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公開番号2024103633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024087675,2022184392
出願日2024-05-30,2016-12-19
発明の名称コンバイン
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01D 41/02 20060101AFI20240725BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】穀粒タンクの内部のメンテナンス作業を容易に行えるようにすることが望まれていた。
【解決手段】穀粒タンク7は、側板50と、側板50以外のタンク本体部46と、を備え、タンク本体部46のうち側板50が位置する側の側壁部に、穀粒タンク7の前部から後部に亘るように形成された開口が備えられ、側板50は、揺動可能にタンク本体部46に支持され、かつ、開口を開閉するように構成され、側板50を貯留状態に位置保持する保持状態と位置保持を解除する解除状態とに切り換え可能な係止機構と、係止機構を保持状態と解除状態とに切り換え可能な操作具80と、外方から操作可能なように操作具を露出させる開状態と操作具を覆う閉状態とに切り換え可能な蓋体と、が備えられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
収穫した穀粒を貯留する穀粒タンクが備えられ、
前記穀粒タンクの側板が、タンク内部の貯留空間を閉塞して穀粒の貯留を可能にする貯留状態と、前記貯留空間を外部に開放して前記貯留空間へのアクセスを可能にするメンテナンス状態とに切り換え可能に設けられ、
前記穀粒タンクは、前記側板と、前記側板以外のタンク本体部と、を備え、前記タンク本体部のうち前記側板が位置する側の側壁部に、前記穀粒タンクの前部から後部に亘るように形成された開口が備えられ、
前記側板は、揺動可能に前記タンク本体部に支持され、かつ、前記開口を開閉するように構成され、
前記側板を前記貯留状態に位置保持する保持状態と位置保持を解除する解除状態とに切り換え可能な係止機構と、
前記係止機構を前記保持状態と前記解除状態とに切り換え可能な操作具と、
外方から操作可能なように前記操作具を露出させる開状態と、前記操作具を覆う閉状態と、に切り換え可能な蓋体と、
が備えられているコンバイン。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記係止機構が複数備えられている請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記側板が前記穀粒タンクの前部から後部に亘るように設けられている請求項1または2に記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収穫した穀粒を貯留する穀粒タンクと、穀粒タンクに貯留されている穀粒を計測対象として穀粒の品質を計測する品質計測装置とを備えているコンバインに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来では、穀粒タンクの外周面は、前側面、後側面、及び、左右両側の側面が全て一連に連なるように連結された状態の壁体によって構成され、壁体によって囲まれた内部に貯留空間が形成されていた。そして、穀粒タンクを構成する壁体の一部に開口を形成して、その開口を通して外方側から品質計測装置を入り込ませて、品質計測装置を外方に露出する状態で装着する構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-68561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来構成では、穀粒タンクの外周面が全て一連に連なるように連結された状態の壁体によって構成されるから、例えば、収穫作業が終了した後に、貯留空間の内部壁面に付着堆積している塵埃や残留穀粒を除去する清掃作業等のタンク内部のメンテナンス作業が行い難い不利があった。
【0005】
さらに、上記従来構成では、品質計測装置が外方に露出する状態で備えられるので、品質計測装置に対する点検修理等のメンテナンス作業は行い易い利点があるものの、品質計測装置に対して雨水等が降りかかるおそれがあり、品質計測装置の耐久性が低下する等の不利な面があった。
【0006】
そこで、穀粒タンクの内部のメンテナンス作業を容易に行えるようにするとともに、品質計測装置の耐久性の向上を図ることが望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るコンバインの特徴構成は、収穫した穀粒を貯留する穀粒タンクが備えられ、
前記穀粒タンクの内部における機体横幅方向外側寄りの箇所に、穀粒の品質を計測する品質計測装置が備えられ、
前記穀粒タンクの外周部のうちの前記品質計測装置が設けられた側の側板が、タンク内部の貯留空間を閉塞して穀粒の貯留を可能にする貯留状態と、前記貯留空間を外部に開放して前記貯留空間へのアクセスを可能にするメンテナンス状態とに切り換え可能に設けられている点にある。
【0008】
本発明によれば、収穫作業を行うときは、穀粒タンクの側板を貯留状態に切り換えることにより、収穫された作物を穀粒タンク内部の貯留空間に貯留することができる。収穫作業が終了して、清掃作業等のメンテナンス作業を行う場合には、穀粒タンクの側板をメンテナンス状態に切り換える。このようにメンテナンス状態に切り換えると、貯留空間が外部に開放されて、作業者が貯留空間内に入り込むことが可能となる。
【0009】
その結果、作業者が貯留空間内に入り込むことにより、貯留空間の内部壁面に付着堆積している塵埃や残留穀粒を除去する清掃作業等のメンテナンス作業を煩わしさなく容易に行うことができる。
【0010】
さらに、本発明によれば、穀粒タンクの内部に品質計測装置が備えられるから、品質計測装置に対して雨水等が降りかかり、そのことが原因で耐久性が低下する等のおそれはない。穀粒タンクの側板をメンテナンス状態に切り換えると、作業者が貯留空間内に入り込むことができるので、作業者は穀粒タンクの内部に備えられる品質計測装置についても容易にメンテナンス作業を行うことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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