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公開番号2024089142
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204325
出願日2022-12-21
発明の名称記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 29/00 20060101AFI20240626BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】タッチパネル周囲の枠部が小さくなると操作パネルを回動させる際にユーザーが触れる部位が小さくなり、操作パネルを回動させる際の操作性の低下や誤操作を招く。
【解決手段】チルトパネルの外周部は、回転軸の軸方向である第1方向と交差する第2方向に沿って延びる第1側面部と、第2方向に沿って延びる部位であって第1側面部に対し反対側の第2側面部と、第1側面部において回転軸から遠い端部と第2側面部において回転軸から遠い端部とを繋ぐ部位であって第1方向に沿って延びる第3側面部と、を有し、第1側面部、第2側面部、及び第3側面部のうち少なくともいずれかに、チルトパネルから外側に突出する部位であるチルト操作部が設けられ、チルト操作部は、タッチパネルの平面視において、第1方向及び第2方向のうち少なくともいずれかにおいてタッチパネルの配置領域とオーバーラップする位置に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
媒体に対し記録を行う記録手段と、
前記記録手段を備える装置本体に対する各種設定操作を受け付ける、チルト可能なチルトパネルと、
前記チルトパネルがチルトする為の回転軸と、を備え、
前記チルトパネルは、
前記チルトパネルの外周部を形成する筐体と、
前記筐体に設けられるタッチパネルと、
を備え、
前記外周部は、
前記回転軸の軸方向である第1方向と交差する第2方向に沿って延びる第1側面部と、
前記第2方向に沿って延びる部位であって前記第1側面部に対し反対側の第2側面部と、
前記第1側面部において前記回転軸から遠い端部と前記第2側面部において前記回転軸から遠い端部とを繋ぐ部位であって前記第1方向に沿って延びる第3側面部と、
を有し、
前記第1側面部、前記第2側面部、及び前記第3側面部のうち少なくともいずれかに、前記チルトパネルから外側に突出する部位であるチルト操作部が設けられ、
前記チルト操作部は、前記タッチパネルの平面視において、前記第1方向及び前記第2方向のうち少なくともいずれかにおいて前記タッチパネルの配置領域とオーバーラップする位置に設けられる、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
請求項1に記載の記録装置において、前記タッチパネルには操作アイコンが表示され、
前記チルト操作部は、前記タッチパネルの平面視において、前記第1方向及び前記第2方向のうち少なくともいずれかにおいて前記操作アイコンの配置領域とオーバーラップする位置に設けられる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項1に記載の記録装置において、前記チルト操作部が前記第1側面部または前記第2側面部に設けられるとともに、前記第2方向において前記タッチパネルの全域を含む大きさに形成される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項1に記載の記録装置において、前記チルト操作部が前記第3側面部に設けられるとともに、前記第1方向において前記タッチパネルの全域を含む大きさに形成される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項1に記載の記録装置において、前記チルト操作部が、前記第1側面部または前記第2側面部に設けられる第1チルト操作部と、前記第3側面部に設けられる第2チルト操作部とを一体に備える、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項1に記載の記録装置において、前記チルト操作部が、ユーザーの指紋認証を行う為の指紋認証部を備える、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項7】
請求項1に記載の記録装置において、
前記チルト操作部が、
前記チルトパネルから外側に突出する第1状態と、
前記タッチパネルの平面視において前記チルトパネルから外側に非突出となる第2状態と、
を切り換え可能に設けられている、
ことを特徴とする記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体に対し記録を行う記録装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
記録装置の一例であるプリンターにおいては、特許文献1に示される様にユーザーによる各種設定操作を受け付ける操作パネルが、装置本体に対し回動可能に、即ちチルト可能に設けられたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-042998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
操作パネルにおいて、ユーザーによる各種設定操作を受け付ける部位がタッチパネルにより構成される場合、操作パネルの外周とタッチパネルの外周との間には枠部が形成される。枠部はユーザーによって触れられてもタッチパネルが反応しない領域であり、操作パネルを回動させる際にユーザーが触れる部位となる。
