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公開番号2024088373
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203508
出願日2022-12-20
発明の名称センサユニット
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類G01R 15/18 20060101AFI20240625BHJP(測定;試験)
要約【課題】従来、センサユニットを電線に配置する作業が難しいという課題があった。
【解決手段】センサユニット1は、ヒンジ部3を介して第一筐体10と第二筐体20との間が開く開状態から、第一筐体10と第二筐体20との間が閉まる閉状態にすることができるように構成された筐体2と、筐体2の内側に収容されており電線の通電状態に関する計測を行う計測手段5と、第一筐体10に設けられており、電線を収容可能に構成された溝状の凹部である収容部14と、第一筐体10に設けられており、間接活線工具95を着脱可能に構成された工具取付部18とを備え、筐体2は、工具取付部18に間接活線工具95が取り付けられている状態で、開状態から閉状態にすることができるように構成されており、容易に電線に配置する作業を行うことができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ヒンジ部を介して互いに回転可能な、上側の第一筐体及び下側の第二筐体を有し、前記第一筐体と前記第二筐体との間が開く開状態から、前記第一筐体と前記第二筐体との間の配置位置に電線が配置されるようにして前記第一筐体と前記第二筐体との間が閉まる閉状態にすることができるように構成された筐体と、
前記筐体の内側に収容されており、閉状態において前記配置位置にある電線の通電状態に関する計測を行う計測手段と、
前記第一筐体に設けられており、前記配置位置に配置される電線を収容可能に構成された凹部である収容部と、
前記第一筐体に設けられており、間接活線工具を着脱可能に構成された工具取付部とを備え、
前記筐体は、前記工具取付部に前記間接活線工具が取り付けられている状態で、前記開状態から前記閉状態にすることができるように構成されている、センサユニット。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記配置位置にある電線に直交する方向のうち水平な方向である前後方向において、前記工具取付部に前記間接活線工具が取り付け可能である位置は、前記ヒンジ部と前記収容部との間にある、請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項3】
前記開状態における前記第一筐体に対する前記第二筐体の角度と、前記閉状態における前記第一筐体に対する前記第二筐体の角度との差は、90度以下である、請求項1又は2に記載のセンサユニット。
【請求項4】
前記筐体は、前記閉状態において前記第一筐体と前記第二筐体とがスナップフィットにより係合するように構成された係合手段を有する、請求項1又は2に記載のセンサユニット。
【請求項5】
前記計測手段は、前記閉状態において前記配置位置にある電線に沿うように位置する検知部を有し、
前記検知部は、前記第二筐体に取り付けられている、請求項1又は2に記載のセンサユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、センサユニットに関し、特に、計測対象の電線に設置して当該電線の通電状態に関する計測を行うために用いられるセンサユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電線を挟み込むように配置されて、当該電線の通電状態を計測するための様々な機器が用いられている。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、電線に吊り下げて配置する検電装置の構成が記載されている。この検電装置は、電線を所定の箇所に配置した後で上部ホルダを押さえることにより電線を挟持させて、電線に配設することができるように構成されている。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されているような検電装置では、無停電での工事、すなわち活線への取り付けが困難であるという問題がある。すなわち、このような検電装置を取り付けるには電線に近づいて作業を行う必要があるため、活線に対して作業を行うことは適切ではない。このように活線に対して作業を行う場合には、いわゆる間接活線工具を用いて作業を行う無停電工法(間接活線工法と言ってもよい)が採用される。このような間接活線工具を用いて電線に取り付けられるように構成されたセンサユニットがある(例えば、下記特許文献2、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-335164号公報
特開2007-104832号公報
特開2009-002705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述の特許文献2や特許文献3に記載されているようなセンサユニットについて、計測可能な状態になるように電線に取り付ける作業を実際に行う場面を想定すると、必ずしも好ましい構造を有しているとはいえない。すなわち、作業者は、間接活線工具を用いてセンサユニットを持ち上げた状態でセンサユニットの真下において作業を行う必要があり、電線の位置とセンサユニットの電線を配置する部位との位置関係を把握するのが難しい。そのため、センサユニットを電線に配置する作業が難しいという問題がある。
【0007】
この発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、容易に電線に配置する作業を行うことができるセンサユニットを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本第一の発明のセンサユニットは、ヒンジ部を介して互いに回転可能な、上側の第一筐体及び下側の第二筐体を有し、第一筐体と第二筐体との間が開く開状態から、第一筐体と第二筐体との間の配置位置に電線が配置されるようにして第一筐体と第二筐体との間が閉まる閉状態にすることができるように構成された筐体と、筐体の内側に収容されており、閉状態において配置位置にある電線の通電状態に関する計測を行う計測手段と、第一筐体に設けられており、配置位置に配置される電線を収容可能に構成された凹部である収容部と、第一筐体に設けられており、間接活線工具を着脱可能に構成された工具取付部とを備え、筐体は、工具取付部に間接活線工具が取り付けられている状態で、開状態から閉状態にすることができるように構成されている、センサユニットである。
【0009】
かかる構成により、容易にセンサユニットを電線に配置する作業を行うことができる。
【0010】
また、本第二の発明のセンサユニットは、第一の発明に対して、配置位置にある電線に直交する方向のうち水平な方向である前後方向において、工具取付部に間接活線工具が取り付け可能である位置は、ヒンジ部と収容部との間にある、センサユニットである。
(【0011】以降は省略されています)

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