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公開番号2024092871
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022209088
出願日2022-12-26
発明の名称制御装置および制御方法
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60L 3/00 20190101AFI20240701BHJP(車両一般)
要約【課題】メイン電源の給電系統が失陥した場合に、バックアップ電源によって退避走行制御を行わせる車両において、退避走行可能距離を延ばすことができる制御装置および制御方法を提供する。
【解決手段】実施形態に係る制御装置は、自動運転機能を有する車両に搭載される。制御装置は、コントローラを備える。コントローラは、メイン電源の給電系統が失陥した場合に、バックアップ電源によって退避走行制御を行わせる。コントローラは、退避走行制御を行わせる場合に、車両の走行可能距離が延びるようにバックアップ電源の充電残量の減少を抑制する操作を促すアドバイスをユーザに通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自動運転機能を有する車両に搭載され、メイン電源の給電系統が失陥した場合に、バックアップ電源によって退避走行制御を行わせるコントローラを備えた制御装置であって、
前記コントローラは、
前記退避走行制御を行わせる場合に、前記車両の走行可能距離が延びるように前記バックアップ電源の充電残量の減少を抑制する操作を促すアドバイスをユーザに通知する、
制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
自動運転による退避走行か、手動運転による退避走行かによって、前記アドバイスの内容を異ならせる、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
自動運転による退避走行の場合、前記退避走行に影響を及ぼさない負荷の消費電力が減少する操作を促すアドバイスを前記ユーザに通知し、
手動運転による退避走行の場合、前記退避走行に影響を及ぼす負荷の消費電力が増大する操作の自粛を促すアドバイスを前記ユーザに通知する、
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
手動運転による退避走行の場合、前記退避走行に影響を及ぼさない負荷の消費電力が減少する操作を促すアドバイスを前記ユーザに通知する、
請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記退避走行に影響を及ぼさない負荷の消費電力が減少する操作を促すアドバイスを通知してから、所定時間が経過しても前記消費電力が減少する操作が行われない場合に、消費電力が減少するように前記退避走行に影響を及ぼさない負荷を制御する
請求項3に記載の制御装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
消費電力が減少するように前記退避走行に影響を及ぼさない負荷を制御したことを通知する、
請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記バックアップ電源の充電残量が退避走行を完了可能な充電残量以上である場合には、前記アドバイスを前記ユーザに通知せず、
前記バックアップ電源の充電残量が前記退避走行を完了可能な充電残量未満である場合には、表示および音声のうち少なくともいずれか一方によって前記アドバイスを前記ユーザに通知する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記コントローラは、
前記バックアップ電源の充電残量が退避走行を完了可能な充電残量以上である場合には、表示によって前記アドバイスを前記ユーザに通知し、
前記バックアップ電源の充電残量が前記退避走行を完了可能な充電残量未満である場合には、表示および音声によって前記アドバイスを前記ユーザに通知する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項9】
自動運転機能を有する車両に搭載され、メイン電源の給電系統が失陥した場合に、バックアップ電源によって退避走行制御を行わせる制御装置のコントローラが実行する制御方法であって、
前記退避走行制御を行わせる場合に、前記車両の走行可能距離が延びるように前記バックアップ電源の充電残量の減少を抑制する操作を促すアドバイスをユーザに通知する、
ことを含む制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、制御装置および制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
冗長電源システムが搭載される車両は、メイン電源が失陥した場合に、バックアップ電源によって退避走行制御を行わせる制御装置を備える。これにより、車両は、メイン電源が失陥しても、安全な場所まで走行して停止できる。
【0003】
ただし、バックアップ電源の電力には、限りがある。このため、制御装置は、退避走行制御中にバックアップ電源の電力消費を抑えることによって、退避走行可能距離を延ばすことが望ましい。
【0004】
退避走行可能距離を延ばす技術として、例えば、特許文献1には、車両に異常が発生した場合に、退避走行モードに移行し、退避走行モードでは走行距離を延ばすアドバイスを運転者に通知することが開示されている。
【0005】
具体的には、特許文献1に記載の制御装置は、バッテリ系部品の異常が発生した場合に、エンジンによる燃料消費量が低減するような運転操作のアドバイスをユーザに通知することによって、退避走行可能距離を延ばすように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-169099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、退避走行をエンジンによって行う車両を前提としており、そもそも冗長電源システムが搭載される車両を想定していない。このため、特許文献1に記載の技術は、メイン電源の給電系統が失陥した場合に、バックアップ電源によって退避走行制御を行う車両の退避走行可能距離を延ばすことはできない。
【0008】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、メイン電源の給電系統が失陥した場合に、バックアップ電源によって退避走行制御を行わせる車両において、退避走行可能距離を延ばすことができる制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態の一態様に係る制御装置は、自動運転機能を有する車両に搭載される。制御装置は、コントローラを備える。前記コントローラは、メイン電源の給電系統が失陥した場合に、バックアップ電源によって退避走行制御を行わせる。前記コントローラは、前記退避走行制御を行わせる場合に、前記車両の走行可能距離が延びるように前記バックアップ電源の充電残量の減少を抑制する操作を促すアドバイスをユーザに通知する。
【発明の効果】
【0010】
実施形態の一態様に係る制御装置および制御方法は、メイン電源の給電系統が失陥した場合に、バックアップ電源によって退避走行制御を行わせる車両において、退避走行可能距離を延ばすことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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