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公開番号
2025037773
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023201468
出願日
2023-11-29
発明の名称
ポリウレタンフォームのアミン臭低減
出願人
東ソー株式会社
代理人
主分類
C08G
18/20 20060101AFI20250311BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】高温環境下でもフォームのアミン臭を十分に取り除くことができる触媒組成物を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で示されるアミン化合物(A)と、イソプレン骨格を有する精油成分(B)を含む、ポリウレタンフォーム製造用の触媒組成物。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025037773000007.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">64</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">165</com:WidthMeasure> </com:Image>
[R
1
~R
5
は、H、アルキル基、水酸基、ヒドロキシメチル基又はアルコキシ基]
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(1)
JPEG
2025037773000006.jpg
64
165
[上記一般式(1)中、R
1
、R
2
、R
3
、R
4
及びR
5
は、各々独立して、水素原子、炭素数1~4のアルキル基、水酸基、ヒドロキシメチル基、又は炭素数1~4のアルコキシ基を表す。a及びbは、それぞれ独立に、0又は1であり、a+b=1の関係を満たす。]
で示されるアミン化合物(A)と、イソプレン骨格を有する精油成分(B)を含む、ポリウレタンフォーム製造用の触媒組成物。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
アミン化合物(A)が、1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン-2-メタノールである、請求項1に記載の触媒組成物。
【請求項3】
精油成分(B)が、シトロネラール、イソボルニルアセテート、ヒドロシトロネラール、シトロネロール、2-フェニルエチルアルコール、ベンジルアセテート、シス-3-ヘキセノール、ゲラニオール、ガンマデカノラクトン、シトロネリルアセテート、リナロール、テルピネオール、β-イオノン、チモール、ローズオキサイド、ベルガモット油、セダーウッド油、及びユーカリプタス油からなる群より選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1に記載の触媒組成物。
【請求項4】
精油成分(B)が、シトロネラール、イソビニルアセテート、シトロネロール、シス-3-ヘキセノール、シトロネリルアセテート、リナロール、β-イオノン、チモール、ローズオキサイド、ベルガモット油、セダーウッド油、及びユーカリプタス油からなる群より選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1に記載の触媒組成物。
【請求項5】
アミン化合物(A)と精油成分(B)との重量比が、アミン化合物(A)100重量部に対して、精油成分(B)が、0.005~0.5重量部である、請求項1に記載の触媒組成物。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の触媒組成物の存在下で、ポリオール類とポリイソシアネート類を反応させることを特徴とするポリウレタンフォームの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリウレタンフォームのアミン臭低減に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今、ポリウレタン製品の物理的特性により高い基準が設定されていることに加えて、自動車用や寝具家具用のポリウレタンフォームにおいては、その不快な臭気を低減することが望まれている。
【0003】
ポリウレタンフォームの製造に用いられるアミン触媒は、生臭い、焦げ臭いといった独特の不快な臭気を有しており、ポリウレタンフォームのアミン臭の大きな原因の一つとなっている。
【0004】
アミンの臭気を低減する方法として、例えば、特許文献1では、炭素数6~15の脂肪族アルデヒド化合物及び/又はエステル系香料組成物を用いた臭気マスキング剤、特許文献2では、エーテル、テルペン及び/又はテルペノイド、並びにオキシムを含む組成物を用いた臭気マスキング剤が提案されている。
【0005】
また、ポリウレタンフォームのアミン臭を低減する方法として、例えば、特許文献3では、反応型アミン触媒とエチレングリコール及びポリエチレングリコールからなる群より選ばれる少なくとも一種のグリコール類を使用して、ポリウレタンフォームの臭気を低減する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平8-302383号公報
特開2018-115324号公報
特開2017-105999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1及び2は、いずれも香料組成物を用いてアミン触媒の臭気をマスキングすることを特徴とするが、複数のマスキング剤を組み合わせて使用する必要があることや、ポリウレタンフォームを成形した後は、マスキング効果が弱まり、フォームのアミン臭を十分に低減できない課題があった。
【0008】
また、特許文献3では、触媒中に残存する不純物の影響等により、反応型アミン触媒を用いても、高温環境下ではフォームのアミン臭を十分に取り除くことができないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、下記に示す特定の反応型アミン触媒に対し特定の精油成分を添加したアミン触媒組成物が、それを用いて発泡したポリウレタンフォームのアミン臭を低減できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本開示は、以下に示すとおりのポリウレタンフォーム製造用の触媒組成物、及び前記触媒組成物を用いたポリウレタンフォームの製造方法に関する。
(【0011】以降は省略されています)
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