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公開番号2024087210
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022201873
出願日2022-12-19
発明の名称温度計測装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G01J 5/00 20220101AFI20240624BHJP(測定;試験)
要約【課題】前回、積層された樹脂層の上面における今回、樹脂層を積層するために樹脂が塗布される直前の箇所の温度を簡易に計測可能な温度計測装置を実現する。
【解決手段】本開示の一態様に係る温度計測装置(1)は、熱溶解積層方式の3Dプリンタ(2)のノズル(3)の支持部(4)に回転可能に固定されるロータリユニット(11)と、ロータリユニット(11)に固定される温度センサ(12)と、ロータリユニット(11)を回転させる駆動機構(13)と、温度センサ(12)の計測値を示す信号を無線通信によって3Dプリンタ(2)の制御装置に送信する無線ユニット(14)と、を備える。駆動機構(13)は、温度センサ(12)が前回、積層された樹脂層(L1)の上面における樹脂(R)が塗布される直前の箇所の温度を計測することができるように、ロータリユニット(11)を回転させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
熱溶解積層方式の3Dプリンタに設けられる温度計測装置であって、
前記3Dプリンタのノズルの支持部に前記ノズルの中心軸を中心に回転可能に固定されるロータリユニットと、
前記ノズルの下方領域の温度を計測可能に、前記ロータリユニットに固定される温度センサと、
前記ロータリユニットを回転させる駆動機構と、
前記温度センサの計測値を示す信号を無線通信によって受信し、前記計測値を示す信号を前記3Dプリンタの制御装置に無線通信によって送信する無線ユニットと、
を備え、
前記駆動機構は、前記温度センサが前回、積層された樹脂層の上面における今回、樹脂層を積層するために樹脂が塗布される直前の箇所の温度を計測することができるように、前記ロータリユニットを回転させる、温度計測装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、熱溶解積層方式の3Dプリンタに設けられる温度計測装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に熱溶解積層方法の3Dプリンタは、前回、積層された樹脂層の温度によって、積層間の接合強度が変わるため、前回、積層された樹脂層の温度が重要である。そのため、一般的な3Dプリンタは、例えば、前回、積層された樹脂層の上面における今回、樹脂層を積層するために樹脂が塗布される直前の箇所の温度を、サーモセンサを用いた画像解析によって計測している。
【0003】
ちなみに、例えば、特許文献1の3Dプリンタは、前回、積層された樹脂層が所定の温度範囲内に保温されるようにチャンバ内の圧力を調整しつつ、今回、樹脂層を積層するために樹脂を塗布している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-83574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的な3Dプリンタは、画像解析する際に複雑な画像解析システムが必要となり、前回、積層された樹脂層の上面における今回、樹脂層を積層するために樹脂が塗布される直前の箇所の温度を簡易に計測することが困難である。
【0006】
本開示は、前回、積層された樹脂層の上面における今回、樹脂層を積層するために樹脂が塗布される直前の箇所の温度を簡易に計測可能な温度計測装置を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る温度計測装置は、熱溶解積層方式の3Dプリンタに設けられる温度計測装置であって、
前記3Dプリンタのノズルの支持部に前記ノズルの中心軸を中心に回転可能に固定されるロータリユニットと、
前記ノズルの下方領域の温度を計測可能に、前記ロータリユニットに固定される温度センサと、
前記ロータリユニットを回転させる駆動機構と、
前記温度センサの計測値を示す信号を無線通信によって受信し、前記計測値を示す信号を前記3Dプリンタの制御装置に無線通信によって送信する無線ユニットと、
を備え、
前記駆動機構は、前記温度センサが前回、積層された樹脂層の上面における今回、樹脂層を積層するために樹脂が塗布される直前の箇所の温度を計測することができるように、前記ロータリユニットを回転させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、前回、積層された樹脂層の上面における今回、樹脂層を積層するために樹脂が塗布される直前の箇所の温度を簡易に計測可能な温度計測装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態の温度計測装置が設けられた3Dプリンタのノズル周辺をZ軸-側から見た斜視図である。
実施の形態の温度計測装置が設けられた3Dプリンタのノズル周辺のYZ平面での部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(【0011】以降は省略されています)

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