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公開番号2024024763
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-26
出願番号2022127627
出願日2022-08-10
発明の名称逆流防止用具
出願人個人
代理人
主分類A61B 17/12 20060101AFI20240216BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】胃から食道への胃の内容物の逆流を確実に防止する。
【解決手段】胃から食道への胃の内容物の逆流を防止可能に構成され、胃の噴門部を略閉塞可能な閉塞部材11を備え、閉塞部材11は、円錐面Csに沿った螺旋状をなして噴門部を略閉塞する第1形状と、第1形状を円錐面Csの中心軸方向に引き延ばした伸長螺旋状をなして胃の内部に挿入可能な第2形状との間で相互変形可能なコード状に形成され、第2形状の状態において胃の内部に挿入した閉塞部材11が第1形状に変形することによって噴門部を略閉塞可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
胃から食道への胃の内容物の逆流を防止するための逆流防止用具であって、
前記胃の噴門部を略閉塞可能な閉塞部材を備え、
前記閉塞部材は、円錐面に沿った螺旋状をなして前記噴門部を略閉塞する第1形状と、当該第1形状を前記円錐面の中心軸方向に引き延ばした伸長螺旋状をなして前記胃の内部に挿入可能な第2形状との間で相互変形可能なコード状に形成され、
前記第2形状の状態において前記胃の内部に挿入された前記閉塞部材が前記第1形状に変形することによって前記噴門部を略閉塞可能に構成されている逆流防止用具。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記閉塞部材は、弱弾性体で形成されて、前記第2形状から前記第1形状に変形する請求項1記載の逆流防止用具。
【請求項3】
前記閉塞部材は、形状記憶材料で形成されて、温度上昇に伴って前記第2形状から前記第1形状に変形する請求項1記載の逆流防止用具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、胃から食道への胃の内容物の逆流を防止するための逆流防止用具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
就寝時における胃の内容物の胃から食道への逆流を防止する手段として、下記特許文献1に開示された枕が提案されている。この枕は、就寝時に横になった人の上半身を持ち上げるように傾斜させることによって胃の内容物(胃酸)の逆流を防止可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-58695号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記特許文献1に開示されている従来の逆流防止手段(枕)には、解決すべき課題がある。具体的には、上記逆流防止手段は、人の上半身を傾斜させることによって逆流を防止するという間接的な防止手段であって、例えば、寝がえり等で人の姿勢が変わったときには、逆流を防止することが困難となる。
【0005】
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、胃から食道への胃の内容物の逆流を確実に防止し得る逆流防止用具を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決すべく、請求項1記載の逆流防止用具は、胃から食道への胃の内容物の逆流を防止するための逆流防止用具であって、前記胃の噴門部を略閉塞可能な閉塞部材を備え、前記閉塞部材は、円錐面に沿った螺旋状をなして前記噴門部を略閉塞する第1形状と、当該第1形状を前記円錐面の中心軸方向に引き延ばした伸長螺旋状をなして前記胃の内部に挿入可能な第2形状との間で相互変形可能なコード状に形成され、前記第2形状の状態において前記胃の内部に挿入された前記閉塞部材が前記第1形状に変形することによって前記噴門部を略閉塞可能に構成されている。
【0007】
また、請求項2記載の逆流防止用具は、請求項1記載の逆流防止用具において、前記閉塞部材は、弱弾性体で形成されて、前記第2形状から前記第1形状に変形する。
【0008】
また、請求項3記載の逆流防止用具は、請求項1記載の逆流防止用具において、前記閉塞部材は、形状記憶材料で形成されて、温度上昇に伴って前記第2形状から前記第1形状に変形する。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る逆流防止用具によれば、円錐面に沿った螺旋状をなす第1形状と、第1形状を円錐面の中心軸方向に引き延ばした伸長螺旋状をなす第2形状との間で相互変形可能に形成された閉塞部材を備えたことにより、第2形状の状態の閉塞部材を胃の内部に挿入するだけの簡易な操作で、挿入した閉塞部材が第1形状に変形することによって胃の噴門部を確実に閉塞することができる。
【0010】
また、本発明に係る逆流防止用具によれば、弱弾性体で閉塞部材を形成したことにより、閉塞部材に対して外力を加えることなく、第2形状の閉塞部材が自らの弾性力で第1形状に変形して胃の噴門部が閉塞されるため、閉塞部材を変形させるための手段が不要な結果、逆流防止用具の構成を簡略化することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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