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公開番号2024083717
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197688
出願日2022-12-12
発明の名称乗客コンベアの清掃ロボット
出願人東芝エレベータ株式会社
代理人弁理士法人蔦田特許事務所
主分類B66B 31/02 20060101AFI20240617BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】清掃を自動的に行うことができる乗客コンベアの清掃ロボットを提供する。
【解決手段】前後方向に移動する踏段30と、踏段30の左右両側に設けられた左右一対の欄干36と、前記欄干36の上部を、踏段30と同期して走行する手摺りベルト38とを有したエスカレータ10を清掃する清掃ロボット100であって、清掃ロボット100は、乗降口を走行する手摺りベルト38を清掃する第1清掃部112を有する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
前後方向に移動する踏段と、
前記踏段の左右両側に設けられた左右一対の欄干と、
前記欄干の上部を、前記踏段と同期して走行する手摺りベルトと、
を有した乗客コンベアを清掃する乗客コンベアの清掃ロボットであって、
前記清掃ロボットは、
乗降口にある前記欄干を走行する前記手摺りベルトを清掃する第1清掃部を有する、
ことを特徴とする乗客コンベアの清掃ロボット。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前後方向に移動する踏段と、
前記踏段の乗降口に設けられた乗降板と、
前記乗降板の先端に設けられ、前記踏段が進出又は引き込まれるコムと、
を有した乗客コンベアを清掃する乗客コンベアの清掃ロボットであって、
前記清掃ロボットは、
前記コムを清掃する第2清掃部を有する、
ことを特徴とする乗客コンベアの清掃ロボット。
【請求項3】
前後方向に移動する踏段と、
前記踏段の左右両側に設けられた左右一対の欄干と、
前記欄干の上部を、前記踏段と同期して走行する手摺りベルトと、
前記踏段の乗降口に設けられた乗降板と、
前記乗降板の先端に設けられ、前記踏段が進出又は引き込まれるコムと、
を有した乗客コンベアを清掃する乗客コンベアの清掃ロボットであって、
前記清掃ロボットは、
前記乗降口にある前記欄干を走行する前記手摺りベルトを清掃する第1清掃部と、
前記コムを清掃する第2清掃部と、
を有することを特徴とする乗客コンベアの清掃ロボット。
【請求項4】
前記第1清掃部は、前記欄干の半円形の端部に沿って上下方向に走行する前記手摺りベルトに当接される清掃ローラを有する、
請求項1又は3に記載の乗客コンベアの清掃ロボット。
【請求項5】
前記第2清掃部は、前記コムの上面の上方に先端が配されるホースと、前記ホースから塵又はゴミを吸引する吸引部を有する、
請求項2又は3に記載の乗客コンベアの清掃ロボット。
【請求項6】
前記清掃ロボットは、
乗り口側の前記乗降口における一方の前記欄干を走行する前記手摺りベルトを、前記第1清掃部で清掃し、
前記乗り口側の前記乗降口における他方の前記欄干を走行する前記手摺りベルトを、前記第1清掃部で清掃し、
前記乗り口側の前記乗降板の前記コムを、前記第2清掃部で清掃し、
前記踏段に乗って降り口側に移動し、
前記降り口側の前記乗降板の前記コムを、前記第2清掃部で清掃する、
請求項3に記載の乗客コンベアの清掃ロボット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、乗客コンベアの清掃ロボットに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアにおいて、保守作業は、店舗などが閉店した後などの夜間や休日などの予め決められた時間内に行っている。そして、この保守作業と共に乗客コンベアの清掃も行う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6516074号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように乗客コンベアの保守と清掃を、決められた時間内に行う必要があるが、作業員の数も限られているため、乗客コンベアの台数が多い場所では、清掃する作業の負担が大きいという問題点があった。
【0005】
そこで本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、清掃を自動的に行うことができる乗客コンベアの清掃ロボットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態は、前後方向に移動する踏段と、前記踏段の左右両側に設けられた左右一対の欄干と、前記欄干の上部を、前記踏段と同期して走行する手摺りベルトと、を有した乗客コンベアを清掃する乗客コンベアの清掃ロボットであって、前記清掃ロボットは、乗降口にある前記欄干を走行する前記手摺りベルトを清掃する第1清掃部を有する、ことを特徴とする乗客コンベアの清掃ロボットである。
【0007】
また、本発明の実施形態は、前後方向に移動する踏段と、前記踏段の乗降口に設けられた乗降板と、前記乗降板の先端に設けられ、前記踏段が進出又は引き込まれるコムと、を有した乗客コンベアを清掃する乗客コンベアの清掃ロボットであって、前記清掃ロボットは、前記コムを清掃する第2清掃部を有する、ことを特徴とする乗客コンベアの清掃ロボットである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態のエスカレータの左側面図であり、左側の部材を省略した状態である。
清掃ロボットの正面図である。
エスカレータと清掃ロボットのブロック図である。
清掃ロボットが手摺りベルトを清掃している状態の左側面図である。
清掃ロボットが手摺りベルトを清掃している状態の平面図である。
清掃ロボットが手摺りベルトを清掃している状態の背面図である。
清掃ロボットがコムを清掃している状態の左側面図である。
清掃ロボットがコムを清掃している状態の平面図である。
清掃ロボットが清掃を行う場合のフローチャートである。
手摺りベルトを清掃するときのカメラの画像である。
コムを清掃しているときのカメラの画像である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態の乗客コンベアシステムについて図面を参照して説明する。本実施形態では、乗客コンベアシステムであるエスカレータ10と清掃ロボット100について図1~図11を参照して説明する。
【0010】
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の全体の構造について図1を参照して説明する。図1は、エスカレータ10を左側面から見た説明図である。但し、エスカレータ10の内部構造をわかりやすくするために、上階から下階を見た場合にエスカレータ10の左側の部材の図示を省略している。なお、エスカレータ10の前後方向を説明するときは、上階から下階を見下ろし、下階が前側、上階が後側であるものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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