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公開番号2024098363
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-23
出願番号2023001830
出願日2023-01-10
発明の名称光空間通信システム、管理装置および光空間通信装置
出願人日本電気株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G08B 13/189 20060101AFI20240716BHJP(信号)
要約【課題】対象物の移動を検知することができる技術を提供する。
【解決手段】光空間通信システム(1)は、メッシュ状光空間通信網(N)を構成する複数の光空間通信装置(100)と、各光空間通信装置(100)の受光状態に基づいて、メッシュ状光空間通信網(N)内における対象物(T)の移動を検知する検知手段(31)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
メッシュ状光空間通信網を構成する複数の光空間通信装置と、
各光空間通信装置の受光状態に基づいて、前記メッシュ状光空間通信網内における対象物の移動を検知する検知手段と、を備える、光空間通信システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記メッシュ状光空間通信網における光空間通信を制御する通信制御手段を備え、
二つの前記光空間通信装置間の光空間通信経路上の光空間通信が遮断されたときに、
前記検知手段が、当該光空間通信経路を前記対象物が横切ったことを検知するとともに、
前記通信制御手段が、当該光空間通信経路を介した光空間通信を、代替経路を介した光空間通信に切り替える、請求項1に記載の光空間通信システム。
【請求項3】
前記光空間通信装置に複数の方向にパルス光を出光させ、その反射光を受光させることにより、当該光空間通信装置の周囲の物体の形状を測定する測定制御手段を備え、
前記検知手段は、前記対象物の移動を検知したときに、前記測定制御手段に前記対象物の形状を測定させ、当該測定結果に基づいて、当該対象物、当該対象物の位置、当該対象物の数、当該対象物の向きの少なくとも一つを特定する、請求項1に記載の光空間通信システム。
【請求項4】
前記検知手段は、各光空間通信装置において、自らが出光した光の反射光の受光、および、当該光空間通信装置に対して通信相手が出光した光の不到達の少なくとも一方に基づいて、前記対象物の移動を検知する、請求項1に記載の光空間通信システム。
【請求項5】
前記検知手段の検知結果を時系列に沿って記録する記録手段をさらに備える、請求項1に記載の光空間通信システム。
【請求項6】
前記検知手段の検知結果に基づいて、前記メッシュ状光空間通信網内の侵入者を追跡する、請求項1~5のいずれか一項に記載の光空間通信システム。
【請求項7】
前記検知手段の検知結果に基づいて、前記メッシュ状光空間通信網内の歩行者の位置を特定する、請求項1~5のいずれか一項に記載の光空間通信システム。
【請求項8】
前記検知手段の検知結果に基づいて、前記メッシュ状光空間通信網内の侵入者を追跡するか、前記メッシュ状光空間通信網内の歩行者の位置特定を行うかを、時刻に応じて切り替える、請求項1~5のいずれか一項に記載の光空間通信システム。
【請求項9】
メッシュ状光空間通信網を構成する複数の光空間通信装置の受光状態に基づいて、前記メッシュ状光空間通信網内における対象物の移動を検知する検知手段を備える、管理装置。
【請求項10】
メッシュ状光空間通信網を構成する複数の光空間通信装置に含まれる光空間通信装置であって、
当該光空間通信装置の受光状態に基づいて、前記メッシュ状光空間通信網内における当該光空間通信装置近傍の対象物の移動を検知する検知手段を備える、光空間通信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光空間通信システム、管理装置および光空間通信装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
防犯を目的として、侵入者や、近づいてきた車、人などを動的に感知するアクティブセンサーが知られている。防犯用のアクティブセンサーは、玄関や窓、駐車場などに設置され、侵入者を検知するために用いられる。アクティブセンサーとしては、大きく分けて2種類のタイプが知られている。一つは、左右にセンサーを一つずつ設置して一方のセンサから赤外線をライン状に出光して他方のセンサにおいて受光し、当該赤外線が遮断されたときに侵入者を検知するタイプである。もう一つは、センサーを一つ設置して、対象物に反射させ、反射光を検知することで侵入者を検知するタイプである。
【0003】
例えば、特許文献1には、レ-ザ-光線の送受信機と、軸心を中心に回転可能で、周面を複数の平面で形成した反射体と、検知予定の移動物体に付設するレ-ザ-光線の反射シ-トとを用いて、前記送信機から前記回転する反射体の周面に向けてレ-ザ-光線を発射し、前記反射体でレ-ザ-光線を広げて一定平面上又は一定線上の検知領域を連続走査させ、前記検知領域内に侵入する移動物体を、前記反射シ-トによる反射光を前記受信機で受信することにより検知する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-2962号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術によって侵入者の侵入を検知した後、侵入者の移動を検知するためには、監視カメラや警備員による駆け付け対応との組み合わせることが必要となる。監視カメラと組み合わせる場合には、侵入者が死角等視認性が悪い場所に入った場合見失ってしまうという課題がある。また、警備員による駆け付け対応と組み合わせる場合には、警備員の到着までにタイムラグがあり見失ってしまうという課題がある。
【0006】
また、侵入者だけでなく、侵入者以外の対象物、例えば、歩行者などの移動を検知することも有益である。
【0007】
本発明の一態様は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、対象物の移動を検知することができる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る光空間通信システムは、メッシュ状光空間通信網を構成する複数の光空間通信装置と、各光空間通信装置の受光状態に基づいて、前記メッシュ状光空間通信網内における対象物の移動を検知する検知手段と、を備える。
【0009】
本発明の一態様に係る管理装置は、メッシュ状光空間通信網を構成する複数の光空間通信装置の受光状態に基づいて、前記メッシュ状光空間通信網内における対象物の移動を検知する検知手段を備える。
【0010】
本発明の一態様に係る光空間通信装置は、メッシュ状光空間通信網を構成する複数の光空間通信装置に含まれる光空間通信装置であって、当該光空間通信装置の受光状態に基づいて、前記メッシュ状光空間通信網内における当該光空間通信装置近傍の対象物の移動を検知する検知手段を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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