TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024085851
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200616
出願日2022-12-15
発明の名称試験装置および試験方法
出願人富士通フロンテック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07D 11/17 20190101AFI20240620BHJP(チェック装置)
要約【課題】BRUの動作試験を容易に行う。
【解決手段】実施形態の試験装置は、受け部と、センサーと、搬送機構とを備える。受け部は、筐体の相対する両側面に設けられ、紙幣取扱装置の紙幣出入部と接続する。センサーは、接続された紙幣出入部からの紙幣の出金を検出する。搬送機構は、両側面の受け部の間に設けられ、一方の紙幣出入部から紙幣の出金を検出した場合、出金された紙幣を他方の紙幣出入部へ搬送する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筐体の相対する両側面に設けられ、紙幣取扱装置の紙幣出入部と接続する受け部と、
接続された前記紙幣出入部からの紙幣の出金を検出するセンサーと、
前記両側面の受け部の間に設けられ、一方の前記紙幣出入部から紙幣の出金を検出した場合、出金された前記紙幣を他方の前記紙幣出入部へ搬送する搬送機構と、
を備えることを特徴とする試験装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記搬送機構は、出金された複数の前記紙幣を積み重ねて整列した上で他方の前記紙幣出入部へ搬送する、
ことを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
【請求項3】
2つの紙幣取扱装置の紙幣出入部を向かい合わせに設置し、
向かい合わせに設置された2台の前記紙幣出入部の間に請求項1または2に記載の試験装置を設置して前記2つの紙幣取扱装置の動作試験を行う、
ことを特徴とする試験方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、試験装置および試験方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、現金自動預け払い機(ATM:Automated Teller Machine)等で用いられるBRU(Bill Recycle Unit)については、製造工場や修理工場等で紙幣を使った入出金を連続的に行う動作試験が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-15388号公報
特開2015-172810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の動作試験は、BRUから出金された紙幣を抜き取り、抜き取った紙幣を再度BRUに入金する作業を繰り返し人が行うため、工数(人件費)が多くなるという問題がある。特に、新紙幣への切り替え時には、BRU更新のために、多数のBRUの動作試験を行う必要があり、その工数は無視できないものとなる。
【0005】
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、BRUの動作試験を容易に行うことを可能とする試験装置および試験方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示の態様では、試験装置は、受け部と、センサーと、搬送機構とを備える。受け部は、筐体の相対する両側面に設けられ、紙幣取扱装置の紙幣出入部と接続する。センサーは、接続された紙幣出入部からの紙幣の出金を検出する。搬送機構は、両側面の受け部の間に設けられ、一方の紙幣出入部から紙幣の出金を検出した場合、出金された紙幣を他方の紙幣出入部へ搬送する。
【発明の効果】
【0007】
開示の態様によれば、BRUの動作試験を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態にかかる試験装置の外観を示す斜視図である。
図2は、実施形態にかかる試験装置の設置を説明する説明図である。
図3は、実施形態にかかる試験装置とBRUの接続を説明する説明図である。
図4は、実施形態にかかる試験装置の内部構成の概略図である。
図5は、実施形態にかかる試験装置の試験動作を例示するフローチャートである。
図6は、実施形態にかかる試験装置の動作の一例を説明する説明図である。
図7は、実施形態にかかる試験装置の動作の一例を説明する説明図である。
図8は、実施形態にかかる試験装置の動作の一例を説明する説明図である。
図9は、実施形態にかかる試験装置の動作の一例を説明する説明図である。
図10は、紙幣の整列を説明する説明図である。
図11は、実施形態にかかる試験装置の動作の一例を説明する説明図である。
図12は、実施形態にかかる試験装置の動作の一例を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、実施形態にかかる試験装置および試験方法を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する試験装置および試験方法は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
【0010】
図1は、実施形態にかかる試験装置の外観を示す斜視図である。図1に示すように、試験装置1は、直方体形状の筐体10を有する。筐体10の側面11には、BRUと接続する受け部11aと、BRUから出金された紙幣を取り込む、または、BRUへの紙幣を送出する搬送口11bとが設けられている。筐体10の側面11と相対する側面12も同様に、受け部11aと、搬送口11bとが設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

旭精工株式会社
コイン処理装置
1か月前
株式会社バンダイ
物品供給装置
3か月前
株式会社寺岡精工
システム
1か月前
沖電気工業株式会社
紙幣処理装置
1か月前
沖電気工業株式会社
紙幣処理装置
1か月前
株式会社寺岡精工
精算装置
1か月前
株式会社寺岡精工
精算装置
2か月前
グローリー株式会社
貨幣処理装置
1か月前
沖電気工業株式会社
自動取引装置
2か月前
沖電気工業株式会社
自動取引装置
2か月前
沖電気工業株式会社
媒体取扱装置
3か月前
株式会社デンソーウェーブ
決済装置
3か月前
くら寿司株式会社
景品提供ユニット
2か月前
シャープ株式会社
駐車場精算機
1か月前
グローリー株式会社
硬貨処理装置
22日前
沖電気工業株式会社
硬貨取扱装置
1か月前
パイオニア株式会社
情報処理装置
11日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
1か月前
株式会社寺岡精工
システム及び退店端末
1か月前
チョ ドヨン
ラーメン自動販売機
2か月前
株式会社寺岡精工
商品販売データ処理装置
2か月前
株式会社デンソーウェーブ
入退管理システム
1日前
株式会社イシダ
レシート発行装置
2日前
沖電気工業株式会社
硬貨処理装置及び貨幣取扱装置
1か月前
東芝テック株式会社
釣銭機
2か月前
グローリー株式会社
精算システム及び精算方法
11日前
個人
自動販売機、自動販売機への配達システム
15日前
東芝テック株式会社
支援装置
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
1か月前
富士電機株式会社
自動販売機
1か月前
グローリー株式会社
貨幣処理方法
8日前
富士電機株式会社
自動販売機
1か月前
株式会社New Innovations
飲料提供装置
1か月前
グローリー株式会社
貨幣処理方法
8日前
東芝テック株式会社
商品登録装置及びプログラム
1日前
富士電機株式会社
金銭処理機
1日前
続きを見る