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公開番号2024094819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211639
出願日2022-12-28
発明の名称取付部材
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 7/12 20060101AFI20240703BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】製造コストの増大を抑制しつつ、被取付部材へ電子部品を押し付ける押圧荷重を適正な押圧荷重にすることができる取付部材を提供する。
【解決手段】被取付部材に電子部品を取り付ける取付部材であって、予め決められた第1方向と直交し、前記電子部品と接触し、前記電子部品を前記被取付部材へ押し付ける第1端部と、前記第1方向において前記第1端部と対向する第2端部とを有する押圧部材を備え、前記押圧部材には、前記押圧部材が有する端部のうち前記第1端部及び前記第2端部と異なる2つの端部のうちの一方から前記第1方向と交差するように延伸する第1空隙が形成されている、取付部材。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被取付部材に電子部品を取り付ける取付部材であって、
予め決められた第1方向と直交し、前記電子部品と接触し、前記電子部品を前記被取付部材へ押し付ける第1端部と、前記第1方向において前記第1端部と対向する第2端部とを有する押圧部材を備え、
前記押圧部材には、前記押圧部材が有する端部のうち前記第1端部及び前記第2端部と異なる2つの端部のうちの一方から前記第1方向と交差するように延伸する第1空隙が形成されている、
取付部材。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1空隙は、前記第1方向と交差するように延伸した後に前記第1方向に延伸するように前記押圧部材に形成されている、
請求項1に記載の取付部材。
【請求項3】
前記押圧部材には、前記第1空隙に加えて、前記2つの端部のうちの他方から前記第1方向と交差するように延伸する第2空隙が形成されている、
請求項1に記載の取付部材。
【請求項4】
前記押圧部材には、前記第1空隙に加えて、前記2つの端部のうちの他方から前記第1方向と交差するように延伸する第2空隙が形成されている、
請求項2に記載の取付部材。
【請求項5】
前記第2空隙は、前記第1方向と交差するように延伸した後に前記第1方向に延伸するように前記押圧部材に形成されている、
請求項4に記載の取付部材。
【請求項6】
前記押圧部材には、前記第1空隙及び前記第2空隙に加えて、前記2つの端部の間において前記第1方向と交差する第3空隙が形成されており、
前記押圧部材の表面に沿って前記第1端部と前記第2端部とを繋ぐ仮想的な直線は、前記第1空隙、前記第2空隙、前記第3空隙の少なくとも1つと交差する、
請求項3に記載の取付部材。
【請求項7】
前記押圧部材には、前記第1空隙及び前記第2空隙に加えて、前記2つの端部の間において前記第1方向と交差する第3空隙が形成されており、
前記押圧部材の表面に沿って前記第1端部と前記第2端部とを繋ぐ仮想的な直線は、前記第1空隙、前記第2空隙、前記第3空隙の少なくとも1つと交差する、
請求項4に記載の取付部材。
【請求項8】
前記押圧部材には、前記第1空隙及び前記第2空隙に加えて、前記2つの端部の間において前記第1方向と交差する第3空隙が形成されており、
前記押圧部材の表面に沿って前記第1端部と前記第2端部とを繋ぐ仮想的な直線は、前記第1空隙、前記第2空隙、前記第3空隙の少なくとも1つと交差する、
請求項5に記載の取付部材。
【請求項9】
前記第3空隙には、前記第1方向と略平行に延伸するように形成された空隙が含まれている、
請求項6から8のうちいずれか一項に記載の取付部材。
【請求項10】
前記押圧部材に形成される空隙は、前記第1端部と前記第2端部とを前記押圧部材の上面に沿って最短で結ぶ最短経路の長さが、前記第1方向における長さのうち前記第1端部と前記第2端部とを接続する仮想的な線分の長さよりも長くなるように前記押圧部材に形成されている、
請求項3から8のうちいずれか一項に記載の取付部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、取付部材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電子部品が取り付けられる放熱板、基板等の被取付部材へ電子部品を取り付ける方法についての研究、開発が行われている。
【0003】
これに関し、放熱板との間で電子部品を挟み、且つ、弾性力によって放熱板へ電子部品を押し付けて固定する板状の押圧辺部を有する取付部材が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平03-010546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、特許文献1に記載されたような取付部材は、放熱板へ電子部品を押し付ける押圧荷重を予め決められた押圧荷重にするためには、押圧辺部の長さが短いほど、公差設定を厳しくする必要がある。これは、低コスト化の妨げとなることがあり、望ましくない。一方、当該取付部材は、押圧辺部の長さが長いほど、材料費が増大して低コスト化の妨げとなることに加えて、小型化の妨げにもなる。
【0006】
本開示は、このような事情を考慮してなされたもので、製造コストの増大を抑制しつつ、被取付部材へ電子部品を押し付ける押圧荷重を適正な押圧荷重にすることができる取付部材を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、被取付部材に電子部品を取り付ける取付部材であって、予め決められた第1方向と直交し、前記電子部品と接触し、前記電子部品を前記被取付部材へ押し付ける第1端部と、前記第1方向において前記第1端部と対向する第2端部とを有する押圧部材を備え、前記押圧部材には、前記押圧部材が有する端部のうち前記第1端部及び前記第2端部と異なる2つの端部のうちの一方から前記第1方向と交差するように延伸する第1空隙が形成されている、取付部材である。
【0008】
また、本発明の一態様は、第1取付部材と、第2取付部材とを備え、前記第1取付部材と前記第2取付部材との少なくとも一方は、予め決められた第1方向と直交し、前記電子部品と接触し、前記電子部品を前記被取付部材へ押し付ける第1端部と、前記第1方向において前記第1端部と対向する第2端部とを有する押圧部材を備え、前記押圧部材には、前記押圧部材が有する端部のうち前記第1端部及び前記第2端部と異なる2つの端部のうちの一方から前記第1方向と交差するように延伸する第1空隙が形成されている、取付部材である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、製造コストの増大を抑制しつつ、被取付部材へ電子部品を押し付ける押圧荷重を適正な押圧荷重にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る取付部材1の構成の第1例を示す図である。
図1に示した押圧部材11の上面図である。
取付部材1の構成の第2例を示す斜視図である。
取付部材1の構成の第3例を示す斜視図である。
取付部材1の構成の第4例を示す斜視図である。
取付部材1の構成の第5例を示す斜視図である。
実施形態の変形例に係る取付部材2の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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