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公開番号2024011289
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-25
出願番号2022113174
出願日2022-07-14
発明の名称医療用チューブ保護具
出願人個人
代理人
主分類A61M 39/10 20060101AFI20240118BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】
従来までの医療用チューブ保護具はチューブの折れ曲がりを防ぐ為のモノや透析液や輸血を流すチューブ自体だけの保護目的が多く、用途も限定的であ
った為、多種多様に存在する医療用チューブに対しての課題には対応できていない現状があった。
【解決手段】
この発明品である医療用チューブ保護具は、医療用チューブの接続部に巻いて患者の皮膚を守り、接続部の劣化を防ぐ医療用チューブ保護具であり、前記医
療用チューブ保護具は、シリコンでできた長方形に形成することで、課題を解決している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
医療用チューブの接続部に巻いて患者の皮膚を守り、接続部の劣化を防ぐ医療用チューブ保護具であり、前記医療用チューブ保護具は、シリコンでできた長方形に形成されていることを特徴とする医療用チューブ保護具。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記医療用チューブ保護具には複数個並列に設けられるとともに複数段の結合穴が形成されており、前記結合穴に結合する複数個の結合突起が設けられており、前記複数段の結合穴に選択して結合される請求項1に記載の医療用チューブ保護具。
【請求項3】
前記医療用チューブ保護具の結合穴には患者の身体に設けられた複数本の医療用チューブの隣り合う医療用チューブ保護具の結合突起が結合される請求項1又は2に記載の医療用チューブ保護具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は血液造影用チューブを使用された患者や、気管内チューブを使用された患者、栄養チューブを使用された患者、泌尿器用チューブを使用された患者等々、全ての医療用チューブを使用された患者に対して使用される医療用チューブ保護具に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から医療用チューブを使用された患者には主に皮膚を守る為に、看護士を中心にチューブの接続部にガーゼを巻いてテープで留めておく、又はハンカチなどで医療用チューブ接続部を巻いた上からテープで止めておく事が常態化しており、それに代わる代用品に着目したモノが見当たらなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-40145号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の医療用チューブ保護カバーは、チューブの使用時において、その両端が人体や医療機器に接続されている場合でも、容易に取り付けることのできる医療用チューブ保護カバーとして使用される医療品である。
これは患者が側臥位になった際などにチューブが折り曲がらない様に筒状のカバー部材で保護できる医療品である。
しかしこの医療用チューブには接続部を兼ね備えているものも多く、その部分は必然的にチューブの太さが太くなる為、上記の医療品では保護できない可能性が高い。又、医療用チューブ保護具全般に言える事だが、これ自体が患者の身体の近くで使用する医療品であるので、患者の血液や体液の付着、便や尿が付着し汚染する事は当然あるが、それに対しての対策は記載されていない事が多い。更に感染症予防や実際に感染症が発生した際は保護具自体を消毒液に浸透させる、熱湯に浸ける必要性があるが、消毒・熱湯消毒ができていないとう問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、医療用チューブの接続部に巻いて患者の皮膚を守り、接続部の劣化を防ぐ医療用チューブ
保護具であり、前記医療用チューブ保護具は、シリコンでできた長方形に形成されていることを特徴とする。
前記医療用チューブ保護具には複数個並列に設けられるとともに複数段結合穴が形成されており、前記結合穴に結合する複数個の結合突起が設けられ
ており、前記複数段の結合穴に選択して結合される事が望ましい。本発明である医療用チューブ保護具の結合穴には患者の身体に設けられた複数本の医療用
チューブの隣り合う医療用チューブ保護具の結合突起が結合されている事が望ましい。
【発明の効果】
【0006】
本発明品の医療用チューブ保護具は請求項1のように医療用チューブの接続部に巻いて患者の皮膚を守り、接続部の劣化を防ぐ医療用チューブ保護具であり、前記医療用チューブ保護具は、シリコンでできた長方形に形成されていることを特徴とする医療用チューブ保護具である為、全ての医療用チューブを使用された患者に対して使用できるという効果がある。更に、汚染時や感染症発生時にはシリコンの特性と単純な構造の為、洗濯、乾燥、消毒液に浸けても繰り返し再利用する事ができるという効果がある。
被介護者にとっては現状では入浴前や汚染時にチューブの接続部のテープ、ガーゼを剥がし取り、入浴後及び汚染処理後に再びガーゼを巻きテープを貼るという労力と時間をこの発明品によって軽減させる事ができる為、介護労力の削減と共に現状は使い捨てになっているガーゼ、テープ等へのコスト削減効果がある。
また、請求項2のように医療用チューブ保護具には複数個並列に設けられるとともに複数段の結合穴が形成されており、前記結合穴に結合する複数個の結合突起が設けられており、前記複数段の結合穴に選択して結合される為、チューブの幅の太さ細さに対応でき、チューブに付属している接続部のように一箇所だけその部分が盛り上がっている箇所も対応することができるという効果がある。
また、請求項3のように医療用チューブ保護具の結合穴には患者の身体に設けられた複数本の医療用チューブの隣り合う医療用チューブ保護具の結合突起が結合される事で複数本身体に医療用チューブが取り付けられている場合においてチューブ同士が絡まってしまう又は、何かの拍子で抜去されてしまう状況を軽減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の医療用チューブ保護具の平面図である。
同上の医療用チューブ保護具を医療用チューブへ装着図である。
同上の医療用チューブ保護具同士の連結図である。
同上の医療用チューブ保護具の使用図である。
同上の医療用チューブ保護具の他の実地例図の平面図である。
同上の医療用チューブ保護具の他の実地例図の平面図である。
同上の医療用チューブ保護具の他の実地例図の平面図である。
従来のガーゼとテープで留めた状態の医療用チューブ図である。
従来のハンカチとテープで留めた医療用チューブ図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実地の形態を図1乃至図3に基づいて詳説すると、医療用チューブ保護具1は、長方形の形の中に結合穴2を複数個設ける事で、医療用チューブTの太さ、接続部Sの大きさに問わずに丁度良い位置でこの医療用チューブを医療用保護具1に巻き付けて結合手段で結合させる事で患者の皮膚を守り、接続部Sの劣化を防ぐ事ができる。結合手段は、結合穴2と結合突起3とで構成されている。
【0009】
医療チューブ保護具1は結合突起3、結合穴2を含めシリコン等の比較的柔らかい素材で出来ており、医療用チューブTを医療用保護具1の上に置いて医療用保護具1を丸め、結合突起3を結合穴2に通し留める事で医療用保護具自体1が外れにくい構造になっている。
【0010】
この発明品である医療用チューブ保護具1は隣り合う医療用チューブT同士を連結させる事で医療用チューブT同士の絡まりを防ぐ事や、予期せぬチューブT抜去のリスクを軽減し、複数本ある医療用チューブTをまとめる事ができる構造になっている。
(【0011】以降は省略されています)

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