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公開番号2024103581
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024086450,2021086100
出願日2024-05-28,2021-05-21
発明の名称作業機
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類E02F 9/22 20060101AFI20240725BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業機の状況に応じて簡単に自動増速を行うことができる。
【解決手段】作業機は、機体と、機体に設けられた原動機と、機体の左側に設けられた左走行装置と、機体の右側に設けられた右走行装置と、左走行装置に動力を伝達可能で且つ第1速度と第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な左走行モータと、右走行装置に動力を伝達可能で且つ第1速度と第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な右走行モータと、左走行モータ及び右走行モータが第1速度である場合に第1速度から第2速度に自動的に増速する自動増速が可能で且つ、自動増速を行うか否かを判断するための増速閾値を変更して設定することが可能である制御装置と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
機体と、
前記機体に設けられた原動機と、
前記機体の左側に設けられた左走行装置と、
前記機体の右側に設けられた右走行装置と、
前記左走行装置に動力を伝達可能で且つ第1速度と前記第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な左走行モータと、
前記右走行装置に動力を伝達可能で且つ第1速度と前記第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な右走行モータと、
前記左走行モータ及び前記右走行モータが前記第1速度である場合に前記第1速度から前記第2速度に自動的に増速する自動増速が可能で且つ、前記自動増速を行うか否かを判断するための増速閾値を変更して設定することが可能である制御装置と、
を備えている作業機。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記左走行モータ、前記右走行モータの回転方向を変更可能な走行操作部材を備え、
前記制御装置は、前記走行操作部材の操作に基づいて、前記増速閾値を変更する請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記制御装置は、前記走行操作部材の操作が旋回であるときの増速閾値を設定するための旋回補正係数と、前記走行操作部材の操作が直進であるときの増速閾値を設定するための直進補正係数とのいずれかを取得可能であり、前記走行操作部材の操作が前記直進になったときに、前記旋回補正係数から前記直進補正係数に切り換える請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記制御装置は、前記走行操作部材の操作が旋回であるときに増速閾値を変更可能である請求項2に記載の作業機。
【請求項5】
前記制御装置は、前記走行操作部材の操作に基づく直進の度合いに応じて、前記増速閾値を変更する請求項2に記載の作業機。
【請求項6】
左走行ポンプの第1ポート及び第2ポートに接続され且つ、前記左走行モータに接続される第1循環油路と、
右走行ポンプの第3ポート及び第4ポートに接続され且つ、前記右走行モータに接続される第2循環油路と、
前記左走行モータの第1ポート側に設けられ且つ前記左走行モータの回転時の前記第1循環油路に作用する作動油の圧力を第1走行圧として検出する第1圧力検出装置と、
前記左走行モータの第2ポート側に設けられ且つ前記左走行モータの回転時の前記第1循環油路に作用する作動油の圧力を第2走行圧として検出する第2圧力検出装置と、
前記右走行モータの第3ポート側に設けられ且つ前記右走行モータの回転時の前記第2循環油路に作用する作動油の圧力を第3走行圧として検出する第3圧力検出装置と、
前記右走行モータの第4ポート側に設けられ且つ前記右走行モータの回転時の前記第2循環油路に作用する作動油の圧力を第4走行圧として検出する第4圧力検出装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記左走行モータ及び前記右走行モータが前記第1速度である場合において、前記第1走行圧、前記第2走行圧、前記第3走行圧、前記第4走行圧のいずれかと、前記設定後の増速閾値とに基づいて前記自動増速を行う請求項1~5のいずれか1項に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ、バックホー等の作業機に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業機において減速及び増速を行う技術として特許文献1に示されているものがある。特許文献1の作業機は、エンジンを含む原動機と、原動機の動力により作動し且つ、作動油を吐出する油圧ポンプと、作動油の圧力に応じて第1速度と、第1速度よりも高速である第2速度とに速度が変更可能な走行油圧装置と、走行油圧装置に作用する作動油の圧力を変更可能な作動弁と、作動油の圧力を検出可能な測定装置と、を備え、作動弁は、測定装置から検出された作動油の圧力である検出圧力が、第2速度に対応する設定圧から所定圧以下に低下した場合に、走行油圧装置に作用する作動油の圧力を減圧して、走行油圧装置を第1速度に減速している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-179923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の作業機では、走行中に走行装置に供給される作動油の圧力が所定以上である場合に、第2速度から第1速度に自動減速することができる。しかしながら、作業機の状況によって適正に自動増速をすることが困難であるのが実情である。
【0005】
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、作業機の状況に応じて簡単に自動増速を行うことができる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、以下の通りである。
【0007】
作業機は、機体と、前記機体に設けられた原動機と、前記機体の左側に設けられた左走行装置と、前記機体の右側に設けられた右走行装置と、前記左走行装置に動力を伝達可能で且つ第1速度と前記第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な左走行モータと、前記右走行装置に動力を伝達可能で且つ第1速度と前記第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な右走行モータと、前記左走行モータ及び前記右走行モータが前記第1速度である場合に前記第1速度から前記第2速度に自動的に増速する自動増速が可能で且つ、前記自動増速を行うか否かを判断するための増速閾値を変更して設定することが可能である制御装置と、を備えている。
【0008】
作業機は、前記左走行モータ、前記右走行モータの回転方向を変更可能な走行操作部材を備え、前記制御装置は、前記走行操作部材の操作に基づいて、前記増速閾値を変更する。
【0009】
前記制御装置は、前記走行操作部材の操作が旋回であるときの増速閾値を設定するための旋回補正係数と、前記走行操作部材の操作が直進であるときの増速閾値を設定するための直進補正係数とのいずれかを取得可能であり、前記走行操作部材の操作が前記直進になったときに、前記旋回補正係数から前記直進補正係数に切り換える。
【0010】
前記制御装置は、前記走行操作部材の操作が旋回であるときに増速閾値を変更可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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