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公開番号
2024117866
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023023926
出願日
2023-02-20
発明の名称
液面センサ
出願人
大陽日酸株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01F
23/263 20220101AFI20240823BHJP(測定;試験)
要約
【課題】配置スペースの省スペース化を図ることができる液面センサを提供する。
【解決手段】下端が開口した筒状の受信電極2と、受信電極2の外周側に隙間E1を介して配置され、下端が開口した筒状の発信電極3と、グランド電極4とを備える。受信電極2と発信電極3のいずれか一方を発信電極、いずれか他方を受信電極とし、受信電極2の内周側に低温液化ガスを凍結保存容器内に充填させる充填管31を配置する。受信電極2と発信電極3とグランド電極4とに、受信電極2の内部と各電極間の隙間E1,E2とに低温液化ガスを導入させる複数の気通孔及び液通孔2a,3a,4aをそれぞれ設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
凍結保存容器内に貯留された低温液化ガスの液面高さを検出する静電容量式の液面センサであって、
下端が開口した筒状の内側電極と、該内側電極の外周側に隙間を介して配置され、下端が開口した筒状の外側電極と、グランド電極とを備え、前記内側電極と前記外側電極のいずれか一方を発信電極、いずれか他方を受信電極とし、
前記内側電極の内周側に前記低温液化ガスを前記凍結保存容器内に充填させる充填管を配置させることを特徴とする液面センサ。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記内側電極と前記外側電極の隙間に低温液化ガスが導入される液通孔と、
前記内側電極と前記外側電極の隙間で気化した低温液化ガスを液面センサ外部に放出する気通孔とを有することを特徴とする請求項1記載の液面センサ。
【請求項3】
前記液通孔が、前記外側電極に設けられた貫通孔であり、
前記気通孔が、前記外側電極に設けられた貫通孔であり、
前記液通孔と前記気通孔とが高さ方向に独立してそれぞれ設けられることを特徴とする請求項2記載の液面センサ。
【請求項4】
前記液通孔と前記気通孔とが長孔で一体化して前記外側電極に形成されることを特徴とする請求項2記載の液面センサ。
【請求項5】
前記液通孔が、前記外側電極の下端と前記内側電極の下端との間の空間によって形成されていることを特徴とする請求項2記載の液面センサ。
【請求項6】
前記気通孔は、前記内側電極に設けられた貫通孔であり、前記充填管の下端部よりも上方に設けられることを特徴とする請求項2記載の液面センサ。
【請求項7】
前記グランド電極は、前記外側電極の外周側に隙間を介して配置され、下端が開口した筒状であることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項記載の液面センサ。
【請求項8】
前記グランド電極の下端、前記外側電極の下端、前記内側電極の下端をそれぞれ離間して絶縁する下部絶縁体を設け、
前記下部絶縁体に前記液通孔が形成されていることを特徴とする請求項7記載の液面センサ。
【請求項9】
前記下部絶縁体に前記グランド電極と前記外側電極の隙間に低温液化ガスを流入させる流入口が形成されていることを特徴とする請求項8記載の液面センサ。
【請求項10】
前記充填管は、下端部が、グランド電極下端の開口と同一平面上に設けられることを特徴とする請求項7記載の液面センサ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、凍結保存容器に貯留された低温液化ガスの液面の高さを検出する液面センサに関し、詳しくは、凍結保存容器に低温液化ガスを充填する充填管と一体に設けた液面センサに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、医療、培養、食品等の分野では、各種試料を液化窒素のような低温液化ガスで冷却して凍結保存することが行われている。凍結保存用の凍結保存容器では、一般に、試料を保管した複数のラックを、凍結保存容器の上部開口部にそれぞれ係止させて凍結保存容器内に吊り下げていた。また、凍結保存容器内に、低温液化ガスを充填する充填管と液面センサとを備えたものがあり、これら充填管と液面センサとは、隣り合うラック間の空き領域にそれぞれ配置させていた(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-96692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述の特許文献1のものでは、隣り合うラック間の空き領域に、充填管と液面センサとを配置させるスペースがない場合があり、この場合、ラックの数を減らして、配置スペースを確保しなければならなかった。
【0005】
そこで本発明は、配置スペースの省スペース化を図ることができる液面センサを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の液面センサは、凍結保存容器内に貯留された低温液化ガスの液面高さを検出する静電容量式の液面センサであって、下端が開口した筒状の内側電極と、該内側電極の外周側に隙間を介して配置され、下端が開口した筒状の外側電極と、グランド電極とを備え、前記内側電極と前記外側電極のいずれか一方を発信電極、いずれか他方を受信電極とし、前記内側電極の内周側に前記低温液化ガスを前記凍結保存容器内に充填させる充填管を配置させることを特徴としている。
【0007】
また、前記内側電極と前記外側電極の隙間に低温液化ガスが導入される液通孔と、前記内側電極と前記外側電極の隙間で気化した低温液化ガスを液面センサ外部に放出する気通孔とを有することを特徴としている。
【0008】
さらに、前記液通孔が、前記外側電極に設けられた貫通孔であり、前記気通孔が、前記外側電極に設けられた貫通孔であり、前記液通孔と前記気通孔とが高さ方向に独立してそれぞれ設けられることを特徴としている。また、前記液通孔と前記気通孔とが長孔で一体化して前記外側電極に形成されてもよい。また、前記液通孔が、前記外側電極の下端と前記内側電極の下端との間の空間によって形成されていてもよい。
【0009】
また、前記気通孔は、前記内側電極に設けられた貫通孔であり、前記充填管の下端部よりも上方に設けられることを特徴としている。
【0010】
さらに、前記グランド電極は、前記外側電極の外周側に隙間を介して配置され、下端が開口した筒状であることを特徴としている。また、前記グランド電極の下端、前記外側電極の下端、前記内側電極の下端をそれぞれ離間して絶縁する下部絶縁体を設け、前記下部絶縁体に前記液通孔や前記グランド電極と前記外側電極の隙間に低温液化ガスを流入させる流入口が形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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