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公開番号2024075112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2022186316
出願日2022-11-22
発明の名称測定治具
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G01B 5/00 20060101AFI20240527BHJP(測定;試験)
要約【課題】小型のコントレーサの利用が可能である測定治具を提供する。
【解決手段】ベースプレート凹部11bを有するベースプレート11と、第1の方向に延在する溝状の回転プレート溝部12bを有するとともに、ベースプレート凹部11b内において回動可能に配される回転プレート12と、第1の方向とは異なる方向である第2の方向に延在する溝状のスライドプレート溝部13bを有するスライドプレート13と、回転プレート溝部12bに対してスライド動作可能に嵌合される第1のブロック14と、第1のブロック14に固定されているとともに、スライドプレート溝部13bに対してスライド動作可能に嵌合される第2のブロック15と、を有し、スライドプレート13は、回転プレート12の回転動作と、回転プレート12と第1のブロック14のスライド動作と、スライドプレート13と第2のブロック15のスライド動作と、により位置が調整される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
スライドプレートに固定される測定対象物の位置を調整する測定治具であって、
ベースプレート凹部を有するベースプレートと、
第1の方向に延在する溝状の回転プレート溝部を有するとともに、前記ベースプレート凹部内において回動可能に配される回転プレートと、
前記第1の方向とは異なる方向である第2の方向に延在する溝状のスライドプレート溝部を有するスライドプレートと、
前記回転プレート溝部に対してスライド動作可能に嵌合される第1のブロックと、
前記第1のブロックに固定されているとともに、前記スライドプレート溝部に対してスライド動作可能に嵌合される第2のブロックと、を有し、
前記スライドプレートは、前記回転プレートの回転動作と、前記回転プレート溝部を介した前記回転プレートと前記第1のブロックのスライド動作と、前記スライドプレート溝部を介した前記スライドプレートと前記第2のブロックのスライド動作と、により位置が調整される、
測定治具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、面粗さの測定治具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、機械部品等の物体表面の輪郭や面粗さを測定する測定機器に、コントレーサが利用されている。特許文献1には、三次元測定機のアームの先端に、タッチ信号プローブと非接触粗さプローブユニットとを交換可能に取り付けて測定を行う測定機器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-142140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば一般に面粗さの測定に利用されている測定機器は、ベースプレートと、測定対象物が配される上部プレートと、ベースプレートと上部プレートの間に配されそれぞれの軸方向に動作するスライドプレートと、各プレート間に設けられる直動ガイドを組み合わせたスライド機構により構成されている。ここで各プレートは、上部プレート上に載置される測定対象物の位置の微調整を行うために各軸の調整機能が必要であって、厚さが約20mmで形成されている。
【0005】
このようなスライド機構で上下左右方向に可動軸を設けている測定機器をコントレーサに設ける場合、コントレーサを載置する台座から、測定対象物までの上下方向(以下Z方向)の距離が300mmを超える長さとなる。すなわち、このような面粗さの測定機器を用いるためには、台座から測定対象物までの距離に対応する十分な大きさのコントレーサが必要となる。
【0006】
ここで、コントレーサは大きくなるほど高価であり、かつ、コントレーサを配置するための十分な空間を確保しなければならなくなるという問題がある。
【0007】
本開示は、小型のコントレーサの利用が可能である測定治具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示にかかる測定治具は、スライドプレートに固定される測定対象物の位置を調整する測定治具であって、ベースプレート凹部を有するベースプレートと、第1の方向に延在する溝状の回転プレート溝部を有するとともに、前記ベースプレート凹部内において回動可能に配される回転プレートと、前記第1の方向とは異なる方向である第2の方向に延在する溝状のスライドプレート溝部を有するスライドプレートと、前記回転プレート溝部に対してスライド動作可能に嵌合される第1のブロックと、前記第1のブロックに固定されているとともに、前記スライドプレート溝部に対してスライド動作可能に嵌合される第2のブロックと、を有し、前記スライドプレートは、前記回転プレートの回転動作と、前記回転プレート溝部を介した前記回転プレートと前記第1のブロックのスライド動作と、前記スライドプレート溝部を介した前記スライドプレートと前記第2のブロックのスライド動作と、により位置が調整される。
これにより、T溝スライド機構を用いた測定治具を提供することができる。
【発明の効果】
【0009】
本開示よれば、小型のコントレーサの利用が可能である測定治具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
コントレーサに設置された測定治具の側面図である。
測定治具の斜視図である。
測定治具の分解図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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