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公開番号2024098875
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-24
出願番号2023002661
出願日2023-01-11
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類B60K 1/04 20190101AFI20240717BHJP(車両一般)
要約【課題】省スペース化を図りつつ、ワイヤーハーネスの配索構造とアッパーケースの防振構造とを両立できるようにする。
【解決手段】車両は、電池ケースと、フレーム部材と、ワイヤーハーネスと、を備える。電池ケースは、アッパーケースとロアケースとを含み、電池を収容している。フレーム部材は、アッパーケースと対向している。アッパーケースは、第1のケース側部位を含む。フレーム部材は、第1のケース側部位と対向する第1のフレーム側部位を含む。ワイヤーハーネスは、第1のケース側部位と第1のフレーム側部位との間隙を通過するように配置されており、ワイヤーハーネスの外周を覆う弾性部材によって形成された被覆部を含む。被覆部は、第1のケース側部位及び第1のフレーム側部位と接触し、且つ第1のケース側部位と第1のフレーム側部位との間に挟まれている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
アッパーケースとロアケースとを含み、電池を収容する電池ケースと、
前記アッパーケースと対向するフレーム部材と、
ワイヤーハーネスと、
を備える車両であって、
前記アッパーケースは、第1のケース側部位を含み、
前記フレーム部材は、前記第1のケース側部位と対向する第1のフレーム側部位を含み、
前記ワイヤーハーネスは、前記第1のケース側部位と前記第1のフレーム側部位との間隙を通過するように配置されており、前記ワイヤーハーネスの外周を覆う弾性部材によって形成された被覆部を含み、
前記被覆部は、前記第1のケース側部位及び前記第1のフレーム側部位と接触し、且つ前記第1のケース側部位と前記第1のフレーム側部位との間に挟まれている
ことを特徴とする車両。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
ダンパー部材をさらに備え、
前記アッパーケースは、前記フレーム部材の側に突出した第2のケース側部位を含み、
前記フレーム部材は、前記第2のケース側部位と対向し、前記アッパーケースの側に突出した第2のフレーム側部位を含み、
前記ダンパー部材は、前記第2のケース側部位及び前記第2のフレーム側部位のそれぞれと接触し、且つ前記第2のケース側部位と前記第2のフレーム側部位との間に挟まれている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記電池ケースは、前記アッパーケースと前記ロアケースとの間に配置され且つ前記アッパーケースを支持する複数の支持部を含み、
前記複数の支持部は、
前記第1のケース側部位を支持する第1の支持部と、
前記第1の支持部とは異なり、前記第2のケース側部位を支持する第2の支持部と、
を含む
ことを特徴とする請求項2に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池パックを搭載する車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電池パックを搭載する車両を開示している。この車両では、電池パックのアッパーケースの内部にケーブルが配置されている。また、アッパーケースの防振のために、アッパーケースと車両のフロアパネルとの間に介在するように弾性部材が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-113528号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の車両では、ケーブル(ワイヤーハーネス)は、アッパーケースを有する電池ケースの内部に配置されている。このため、当該車両では、ワイヤーハーネスの配索構造とアッパーケースの防振構造とを個別に成立させることが必要となる。その結果、これらの構造を両立させるために確保されるスペースが大きくなっている。
【0005】
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、省スペース化を図りつつ、ワイヤーハーネスの配索構造とアッパーケースの防振構造とを両立できるようにした車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両は、電池ケースと、フレーム部材と、ワイヤーハーネスと、を備える。電池ケースは、アッパーケースとロアケースとを含み、電池を収容している。フレーム部材は、アッパーケースと対向している。アッパーケースは、第1のケース側部位を含む。フレーム部材は、第1のケース側部位と対向する第1のフレーム側部位を含む。ワイヤーハーネスは、第1のケース側部位と第1のフレーム側部位との間隙を通過するように配置されており、ワイヤーハーネスの外周を覆う弾性部材によって形成された被覆部を含む。被覆部は、第1のケース側部位及び第1のフレーム側部位と接触し、且つ第1のケース側部位と第1のフレーム側部位との間に挟まれている。
【0007】
車両は、ダンパー部材をさらに備えてもよい。アッパーケースは、フレーム部材の側に突出した第2のケース側部位を含んでもよい。フレーム部材は、第2のケース側部位と対向し、アッパーケースの側に突出した第2のフレーム側部位を含んでもよい。そして、ダンパー部材は、第2のケース側部位及び第2のフレーム側部位のそれぞれと接触し、且つ第2のケース側部位と第2のフレーム側部位との間に挟まれていてもよい。
【0008】
電池ケースは、アッパーケースとロアケースとの間に配置され且つアッパーケースを支持する複数の支持部を含んでもよい。複数の支持部は、第1のケース側部位を支持する第1の支持部と、第1の支持部とは異なり、第2のケース側部位を支持する第2の支持部と、を含んでもよい。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る車両によれば、省スペース化を図りつつ、ワイヤーハーネスの配索構造とアッパーケースの防振構造とを両立できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態に係る車両の一例を説明するための図である。
図1に示す電池パックの搭載に関する基本構造を説明するための図である。
図2中のA-A線断面を示す図である。
図2中のB-B線断面を示す図である。
実施の形態に係る配索構造及び防振構造の他の適用例を示す図である。
実施の形態に係る第2の防振構造を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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