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公開番号2024127410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036551
出願日2023-03-09
発明の名称測量装置
出願人株式会社トプコン
代理人個人
主分類G01C 15/00 20060101AFI20240912BHJP(測定;試験)
要約【課題】測定対象物迄の距離に拘らず測定が可能な測量装置を提供する。
【解決手段】測定対象物に測距光35を射出する発光素子28を有する測距光射出部23と、前記測定対象物からの反射測距光を受光する受光素子39を有する測距光受光部24と、前記測距光射出部を制御し、前記受光素子に対する前記反射測距光の受光結果に基づき前記測定対象物迄の距離を演算する演算制御部とを具備し、前記測距光受光部は、前記反射測距光を前記受光素子に結像させる受光レンズ43を有し、該受光レンズは径方向に向って連続的に焦点位置が変化する第1レンズ部と、面内位置に拘らず焦点位置が一定となる第2レンズ部とを有する単一の奇数次非球面レンズとなる様に構成された。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
測定対象物に測距光を射出する発光素子を有する測距光射出部と、前記測定対象物からの反射測距光を受光する受光素子を有する測距光受光部と、前記測距光射出部を制御し、前記受光素子に対する前記反射測距光の受光結果に基づき前記測定対象物迄の距離を演算する演算制御部とを具備し、前記測距光受光部は、前記反射測距光を前記受光素子に結像させる受光レンズを有し、該受光レンズは径方向に向って連続的に焦点位置が変化する第1レンズ部と、面内位置に拘らず焦点位置が一定となる第2レンズ部とを有する単一の奇数次非球面レンズとなる様に構成された測量装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記第1レンズ部は前記受光レンズの中心部に形成され、前記第2レンズ部は前記第1レンズ部の外周側に形成され、前記第1レンズ部は中心に近づく程焦点距離が短くなる様構成された請求項1に記載の測量装置。
【請求項3】
前記第2レンズ部は前記受光レンズの中心部に形成され、前記第1レンズ部は前記第2レンズ部の外周側に形成され、前記第1レンズ部は中心から離れる程焦点距離が短くなる様構成された請求項1に記載の測量装置。
【請求項4】
前記受光レンズは、所定の距離以下の近距離測定時に受光光量が最大となる様に設計された請求項1~請求項3のうちのいずれか1項に記載の測量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測定対象物の3次元座標を取得可能な測量装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
レーザスキャナやトータルステーション等の測量装置は、測定対象物として再帰反射性を有するプリズムを用いたプリズム測距、反射プリズムを用いないノンプリズム測距により測定対象物迄の距離を検出する光波距離測定装置を有している。
【0003】
遠距離測定に於いて、所望の反射測距光の受光量を得る為に測距光の光量を増大すると、近距離を測定した時の反射測距光の受光光量が過剰となり、受光系の電気系が飽和する虞れがある。一方で、近距離測定に於いて、所望の反射測距光の受光量を得る為に測距光の光量を低減すると、遠距離を測定する場合に測定に必要な充分な反射測距光の受光光量を得ることができない虞れがある。
【0004】
この為、遠距離測定の際に測定対象物から反射される反射測距光のスポット径を小さくし、充分な反射測距光の受光光量を得ると共に、近距離測定の際に受光系が飽和しない程度の反射測距光の受光光量を得ることが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5452245号公報
特許第4127579号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、測定対象物迄の距離に拘らず測定が可能な測量装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、測定対象物に測距光を射出する発光素子を有する測距光射出部と、前記測定対象物からの反射測距光を受光する受光素子を有する測距光受光部と、前記測距光射出部を制御し、前記受光素子に対する前記反射測距光の受光結果に基づき前記測定対象物迄の距離を演算する演算制御部とを具備し、前記測距光受光部は、前記反射測距光を前記受光素子に結像させる受光レンズを有し、該受光レンズは径方向に向って連続的に焦点位置が変化する第1レンズ部と、面内位置に拘らず焦点位置が一定となる第2レンズ部とを有する単一の奇数次非球面レンズとなる様に構成された測量装置に係るものである。
【0008】
又本発明は、前記第1レンズ部は前記受光レンズの中心部に形成され、前記第2レンズ部は前記第1レンズ部の外周側に形成され、前記第1レンズ部は中心に近づく程焦点距離が短くなる様構成された測量装置に係るものである。
【0009】
又本発明は、前記第2レンズ部は前記受光レンズの中心部に形成され、前記第1レンズ部は前記第2レンズ部の外周側に形成され、前記第1レンズ部は中心から離れる程焦点距離が短くなる様構成された測量装置に係るものである。
【0010】
更に又本発明は、前記受光レンズは、所定の距離以下の近距離測定時に受光光量が最大となる様に設計された測量装置に係るものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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