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公開番号2024094125
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210896
出願日2022-12-27
発明の名称電動作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B60K 1/04 20190101AFI20240702BHJP(車両一般)
要約【課題】モータに接続されるハーネスのコネクタに対してロック部材を設けた場合、ロック部材が解除位置に操作されることを防止する。
【解決手段】バッテリからの電力をモータ15に供給するハーネス52と、ハーネス52の端部に設けられ、モータ15に接続されるコネクタ54とが備えられる。コネクタ54とモータ15との接続を保持する保持位置A1と、コネクタ54のモータ15からの分離を許容する解除位置A2とに亘って、人為的に操作可能なロック部材59が備えられる。保持位置A1と解除位置A2とに亘るロック部材59の操作経路に設けられることにより保持位置A1から解除位置A2へのロック部材59の操作を阻止する規制部材60が備えられ、規制部材60が取り外し可能である。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリを収容するボンネットと、
前記ボンネットの外部に設けられたモータと、
前記モータにより駆動される走行装置と、
前記バッテリからの電力を前記モータに供給するハーネスと、
前記ハーネスの端部に設けられ、前記モータに接続されるコネクタと、
前記コネクタと前記モータとの接続を保持する保持位置と前記コネクタの前記モータからの分離を許容する解除位置とに亘って人為的に操作可能なロック部材と、
前記保持位置と前記解除位置とに亘る前記ロック部材の操作経路に設けられることにより、前記保持位置から前記解除位置への前記ロック部材の操作を阻止する規制部材とが備えられ、
前記規制部材が取り外し可能である電動作業車。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記規制部材を取り付ける固定具が備えられ、
工具により前記固定具が取り外されることにより、前記規制部材が取り外し可能となる請求項1に記載の電動作業車。
【請求項3】
前記解除位置が、前記保持位置よりも前記コネクタから離れた位置に設けられている請求項1に記載の電動作業車。
【請求項4】
前記規制部材が、前記保持位置に操作された前記ロック部材の全幅に亘って設けられる請求項1に記載の電動作業車。
【請求項5】
前記規制部材に、水平方向に沿って延出される第1部分と、前記第1部分の一方の端部及び他方の端部から上下方向に沿って同じ方向に向けて延出される一対の第2部分とが設けられ、
前記第1部分が前記コネクタに対して上側又は下側に設けられ、前記第2部分が前記コネクタに対して横外側に設けられる請求項1~4のうちのいずれか一項に記載の電動作業車。
【請求項6】
前記ハーネス及び前記コネクタを覆うカバーが、前記ハーネス及び前記コネクタに対して下側に設けられ、
前記ロック部材が、前記コネクタに対して上側に設けられ、
前記第1部分が前記コネクタに対して上側に設けられ、前記第2部分の下部が前記カバーに取り付けられる請求項5に記載の電動作業車。
【請求項7】
掃除点検用の開口部が、前記カバーに設けられ、
前記カバーに取り付けられることにより前記開口部を塞く蓋部が設けられ、
前記蓋部が前記カバーから取り外し可能である請求項6に記載の電動作業車。
【請求項8】
前後方向に沿った左右の主フレームが設けられ、
前記コネクタ及び前記ロック部材が、側面視で前記左右の主フレームと重複するように前記左右の主フレームの間に設けられ、
前記規制部材が前記左右の主フレームに亘って取り付けられる請求項1~4のうちのいずれか一項に記載の電動作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータにより走行装置が駆動されるように構成された電動作業車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電動作業車では、例えば特許文献1に開示されているように、バッテリが主フレームに支持され、走行装置を駆動するモータが、バッテリに対して下側に設けられて主フレームに支持されたものがある。
特許文献1では、バッテリを覆うボンネットが設けられている。モータが側面視でボンネットの下端部よりも下側に設けられており、モータがボンネットの外部に設けられた状態となっている。
【0003】
電動作業車では、バッテリからの電力が供給されるハーネスにおいて、ハーネスのコネクタに対して、ロック部材が設けられることがある。
ハーネスのコネクタをモータに接続した後、ロック部材を保持位置に操作することにより、ハーネスのコネクタがモータから外れないようにすることができる。ロック部材を解除位置に操作することにより、ハーネスのコネクタをモータから取り外すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-957号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の電動作業車において、不整地を走行した場合、植物の枝等がモータ付近に接触することがあり、植物の枝等がロック部材に接触すると、ロック部材が保持位置から解除位置に操作される可能性が懸念される。また、走行時の振動により、ロック部材が保持位置から次第に解除位置に移動する可能性も懸念される。
【0006】
本発明は、電動作業車において、モータに接続されるハーネスのコネクタに対してロック部材を設けた場合、ロック部材が解除位置に操作されることを防止することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の電動作業車は、バッテリを収容するボンネットと、前記ボンネットの外部に設けられたモータと、前記モータにより駆動される走行装置と、前記バッテリからの電力を前記モータに供給するハーネスと、前記ハーネスの端部に設けられ、前記モータに接続されるコネクタと、前記コネクタと前記モータとの接続を保持する保持位置と前記コネクタの前記モータからの分離を許容する解除位置とに亘って人為的に操作可能なロック部材と、前記保持位置と前記解除位置とに亘る前記ロック部材の操作経路に設けられることにより、前記保持位置から前記解除位置への前記ロック部材の操作を阻止する規制部材とが備えられ、前記規制部材が取り外し可能である。
【0008】
本発明によると、作業者は、ハーネスのコネクタをモータに接続し、ロック部材を保持位置に操作した後、規制部材をロック部材の操作経路に設ければよい。
これにより、ロック部材が保持位置から解除位置に移動しようとしても、ロック部材が規制部材に当たることによって、ロック部材の移動が止められるのであり、ロック部材は解除位置に移動することができない。
【0009】
本発明によると、走行時に植物の枝等がロック部材に接触することにより、ロック部材が保持位置から解除位置に操作されることを防止することができ、走行時の振動によりロック部材が保持位置から次第に解除位置に移動することを防止することができて、ハーネスのコネクタがモータから外れることを防止することができる。
【0010】
本発明によると、メンテナンス作業等の為にハーネスのコネクタをモータから取り外す場合、作業者は、規制部材を取り外すことにより、ロック部材を保持位置から解除位置に操作することができる。これにより、作業者は、ハーネスのコネクタをモータから無理なく取り外すことができるのであり、メンテナンス作業等を支障なく行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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