軸をLn(k)とするアレニウスプロットから線形近似を取り、その傾き[-Ea/R]からEaを算出し、長手方向、幅方向の両方向の平均値を活性化エネルギーEaとする。
T:tanδピーク温度[K]
k:測定周波数[Hz]
Ln:自然対数
R:気体定数 8.314[J・K
-1
・mol
-1
]
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
ネットワーク延伸比λnetが1.4以上である請求項1に記載のポリエステルフィルム。
【請求項3】
フーリエ変換赤外分光法による1386cm
-1
のピーク強度が0.6以上、0.75以下である請求項1または2に記載のポリエステルフィルム。
【請求項4】
絡み合い点間密度Nが4×10
26
(m
-3
)以上12×10
26
(m
-3
)以下である請求項1または3に記載のポリエステルフィルム。
【請求項5】
保護用フィルムとして使用される請求項1または3に記載のポリエステルフィルム。
【請求項6】
有機エレクトロルミネッセンス表示装置用保護フィルムとして用いられる請求項1または3に記載のポリエステルフィルム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はポリエステルフィルムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode)と呼ばれる(OLEDと省略されることもある)自発光体を用いた画像表示装置(以下、「有機エレクトロルミネッセンス表示装置」という。)の実用化が進んでいる。この有機エレクトロルミネッセンス表示装置は、従来の液晶表示装置と比較して、自発光体を用いているため、視認性、応答速度の点で優れているだけでなく、バックライトのような補助照明装置を要しないため、表示装置としての薄膜化、フレキシブル化が可能となっている。このため、折り畳みや巻き取ること、繰り返し折り曲げが可能なフレキシブルディスプレイの開発が加速しており、表示装置表面の傷付きを防止するカバーフィルムや、OLED表示装置の内部に搭載されるOLEDの保護を目的としたOLEDサポートフィルム(バックプレートフィルムと呼ばれることもある)についても耐屈曲性が求められている。
【0003】
例えば、フレキシブルディスプレイ向けに、ポリエステルフィルムを含む可撓性を有する透明樹脂フィルムの少なくとも一方の面に反射防止層が設けられた反射防止フィルムが提案されている(特許文献1)。更に、特定の曲げ特性に着目した有機エレクトロルミネッセンス表示装置用ポリエステルが提案されている(特許文献2、3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-75869号公報
特開2018-124367号公報
国際公開第2021/182191号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の画像表示装置向けに使用されるフィルムは、基材となるフィルムは耐屈曲性が考慮されておらず、フレキシブルディスプレイ用への適用は困難であった。また、耐屈曲性には繰り返し折り曲げ試験による動的耐屈曲性と、折り曲げた状態で一定時間静置して、その後にどの程度折り目が付いているか、といった静的耐屈曲性があるが、特許文献2、3については、静的耐屈曲性を発現するために特定の曲げ特性に着目しているものの、動的耐屈曲性までは考慮されておらず、静的耐屈曲性と動的耐屈曲性を両立できていないものであった。
【0006】
そこで本発明の課題は、上記した動的耐屈曲性と静的耐屈曲性を両立するポリエステルフィルムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のポリエステルフィルムは、かかる課題を解決するために、次のような手段を採用するものである。
(1)下記算出方法から得られた活性化エネルギーEaが450kJ/mol以上800kJ/mol以下であって、面配向係数が0.120以上0.164未満であるポリエステルフィルム。
[算出方法]
動的粘弾性測定から得られた各測定周波数k(0.1Hz、0.5Hz、1.0Hz、2.0Hz、5.0Hz、10Hz)における損失弾性率E’’と貯蔵弾性率E’との比からtanδピーク温度Tを算出し、横軸を1/T、縦軸をLn(k)とするアレニウスプロットから線形近似を取り、その傾き[-Ea/R]からEaを算出し、長手方向、幅方向の両方向の平均値を活性化エネルギーEaとする。
T:tanδピーク温度[K]
k:測定周波数[Hz]
Ln:自然対数
R:気体定数 8.314[J・K
-1
・mol
-1
]
(2)ネットワーク延伸比λnetが1.4以上である(1)に記載のポリエステルフィルム。
(3)フーリエ変換赤外分光法による1386cm
-1
のピーク強度が0.6以上0.75以下である(1)または(2)に記載のポリエステルフィルム。
(4)絡み合い点間密度Nが4×10
26
(m
-3
)以上12×10
26
(m
-3
)以下である(1)~(3)のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
(5)保護用フィルムとして使用される(1)~(4)のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
(6)有機エレクトロルミネッセンス表示装置用保護フィルムとして用いられる(1)~(4)のいずれかに記載のポリエステルフィルム。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、活性化エネルギーEaと面配向係数を特定範囲に制御することにより、動的耐屈曲性と静的耐屈曲性を両立できるポリエステルフィルムを提供できる。かかるポリエステルフィルムは、例えば有機エレクトロルミネッセンス表示装置等のフレキシブルディスプレイ用フィルムとして特に好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ネットワーク延伸比λnetを求めるための、未延伸シートおよび測定サンプルである延伸シートの伸度-応力曲線を表すグラフである。
活性化エネルギーEaを求めるための、横軸を1/T、縦軸をLn(k)とする、各測定周波数kで得られたtanδピーク温度Tのアレニウスプロットである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係るポリエステルフィルムについて、実施の形態とともに詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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