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公開番号2024088376
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203511
出願日2022-12-20
発明の名称センサユニット
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類G01R 15/18 20060101AFI20240625BHJP(測定;試験)
要約【課題】センサユニットを安定して載置しておけるようにし、かつ、容易に取り上げることができるようにすることが望ましい。
【解決手段】センサユニット1は、電線90に設置されて電線90の通電状態に関する計測を行うセンサユニット1であって、電線90の通電状態に関する計測を行う計測手段5と、計測手段5を収容するように構成されており、電線90を囲むようにして配置される筐体2とを備え、筐体2は、載置面に対向する平面状の平面を有する接地部101と、接地部101に隣接する表面を有し、接地部101が載置面に対向するようにして配置された状態において、載置面に平行な方向に接地部101から離れるに従って載置面からの距離が大きくなるように形成された隣接面部103とを有する。センサユニット1を、安定して載置することができ、かつ、容易に取り上げることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電線に設置されて当該電線の通電状態に関する計測を行うセンサユニットであって、
電線の通電状態に関する計測を行う計測手段と、
前記計測手段を収容するように構成されており、前記電線を囲むようにして配置される筐体とを備え、
前記筐体は、
載置面に対向する平面状の平面を有する接地部と、
前記接地部に隣接する表面を有し、前記接地部が載置面に対向するようにして配置された状態において、前記載置面に平行な方向に前記接地部から離れるに従って当該載置面からの距離が大きくなるように形成された隣接面部とを有する、センサユニット。
続きを表示（約 320 文字）【請求項２】
前記接地部は、前記センサユニットが電線に配置された状態において上面となる部位である、請求項１に記載のセンサユニット。
【請求項３】
前記隣接面部は、前記筐体の外側に向けて凸となる曲面状の表面を有する、請求項１又は２に記載のセンサユニット。
【請求項４】
前記筐体は、全体として、電線の長手方向が高さ方向となる略楕円柱形状の外周面を有しており、
前記外周面の一部に、前記接地部の平面及び前記隣接面部が形成されている、請求項１又は２に記載のセンサユニット。
【請求項５】
前記隣接面部の表面には、多数の凹凸が形成されている、請求項１又は２に記載のセンサユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、センサユニットに関し、特に、計測対象の電線に設置して当該電線の通電状態に関する計測を行うために用いられるセンサユニットに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、電線を挟み込むように配置されて、当該電線の通電状態を計測するための様々な機器が用いられている。
【０００３】
例えば、下記特許文献１には、電線に吊り下げて配置する検電装置の構成が記載されている。この検電装置は、電線を所定の箇所に配置した後で上部ホルダを押さえることにより電線を挟持させて、電線に配設することができるように構成されている。
【０００４】
また、特に活線に対して作業を行う場合には、いわゆる間接活線工具を用いて作業を行う無停電工法（間接活線工法と言ってもよい）が採用される。このような間接活線工具を用いて電線に取り付けられるように構成されたセンサユニットがある（例えば、下記特許文献２、特許文献３参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開平５－３３５１６４号公報
特開２００７－１０４８３２号公報
特開２００９－００２７０５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
ところで、このようなセンサユニットを電線に取り付けるために運搬する際などにおいて、センサユニットを安定して載置しておけるようにすることが望ましい。また、センサユニットが安定して載置されている状態から、容易に取り上げることができるようにすることが望ましい。
【０００７】
この発明は、安定して載置することができ、かつ、容易に取り上げることができるセンサユニットを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本第一の発明のセンサユニットは、電線に設置されて電線の通電状態に関する計測を行うセンサユニットであって、電線の通電状態に関する計測を行う計測手段と、計測手段を収容するように構成されており、電線を囲むようにして配置される筐体とを備え、筐体は、載置面に対向する平面状の平面を有する接地部と、接地部に隣接する表面を有し、接地部が載置面に対向するようにして配置された状態において、載置面に平行な方向に接地部から離れるに従って載置面からの距離が大きくなるように形成された隣接面部とを有する、センサユニットである。
【０００９】
かかる構成により、センサユニットを安定して載置することができ、かつ、容易に取り上げることができる。
【００１０】
また、本第二の発明のセンサユニットは、第一の発明に対して、接地部は、センサユニットが電線に配置された状態において上面となる部位である、センサユニットである。
（【００１１】以降は省略されています）

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