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公開番号2024088368
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203503
出願日2022-12-20
発明の名称センサユニット
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類G01R 1/22 20060101AFI20240625BHJP(測定;試験)
要約【課題】従来のセンサユニットにおいては、電線を挟んでしまう可能性があった。
【解決手段】センサユニット1は、ヒンジ部3を介して互いに回転可能な第一筐体10及び第二筐体20を有し、第一筐体10と第二筐体20との間が開く開状態から、第一筐体10と第二筐体20との間の配置位置Pに電線90が配置されるようにして第一筐体10と第二筐体20との間が閉まる閉状態にすることができるように構成された筐体2と、筐体2の内側に収容されており、閉状態において配置位置Pにある電線90の通電状態に関する計測を行う計測手段5とを有し、筐体2は、配置位置Pに配置される電線90が開状態においてヒンジ部3に近接しないように電線90の位置を規制可能なガイド部12を有する。センサユニット1は、電線に対して適切に設置することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ヒンジ部を介して互いに回転可能な第一筐体及び第二筐体を有し、前記第一筐体と前記第二筐体との間が開く開状態から、前記第一筐体と前記第二筐体との間の配置位置に電線が配置されるようにして前記第一筐体と前記第二筐体との間が閉まる閉状態にすることができるように構成された筐体と、
前記筐体の内側に収容されており、閉状態において前記配置位置にある電線の通電状態に関する計測を行う計測手段とを有し、
前記筐体は、前記配置位置に配置される電線が開状態において前記ヒンジ部に近接しないように当該電線の位置を規制可能なガイド部を有する、センサユニット。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記計測手段は、前記筐体が閉状態である場合において電線を囲む環状部を有するように構成されており、当該電線の電流を計測する電流センサ部を有し、
前記配置位置から前記ヒンジ部に向かう方向において、前記電流センサ部の前記環状部を構成する一部は、前記ガイド部の前記配置位置に近い側の縁部よりも前記配置位置から離れた位置に配置されている、請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項3】
前記筐体は、前記第一筐体と前記第二筐体との少なくとも一方に設けられており前記配置位置に配置される電線を収容可能に構成された溝状の凹部である収容部を有し、
前記ガイド部の前記配置位置に近い側の縁部は、当該縁部に当接する電線を前記収容部に案内可能である形状を有する、請求項1又は2に記載のセンサユニット。
【請求項4】
前記ガイド部は、前記第一筐体と前記第二筐体とのうち、少なくとも前記収容部が設けられている一方に固定されている、請求項3に記載のセンサユニット。
【請求項5】
前記ガイド部は、前記配置位置に配置される電線の長手方向において、互いに異なる2以上の位置に形成されている、請求項1又は2に記載のセンサユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、センサユニットに関し、特に、計測対象の電線に設置して当該電線の通電状態に関する計測を行うために用いられるセンサユニットに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電線を挟み込むように配置されて当該電線の通電状態を計測するための様々な機器が用いられている。
【0003】
例えば、下記特許文献1には、間接活線作業において通電部の電流を計測するための電流計の構造が開示されている。この電流計は、所定の太さの電線を、可動側、固定側の2つのクランプ片の間に挟み込むことができるように構成されている。
【0004】
また、例えば、下記特許文献2には、クランプ方式の電流計において、クランプアームの先端部からフレキシブルセンサからなる電流センサを引出可能とすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-146143号公報
特許第6539134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述の特許文献1に記載の構造では、クランプ部に電線を挿入する際に、クランプ片間の閉口部に、電線を挟んでしまう可能性がある。電線がクランプ片間に挟まれると電線が傷む可能性がある。また、特許文献2においては、凹型のガイドが設けられていることにより、クランプアームの閉口部に電線が挟まれることが防止されている。しかしながら、クランプアームが開いている場合にクランプアームとガイドとの間に隙間が生じるため、電線の線径によっては、電線がこの隙間に入りこみ、挟まれてしまう可能性がある。
【0007】
この発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、電線に対して適切に設置することができるセンサユニットを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本第一の発明のセンサユニットは、ヒンジ部を介して互いに回転可能な第一筐体及び第二筐体を有し、第一筐体と第二筐体との間が開く開状態から、第一筐体と第二筐体との間の配置位置に電線が配置されるようにして第一筐体と第二筐体との間が閉まる閉状態にすることができるように構成された筐体と、筐体の内側に収容されており、閉状態において配置位置にある電線の通電状態に関する計測を行う計測手段とを有し、筐体は、配置位置に配置される電線が開状態においてヒンジ部に近接しないように電線の位置を規制可能なガイド部を有する、センサユニットである。
【0009】
かかる構成により、電線を意図しない位置に挟んでしまうことを防止して、センサユニットを電線に対して適切に設置することができる。
【0010】
また、本第二の発明のセンサユニットは、第一の発明に対して、計測手段は、筐体が閉状態である場合において電線を囲む環状部を有するように構成されており、当該電線の電流を計測する電流センサ部を有し、配置位置からヒンジ部に向かう方向において、電流センサ部の環状部を構成する一部は、ガイド部の配置位置に近い側の縁部よりも配置位置から離れた位置に配置されている、センサユニットである。
(【0011】以降は省略されています)

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