ところが近年、操作性向上の為にタッチパネルが大型化する反面、大型化抑制の為に操作パネルの大きさは維持され、或いは操作パネルの大型化がタッチパネルほど許容されないことによって、枠部が小さくなる傾向が生じている。
枠部が小さくなると操作パネルを回動させる際にユーザーが触れることのできる領域が小さくなり、操作パネルを回動させる際の操作性が低下するとともに、タッチパネルにユーザーが意図せず触れて誤操作を招く虞が高まる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明の記録装置は、媒体に対し記録を行う記録手段と、前記記録手段を備える装置本体に対する各種設定操作を受け付ける、チルト可能なチルトパネルと、前記チルトパネルがチルトする為の回転軸と、を備え、前記チルトパネルは、前記チルトパネルの外周部を形成する筐体と、前記筐体に設けられるタッチパネルと、を備え、前記外周部は、前記回転軸の軸方向である第1方向と交差する第2方向に沿って延びる第1側面部と、前記第2方向に沿って延びる部位であって前記第1側面部に対し反対側の第2側面部と、前記第1側面部において前記回転軸から遠い端部と前記第2側面部において前記回転軸から遠い端部とを繋ぐ部位であって前記第1方向に沿って延びる第3側面部と、を有し、前記第1側面部、前記第2側面部、及び前記第3側面部のうち少なくともいずれかに、前記チルトパネルから外側に突出する部位であるチルト操作部が設けられ、前記チルト操作部は、前記タッチパネルの平面視において、前記第1方向及び前記第2方向のうち少なくともいずれかにおいて前記タッチパネルの配置領域とオーバーラップする位置に設けられることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
プリンターを前方側から見た斜視図。
回転軸が上側にあるチルトパネルの平面図。
回転軸が上側にあるチルトパネルの各実施形態を示す平面図。
回転軸が上側にあるチルトパネルの各実施形態を示す平面図。
回転軸が上側にあるチルトパネルの各実施形態を示す平面図。
回転軸が上側にあるチルトパネルの実施形態を示す平面図。
回転軸が下側にあるチルトパネルの平面図。
回転軸が下側にあるチルトパネルの各実施形態を示す平面図。
回転軸が下側にあるチルトパネルの各実施形態を示す平面図。
回転軸が下側にあるチルトパネルの各実施形態を示す平面図。
回転軸が下側にあるチルトパネルの実施形態を示す平面図。
第1状態と第2状態とを切り換え可能なチルトパネルの平面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る記録装置は、媒体に対し記録を行う記録手段と、前記記録手段を備える装置本体に対する各種設定操作を受け付ける、チルト可能なチルトパネルと、前記チルトパネルがチルトする為の回転軸と、を備え、前記チルトパネルは、前記チルトパネルの外周部を形成する筐体と、前記筐体に設けられるタッチパネルと、を備え、前記外周部は、前記回転軸の軸方向である第1方向と交差する第2方向に沿って延びる第1側面部と、前記第2方向に沿って延びる部位であって前記第1側面部に対し反対側の第2側面部と、前記第1側面部において前記回転軸から遠い端部と前記第2側面部において前記回転軸から遠い端部とを繋ぐ部位であって前記第1方向に沿って延びる第3側面部と、を有し、前記第1側面部、前記第2側面部、及び前記第3側面部のうち少なくともいずれかに、前記チルトパネルから外側に突出する部位であるチルト操作部が設けられ、前記チルト操作部は、前記タッチパネルの平面視において、前記第1方向及び前記第2方向のうち少なくともいずれかにおいて前記タッチパネルの配置領域とオーバーラップする位置に設けられることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記タッチパネル周囲の枠部が小さくなって前記チルトパネルをチルト操作する際にユーザーが前記タッチパネルに触れ易くなっても、ユーザーは前記チルト操作部に手指を掛けることで前記タッチパネルに触れることを抑制しつつ前記チルトパネルをチルト操作することができ、前記チルトパネルを回動させる際の操作性が向上するとともに、前記タッチパネルにユーザーが意図せず触れて誤操作を招くことを抑制できる。
尚、本明細書においてオーバーラップとは、例えば前記第1方向において前記チルト操作部と前記タッチパネルの配置領域とがオーバーラップする場合、前記第1方向において前記チルト操作部の少なくとも一部と前記タッチパネルの配置領域の少なくとも一部とが同じ位置にあることを意味する。
【0009】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記タッチパネルには操作アイコンが表示され、前記チルト操作部は、前記タッチパネルの平面視において、前記第1方向及び前記第2方向のうち少なくともいずれかにおいて前記操作アイコンの配置領域とオーバーラップする位置に設けられることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、前記タッチパネル周囲の枠部が小さくなって前記チルトパネルをチルト操作する際にユーザーが前記操作アイコンに触れ易くなっても、ユーザーは前記チルト操作部に手指を掛けることで前記操作アイコンに触れることを抑制しつつ前記チルトパネルをチルト操作することができ、前記チルトパネルを回動させる際の操作性が向上するとともに、前記操作アイコンにユーザーが意図せず触れて誤操作を招くことを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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