TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024088763
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2024063043,2022031780
出願日2024-04-09,2013-04-15
発明の名称薬品秤量装置、薬品秤量システム、薬品秤量プログラム、記録媒体
出願人株式会社湯山製作所
代理人個人,個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20240625BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】処方箋に従った正確な薬品の秤量を支援することのできる薬品秤量装置を提供する。
【解決手段】処方箋に記録された一又は複数の処方薬品名を含む処方箋情報が前記処方箋から読み取られた後(S1のYes側)、薬品容器に記録された収容薬品名を含む収容薬品情報が前記薬品容器から読み取られたとき(S3のYes側)、前記収容薬品名が前記処方薬品名のいずれかに該当する場合には(S4のYes側)、当該処方薬品名が秤量対象として選択される(S5)。これにより、処方箋に従った正確な薬品の秤量を支援することのできる薬品秤量装置が提供される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
薬品を秤量する秤量手段と、
処方箋に記録された一又は複数の処方薬品を識別する処方薬品識別情報を含む処方箋情報を前記処方箋から読み取る処方箋情報読取手段と、
薬品容器に記録された収容薬品を識別する収容薬品識別情報を含む収容薬品情報を前記薬品容器から読み取る収容薬品情報読取手段と、
前記収容薬品情報読取手段により読み取られた前記収容薬品識別情報が示す前記収容薬品が前記処方箋情報読取手段により読み取られた前記処方薬品識別情報が示す前記処方薬品のいずれかに該当する場合に、当該処方薬品を秤量対象として選択する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記薬品が載置された薬品載置部材が前記秤量手段による秤量値が所定時間継続して安定した状態で持ち上げられた場合に前記収容薬品の秤量が完了したと判断し、
前記秤量手段による秤量値が前記所定時間継続して安定する度に、当該秤量手段による秤量結果を含む情報を、前記秤量手段に前記薬品載置部剤が載置された状態で当該薬品載置部剤の記録媒体に情報を書き込み可能な手段により前記記録媒体に記録させる、
薬品秤量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、処方箋に従って薬品の秤量を行うために用いる薬品秤量装置及びその周辺技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、病院又は調剤薬局において薬剤師は処方箋を参照しながら電子天秤を用いて薬品各々を秤量している。具体的に、薬剤師は、処方箋を参照して必要な薬品を確認し、その薬品が収容された薬品容器を薬品棚などから取り出す。そして、薬剤師は、その薬品容器に収容された薬品を処方箋に記録された処方量に従って電子天秤で秤量する。
【0003】
一方、例えば特許文献1には、電子天秤の機能と薬品の監査機能とを備えた薬品秤量装置が開示されている。この薬品秤量装置では、薬品を秤量するだけでなく、薬品の秤量値が薬品ごとに予め設定された常用量(1日または1回服用する適正量)であるか否かの監査を行うことが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4397917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、前記薬品秤量装置が病院又は調剤薬局で使われている調剤支援システムなどの上位システムとの連携を持たずに単体で用いられる場合には、その上位システムから処方箋のデータを取得することができない。この場合、前記薬品秤量装置では、誰がいつどの薬品を何グラム秤量したかという履歴を記録することができるだけで、薬品容器に記録された薬品名と処方箋に記録された薬品名との照合を行うこと(いわゆる監査業務)はできなかった。そのため、前記薬品秤量装置で薬品を秤量する際、処方箋に記録された薬品名と薬品容器に記録された薬品名との照合は薬剤師の目視のみで行われることになり、薬剤師の人為的ミスが懸念される。
【0006】
本発明の目的は、処方箋に従った正確な薬品の秤量を支援することのできる薬品秤量装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る薬品秤量装置は、秤量手段、処方箋情報読取手段、収容薬品情報読取手段、及び制御手段を備える。前記秤量手段は薬品を秤量する。前記処方箋情報読取手段は、処方箋に記録された一又は複数の処方薬品を識別する処方薬品識別情報を含む処方箋情報を前記処方箋から読み取る。前記収容薬品情報読取手段は、薬品容器に記録された収容薬品を識別する収容薬品識別情報を含む収容薬品情報を前記薬品容器から読み取る。前記制御手段は、前記収容薬品情報読取手段により読み取られた前記収容薬品が前記処方箋情報読取手段により読み取られた前記処方薬品のいずれかに該当する場合に、当該処方薬品を秤量対象として選択し、当該処方薬品を秤量対象とする秤量画面を表示手段に表示させる。
【0008】
本発明に係る薬品秤量システムは、薬品が投入される複数の投入部及び前記投入部各々に投入された薬品を包装する包装ユニットを有する薬品包装装置と、前記薬品秤量装置と、を備える。前記薬品包装装置は、前記記録媒体から情報を読み取る情報読取手段と、前記情報読取手段により読み取られた前記秤量薬品情報に基づいて前記投入部のいずれかを選択して表示する投入先表示手段と、を備える。
【0009】
本発明に係る薬品秤量プログラムは、コンピュータに、処方箋情報読取工程、収容薬品情報読取工程、及び制御工程を実行させるためのプログラムである。前記処方箋情報読取工程は、処方箋に記録された一又は複数の処方薬品を識別する処方薬品識別情報を含む処方箋情報を前記処方箋から読み取る。前記収容薬品情報読取工程は、薬品容器に記録された収容薬品を識別する収容薬品識別情報を含む収容薬品情報を前記薬品容器から読み取る。前記制御工程は、前記収容薬品情報読取工程により読み取られた前記収容薬品識別情報が示す前記収容薬品が前記処方箋情報読取工程により読み取られた前記処方薬品識別情報が示す前記処方薬品のいずれかに該当する場合に、当該処方薬品を秤量対象として選択し、当該処方薬品を秤量対象とする秤量画面を表示手段に表示させる。
【0010】
本発明に係る記録媒体は、前記薬品秤量プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社湯山製作所
薬剤払出し装置及び薬剤量確認方法
2日前
株式会社湯山製作所
薬剤払出し方法
6日前
株式会社湯山製作所
薬剤仕分装置、及び、薬剤仕分装置の制御方法
2日前
株式会社湯山製作所
薬品秤量装置、薬品秤量システム、薬品秤量プログラム、記録媒体
2日前
個人
穿刺補助具
1日前
個人
蓋付きしびん
1か月前
個人
X線用貼付剤
5か月前
個人
聴診器
1か月前
個人
エアリフター
4か月前
個人
入れ歯
1か月前
個人
逆流防止用具
4か月前
個人
段差昇降装置
4か月前
個人
介護浴槽
1か月前
個人
シミ皮膚改善剤
5か月前
個人
鼻腔拡張具
3か月前
個人
入浴介護補助装置
1か月前
個人
透析装置の洗浄方法
6か月前
個人
スプレー式目薬容器
1か月前
株式会社東亜産業
温熱具
4か月前
株式会社コーセー
組成物
4か月前
個人
アーシング青竹踏台
5か月前
個人
座椅子脱着式車椅子
1か月前
個人
電動式孫の手
4か月前
個人
マウスピース
3日前
個人
透析装置の洗浄方法
3か月前
個人
根管治療用のファイル
3か月前
個人
弾性材一体コルセット
3か月前
株式会社いうら
介助リフト
2か月前
株式会社ニデック
検眼装置
3か月前
個人
光脱毛器
4か月前
オンキヨー株式会社
聴診器
3か月前
株式会社ダリヤ
酸性染毛料
4か月前
個人
マッサージガン保持具
2か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
5か月前
株式会社ニデック
眼科装置
28日前
個人
医療用チューブ保護具
5か月前
続きを見る