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公開番号
2024122621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030277
出願日
2023-02-28
発明の名称
検出装置
出願人
太陽誘電株式会社
代理人
個人
主分類
G01N
5/02 20060101AFI20240902BHJP(測定;試験)
要約
【課題】複数のセンサ間の温度の差を抑制することが可能な検出装置を提供する。
【解決手段】検出装置100は、気体のにおいの原因となる物質を検出する複数のセンサ10と、複数のセンサ10を収納する収納室20と、収納室の下面の少なくとも一部を形成し、上面に複数のセンサ10が設けられたセンサ基板32と、センサ基板32上に設けられ、複数のセンサ10を露出する開口38を有し、センサ基板32の上面に接触するカバー35と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
気体中のにおいの原因となる物質を検出する複数のセンサと、
前記複数のセンサを収納する収納室と、
前記収納室の下面の少なくとも一部を形成し、上面に前記複数のセンサが設けられたセンサ基板と、
前記センサ基板上に設けられ、前記複数のセンサを露出する開口を有し、前記センサ基板の上面に接触するカバーと、
を備える検出装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記センサ基板は、互いに隣接し複数設けられており、前記カバーは、前記複数のセンサ基板の各々の上面に接触する請求項1に記載の検出装置。
【請求項3】
前記カバーは、前記複数のセンサ基板の各々の前記上面の周縁領域に設けられる請求項2に記載の検出装置。
【請求項4】
前記複数のセンサ基板の下方に、前記複数のセンサ基板と電気的に接続される回路基板を備え、
前記複数のセンサ基板は前記回路基板から着脱可能である請求項2または3に記載の検出装置。
【請求項5】
前記開口は前記複数のセンサごとに設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の検出装置。
【請求項6】
前記複数のセンサの各々と前記開口の側面との最短距離は、前記センサの最大幅より小さい請求項5に記載の検出装置。
【請求項7】
前記センサ基板の上面には導電体パターンが設けられ、
前記カバーの少なくとも下面は絶縁性である、または前記カバーと前記導電体パターンとの間に絶縁層を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の検出装置。
【請求項8】
前記導電体パターンは、前記複数のセンサの少なくとも1つ、または前記複数のセンサの少なくとも1つと電気的に接続された回路の一部を構成する素子の、周囲に設けられるパッドである請求項7に記載の検出装置。
【請求項9】
前記カバーの少なくとも一部の層の熱伝導率は、前記センサ基板内の絶縁層の熱伝導率より高い請求項1から3のいずれか一項に記載の検出装置。
【請求項10】
前記収納室の下面の一部を上面とする下壁部を有し、前記下壁部はキャビティを有し、平面視において、前記キャビティの内部に前記センサ基板が設けられ、前記センサ基板と前記カバーとで前記収納室を形成する筐体と、
前記カバーを、前記下壁部に取り付ける取り付け部材と、
を備え、
前記センサ基板の上面と前記下壁部の上面との高さの差は、前記カバーの厚さの1/10以下である請求項1から3のいずれか一項に記載の検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検出装置に関する。
続きを表示(約 940 文字)
【背景技術】
【0002】
におい等の気体に関する情報を検出する検出装置が知られている(例えば特許文献1および2)。気体が流れる流路を形成する面の一部を、複数のセンサが搭載された基板により形成することが知られている(例えば特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/172592号
特開2020-193846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のセンサが実装される基板は熱伝導率が低い。このため、複数のセンサ間の温度の差が大きくなる。これにより、気体に関する情報等の検出精度が低下してしまう。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、複数のセンサ間の温度の差を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、気体中のにおいの原因となる物質を検出する複数のセンサと、前記複数のセンサを収納する収納室と、前記収納室の下面の少なくとも一部を形成し、上面に前記複数のセンサが設けられたセンサ基板と、前記センサ基板上に設けられ、前記複数のセンサを露出する開口を有し、前記センサ基板の上面に接触するカバーと、を備える検出装置である。
【0007】
上記構成において、前記センサ基板は、互いに隣接し複数設けられており、前記カバーは、前記複数のセンサ基板の各々の上面に接触する構成とすることができる。
【0008】
上記構成において、前記カバーは、前記複数のセンサ基板の各々の前記上面の周縁領域に設けられる構成とすることができる。
【0009】
上記構成において、前記複数のセンサ基板の下方に、前記複数のセンサ基板と電気的に接続される回路基板を備え、前記複数のセンサ基板は前記回路基板から着脱可能である構成とすることができる。
【0010】
上記構成において、前記開口は前記複数のセンサごとに設けられている構成とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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