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公開番号2024093747
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210313
出願日2022-12-27
発明の名称脱臭装置
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類A61L 9/00 20060101AFI20240702BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】
適切なタイミングで脱臭フィルタの再生を行ないながら、ランニングコストを抑えつつ悪臭成分の処理を連続して効率よく行うことを可能とする脱臭装置を提供するものである。
【解決手段】
排気を通気する排気経路202は脱臭経路と再生経路からなる経路により構成されており、前記脱臭経路および前記再生経路の両方には脱臭触媒(206、211)を備え、前記排気経路は所定条件となったときに前記脱臭経路と前記再生経路を交互に切り替える機構215を有することを特徴とする。
【選択図】図3



特許請求の範囲【請求項1】
排気を通気する排気経路は脱臭経路と再生経路からなる経路により構成されており、前記脱臭経路および前記再生経路の両方には脱臭触媒を備え、前記排気経路は所定条件となったときに前記脱臭経路と前記再生経路を交互に切り替える機構を有することを特徴とする脱臭装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記排気経路に臭気ガスを検知する検知手段と、を備え、
前記所定条件は前記検知手段により事前に測定した臭気指数であることを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置。
【請求項3】
前記所定条件は予め測定した脱臭能力が低下するまでの時間であることを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置。
【請求項4】
前記脱臭触媒は常温で活性化して臭気物質を分解除去する常温触媒であることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の脱臭装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主に生ごみ等から発生する臭気を脱臭処理するための脱臭装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
生ごみ等の有機物を処理する有機物処理装置は、廃棄物処理過程で臭気成分が発生するため、臭気成分の脱臭処理を行ない外気に排気するようになっている。
【0003】
脱臭処理の方法として、従来においては、例えば特許文献1のように、臭気を含んだガスを、セラミックを含む吸着剤を充填した吸着塔を通過させて装置外へ排出する方法、また、特許文献2のように排気ガスを排出する前に脱臭触媒を用いた加熱脱臭装置を通過させて装置外へ排出する方法を採用した装置等が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-29736号公報
特開2001-205234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような脱臭装置では臭気を含んだ排気ガスを排出する経路は基本的に1つの経路により構成されている。ここで脱臭処理を継続するに伴い吸着剤、あるいは脱臭触媒が飽和状態となった場合、これらの脱臭部材を再生する必要がある。その際、脱臭装置の運転を一時中断して吸着剤あるいは脱臭触媒の再生処理を別途行なう必要があった。その為、これらの脱臭部材を再生している間、有機物処理装置の稼動を一時的に停止して、生ごみ等の処理を控えるしかなく、装置として必ずしも使い勝手が良好とは言えなかった。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、適切なタイミングで脱臭フィルタの再生を行ないながら、ランニングコストを抑えつつ悪臭成分の処理を連続して効率よく行うことを可能とする脱臭装置を提供するものである。"
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の脱臭装置は、排気を通気する排気経路は脱臭経路と再生経路からなる経路により構成されており、前記脱臭経路および前記再生経路の両方には脱臭触媒を備え、前記排気経路は所定条件となったときに前記脱臭経路と前記再生経路を交互に切り替える機構を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の脱臭装置によれば、脱臭装置の再生を行なう際、脱臭装置の運転を一時中断して脱臭触媒の再生処理を行なうことなく、脱臭装置を連続的に稼働させた状態で適切な制御により脱臭フィルタの再生を行ないながら、併行して悪臭成分の脱臭処理を連続して効率よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1及び2において使用する生ごみ処理装置の外観図である。
本発明の実施形態1及び2において使用する生ごみ処理装置の内部構成図である。
本発明の実施形態1を説明する脱臭装置の構成を示す上面図である。
発明の実施形態2を説明する脱臭装置の構成を示す上面図である。
発明の実施形態2を説明する臭気測定装置の側面構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態1)
本発明の脱臭装置は、排気を通気する排気経路は脱臭経路と再生経路からなる経路により構成されており、前記脱臭経路および前記再生経路の両方には脱臭触媒を備え、前記排気経路は所定条件を満たしたときに前記脱臭経路と前記再生経路を交互に切り替える機構を有することを特徴としている。本発明に係わる好適な一実施形態として生ごみ処理機用脱臭装置を例示し、図1から3に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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