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公開番号2024088374
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203509
出願日2022-12-20
発明の名称センサユニット
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類G01R 15/18 20060101AFI20240625BHJP(測定;試験)
要約【課題】作業をより効率的に行うことができるように、作業者等が取り扱いやすい構造のセンサユニットが用いられることが望ましい。
【解決手段】電線90に設置されて電線90の通電状態に関する計測を行うセンサユニット1は、電線90の通電状態に関する計測を行う計測手段5と、計測手段5を収容するように構成されており、電線90を囲むようにして配置される筐体2とを備え、筐体2の表面には、作業者が片手で把持可能な把持部31が設けられており、把持部31は、筐体2の外周部の表面から凹む窪部203と、筐体2の外周部に沿って窪部203から離れた部位に設けられ、作業者の手指の滑り止めとなるように構成された滑止部103とを有し、滑止部103は、作業者が窪部203に第一指を掛けた場合に他の手指が接触可能になる位置に配置されている。センサユニット1は、作業者等が取り扱いやすい構造を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電線に設置されて当該電線の通電状態に関する計測を行うセンサユニットであって、
電線の通電状態に関する計測を行う計測手段と、
前記計測手段を収容するように構成されており、前記電線を囲むようにして配置される筐体とを備え、
前記筐体の外周部には、作業者が片手で把持可能な把持部が設けられており、
前記把持部は、前記筐体の外周部の表面から凹む窪部と、前記筐体の外周部に沿って前記窪部から離れた部位に設けられ、作業者の手指の滑り止めとなるように構成された滑止部とを有し、
前記滑止部は、作業者が前記窪部に第一指を掛けた場合に他の手指が接触可能になる位置に配置されている、センサユニット。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記筐体には、載置面に接地可能な接地部が設けられており、
前記把持部は、前記筐体の外周部のうち、前記接地部が載置面に接地した状態で側面となる部位に形成されており、
前記窪部は、前記接地部が載置面に接地した状態で当該載置面の法線方向において前記滑止部から離れた位置に配置されている、請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項3】
前記把持部は、前記載置面の一の方向における前記センサユニットの2つの端部のそれぞれに設けられている、請求項2に記載のセンサユニット。
【請求項4】
前記筐体は、ヒンジ部を介して互いに回転可能な第一筐体及び第二筐体を有し、前記第一筐体と前記第二筐体との間が開く開状態から、前記第一筐体と前記第二筐体との間の配置位置に電線が配置されるようにして前記第一筐体と前記第二筐体との間が閉まる閉状態にすることができるように構成されており、
前記窪部と前記滑止部とが前記第一筐体と前記第二筐体とに分かれて配置されている、請求項1又は2に記載のセンサユニット。
【請求項5】
前記筐体は、ヒンジ部を介して互いに回転可能な第一筐体及び第二筐体を有し、前記第一筐体と前記第二筐体との間が開く開状態から、前記第一筐体と前記第二筐体との間の配置位置に電線が配置されるようにして前記第一筐体と前記第二筐体との間が閉まる閉状態にすることができるように構成されており、
前記窪部は、前記第一筐体と前記第二筐体とのうちいずれか一方に設けられており、前記センサユニットの設置作業に用いることができる間接活線工具の一部を突き当て可能な突き当て部として用いられ、
前記筐体は、開状態において作業者によって前記窪部に前記間接活線工具の一部が突き当てられて前記第一筐体に対して前記第二筐体が回転することにより閉状態になりうるように構成されている、請求項1又は2に記載のセンサユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、センサユニットに関し、特に、計測対象の電線に設置して当該電線の通電状態に関する計測を行うために用いられるセンサユニットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電線を挟み込むように配置されて、当該電線の通電状態を計測するための様々な機器が用いられている。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、電線に吊り下げて配置する検電装置の構成が記載されている。この検電装置は、電線を所定の箇所に配置した後で上部ホルダを押さえることにより電線を挟持させて、電線に配設することができるように構成されている。
【0004】
また、特に活線に対して作業を行う場合には、いわゆる間接活線工具を用いて作業を行う無停電工法(間接活線工法と言ってもよい)が採用される。このような間接活線工具を用いて電線に取り付けられるように構成されたセンサユニットがある(例えば、下記特許文献2、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-335164号公報
特開2007-104832号公報
特開2009-002705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、このようなセンサユニットを電線に取り付ける作業は、高所作業車などを用いて行われるため、様々な制約が伴うものである。そのため、作業をより効率的に行うことができるように、作業者等が取り扱いやすい構造のセンサユニットが用いられることが望ましい。
【0007】
この発明は、作業者等が取り扱いやすい構造を有するセンサユニットを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本第一の発明のセンサユニットは、電線に設置されて電線の通電状態に関する計測を行うセンサユニットであって、電線の通電状態に関する計測を行う計測手段と、計測手段を収容するように構成されており、電線を囲むようにして配置される筐体とを備え、筐体の表面には、作業者が片手で把持可能な把持部が設けられており、把持部は、筐体の外周部の表面から凹む窪部と、筐体の外周部に沿って窪部から離れた部位に設けられ、作業者の手指の滑り止めとなるように構成された滑止部とを有し、滑止部は、作業者が窪部に第一指を掛けた場合に他の手指が接触可能になる位置に配置されている、センサユニットである。
【0009】
かかる構成により、作業者等がセンサユニットを容易に取り扱うことができる。
【0010】
また、本第二の発明のセンサユニットは、第一の発明に対して、筐体には、載置面に接地可能な接地部が設けられており、把持部は、筐体の外周部のうち、接地部が載置面に接地した状態で側面となる部位に形成されており、窪部は、接地部が載置面に接地した状態で当該載置面の法線方向において滑止部から離れた位置に配置されている、センサユニットである。
(【0011】以降は省略されています)

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