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公開番号2025043273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2024130181
出願日2024-08-06
発明の名称ゴム組成物
出願人株式会社ブリヂストン
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C08L 21/00 20060101AFI20250321BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】低ロス性及び耐亀裂性に優れる上、サステナビリティの向上に寄与し得るゴム組成物を提供する。
【解決手段】ゴム成分と、再生カーボンブラックであるカーボンブラック(A)と、前記カーボンブラック(A)より窒素吸着比表面積が大きいカーボンブラック(B)とを少なくとも含有する、ことを特徴とする、ゴム組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ゴム成分と、再生カーボンブラックであるカーボンブラック(A)と、前記カーボンブラック(A)より窒素吸着比表面積が大きいカーボンブラック(B)とを少なくとも含有する、ことを特徴とする、ゴム組成物。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記カーボンブラック(A)の窒素吸着比表面積が、70m

/g以上90m

/g以下である、請求項1に記載のゴム組成物。
【請求項3】
前記カーボンブラック(B)の窒素吸着比表面積が、110m

/g以上140m

/g以下である、請求項1又は2に記載のゴム組成物。
【請求項4】
更に、窒素吸着比表面積が70m

/g以上90m

/g以下であり、再生カーボンブラックであってもなくてもよいカーボンブラック(C)を含有する、請求項2に記載のゴム組成物。
【請求項5】
前記カーボンブラック(A)の含有量が、ゴム成分100質量部に対して15質量部以下である、請求項1又は2に記載のゴム組成物。
【請求項6】
前記カーボンブラック(A)が、カーボンブラックを含む加硫ゴム製品の熱分解によって得られたものである、請求項1又は2に記載のゴム組成物。
【請求項7】
前記カーボンブラック(A)は、灰分量が20質量%以下である、請求項1又は2に記載のゴム組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴム組成物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、タイヤ、ゴムクローラ、免震ゴム等のゴム製品には、種々のゴム組成物が使用されている。また、これらゴム製品の強度を確保するために、その原材料となる前記ゴム組成物には、補強性充填剤として、通常、カーボンブラックが配合されている。
【0003】
一方、昨今、社会の持続可能性(サステナビリティ)の観点から、ゴム製品に、生物資源(バイオマス資源)由来の材料や、再生資源(リサイクル資源)由来の材料といった、所謂、サステナブル材料を使用することが求められており、当該ゴム製品に適用するゴム組成物についても、サステナブル材料の比率の向上が求められている。例えば、カーボンブラックについては、再生資源(リサイクル資源)由来の材料として、再生カーボンブラックが知られている(下記特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
欧州特許出願公開第3427975号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ゴム製品のサステナブル材料の比率を向上させるために、補強性充填剤として、未使用のカーボンブラックの代わりに、再生カーボンブラックを使用すると、ゴム組成物の耐久性、特に耐亀裂性が悪化するという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、低ロス性及び耐亀裂性に優れる上、サステナビリティの向上に寄与し得るゴム組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
即ち、上記課題を解決する本発明のゴム組成物の要旨構成は、以下の通りである。
【0008】
[1] ゴム成分と、再生カーボンブラックであるカーボンブラック(A)と、前記カーボンブラック(A)より窒素吸着比表面積が大きいカーボンブラック(B)とを少なくとも含有する、ことを特徴とする、ゴム組成物。
かかる本発明のゴム組成物は、低ロス性及び耐亀裂性に優れる上、サステナビリティの向上に寄与し得る。
【0009】
[2] 前記カーボンブラック(A)の窒素吸着比表面積が、70m

/g以上90m

/g以下である、[1]に記載のゴム組成物。
この場合、カーボンブラック全体としての配置が更に最適化され、ひいては耐亀裂性が一層向上する。
【0010】
[3] 前記カーボンブラック(B)の窒素吸着比表面積が、110m

/g以上140m

/g以下である、[1]又は[2]に記載のゴム組成物。
この場合、カーボンブラック全体としての配置が更に最適化され、ひいては耐亀裂性が一層向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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