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公開番号2024024570
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2022135395
出願日2022-08-09
発明の名称エアリフター
出願人個人
代理人
主分類A61G 5/14 20060101AFI20240215BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】椅子やベットや便座からの、立ち上がりと、それらへの着座を容易にする、小型で軽量の電動エアリフターの開発を課題とする。
【解決手段】空気圧を利用して、エアシートの上に座る利用者を持ち上げたり、下げたりすることを基本原理とする本発明により、利用者が容易にかつ安全に、着座からの立ち上がり、および立位からの着座することを可能にし、使いやすく携帯可能である、電動のエアリフターを提供することができた。また本発明は、介護者が、利用者の立ち上がりと着座を介助する時の、身体的負担を軽減することにも寄与するものである。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
椅子やベットや便座からの立ち上がりと、それらへの着座、を容易にするエアーリフターであって、空気圧で膨張収縮することで座面を上下することができるエアシートと、このエアシートを膨らませるための電動ポンプと、によって構成されることを特徴とする電動のエアーリフター。
続きを表示(約 79 文字)【請求項2】
前記エアシートは、座面の中央をドーナツ状にくり抜かれ、かつ座面が前方に傾斜した形状を特徴とする、請求項1の電動のエアリフター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、椅子やベットや便座からの、立ち上がりと、それらへの着座を容易にする、電動のエアリフターに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
病気や老化、あるいは障害等により体力が弱くなった人が、安全に、椅子やベットや便座から立ち上ったり座ったりすることを助けるための、またそういった人を介助する側の人の負担を軽くするための、介護用品の工夫がなされている。
【0003】
文献1は、小型形軽量で、車椅子や家具に装着するもので、可般型の起立補助具であり、体力が弱くなった人が椅子等から立ち上がることを、バネの力を利用して補助する。しかし、立ち上がり専用であって、立った状態からの椅子への着座を補助する機能はない。また便座での利用はできない。
【0004】
文献2は、利用者の上体を機械力で持ち上げて移動するという特徴を持つ。体力が弱くなった人の上体を台座でしっかり抱え込み、機械力で持ち上げ、移動および着座を補助する。一方で、大型で携帯不可、かつ高価という制約があり、個人宅などでの使用には適していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-157065
特開2017-038628
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、利用者が容易にかつ安全に、椅子やベットや便座に着座した状態からの立ち上がり、および立位からの着座を可能にし、使いやすく携帯可能である、エアリフターを提供するものである。また本発明は、介護者が、利用者の立ち上がりと着座を介助する時には、介護者の身体的負担を軽減することにも寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の基本原理は、小型で可搬型の電動エアポンプで、エアシートを膨らませることで、エアシートに座る利用者を空気圧で安定的に持ち上げて、利用者の起立を可能にし、また、エアシートの空気を徐々に排気することで、エアシートに腰掛ける利用者がゆっくり椅子やベットや便座に着座することを可能にするものである。
【0008】
利用者が、椅子、もしくはベット、もしくは便座に着座した状態から起立する場合には、あらかじめ利用者の尻の下に敷いておいたエアシートに電動エアポンプから空気を送り、エアシートをゆっくり膨らませることによって、利用者の腰から上をを持ち上げる。これにより、利用者は、座っていた時の腰の位置が、膝よりも高くすることができ、起立することが容易になる。
【0009】
利用者が、起立した状態から、椅子、もしくはベット、もしくは便座に着座する場合には、あらかじめ電動エアポンプで空気を送り膨らませておいたエアシートを、椅子、もしくはベット、もしくは便座の上に置いておく。利用者はこのエアシートの上に、腰を預けるようにして腰掛ける。すると、エアシート内の空気は利用者の体重で徐々に電動ポンプを介して排気して収縮していく。これにより、利用者はゆっくりと着座することが出来る。
【0010】
本発明のエアリフター(10)を構成するエアシート(111)は、図1(b)及び図2に示すように、座面(18)の中央をドーナツ状にくり抜いた形状とする。これにより、膨らんだエアシート(111)の上に座る利用者の尻が、エアシート(111)の中心にはまる形で落ち着き、姿勢が左右前後にぶれることなく安定な姿勢を保つ事が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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