TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023128716
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-14
出願番号2022033264
出願日2022-03-04
発明の名称荷役助力装置
出願人ユニパルス株式会社
代理人
主分類B66D 3/18 20060101AFI20230907BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】水滴等が比較的多くかかる場所でも使用可能な荷役助力装置を提供する。
【解決手段】吊下げ部3と、昇降作動部43と、荷重検出部31と、制御部8と、筐体部とを含む荷役助力装置1であって、吊下げ部3は、構造物に取り付け可能で、荷重検出部31を吊下げ、荷重検出部31は、吊荷を係止したリンクチェーン4を巻回してモータ部9と連結して吊荷を昇降させる昇降作動部43を支持する筐体部を吊下げて、昇降作動部43に加わる重量を検出し、制御部8は、荷重検出部31が検出した重量を基に、モータ部9に指令を行って吊荷の昇降を助力し、筐体部は、吊下げ部3に連結されて、少なくとも荷重検出部31を囲う閉空間を形成する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
吊下げ部と、荷重検出部と、制御部と、筐体部とを含む荷役助力装置であって、
前記吊下げ部は、構造物に取り付け可能で、前記荷重検出部を吊下げ、
前記荷重検出部は、吊荷を係止したスリング部を巻回してモータ部と連結して前記吊荷を昇降させる昇降作動部を支持する前記筐体部を吊下げて、前記昇降作動部に加わる重量を検出し、
前記制御部は、前記荷重検出部が検出した前記重量を基に、前記モータ部に指令を行って前記吊荷の昇降を助力し、
前記筐体部は、前記吊下げ部に連結されて、少なくとも前記荷重検出部を囲う閉空間を形成する荷役助力装置。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記筐体部は、前記筐体部と前記吊下げ部との隙間を補間する補間部材とを含む請求項1に記載の荷役助力装置。
【請求項3】
少なくとも前記荷重検出部から出力されたアナログ信号を増幅する増幅回路基板が、前記閉空間の外に、かつ前記制御部を保護する制御部カバー内に設けられている請求項1又は2に記載の荷役助力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷重を電気信号に変換する荷重変換器と電動モータを備えて、吊った吊荷を上下動させる作業を電動モータにて助力する荷役助力装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から工業製品の組立てを行う工場では、大きな重量を有する工具、作業用機器、製品、半完成品などの吊荷を吊下げて昇降移動させる荷役装置を使用している。その荷役装置の中でも、大きな重量の吊荷に対して使用者が軽い操作力で任意の高さに昇降移動できるように助力(アシスト力)を発生させる荷役助力装置が一部で使用されている。このように助力を発生させる荷役助力装置は、電動モータによって助力を行い、吊荷に小さな操作力(外力)を加えることでスムーズに移動させている。したがって単に上下動作を電動モータで行うものとは異なり、吊荷の荷重やこれに加わる操作力を例えば荷重検出器で検出して、回転角検出器と繋がったACサーボモータ等で外力の印加による重量変化を元に制御を行うように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-128365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような吊下げ式の荷役助力装置(特許文献1)を水滴等が比較的多くかかる場所でも使用したいという要望があった。
【0005】
このような問題に鑑みて、本発明は、水滴等が比較的多くかかる場所でも使用可能な荷役助力装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明の荷役助力装置は、
吊下げ部と、荷重検出部と、制御部と、筐体部とを含む荷役助力装置であって、
吊下げ部は、構造物に取り付け可能で、荷重検出部を吊下げ、
荷重検出部は、吊荷を係止したスリング部を巻回してモータ部と連結して吊荷を昇降させる昇降作動部を支持する筐体部を吊下げて、昇降作動部に加わる重量を検出し、
制御部は、荷重検出部が検出した重量を基に、モータ部に指令を行って吊荷の昇降を助力し、
筐体部は、吊下げ部に連結されて、少なくとも荷重検出部を囲う閉空間を形成するように構成されている。
【0007】
また、筐体部は、筐体部と吊下げ部との隙間を補間する補間部材とを含んで構成されていることが好ましい。
【0008】
また、少なくとも荷重検出部から出力されたアナログ信号を増幅する増幅回路基板が、閉空間の外に、かつ制御部を保護する制御部カバー内に設けられて構成されていることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、水滴等が比較的多くかかる場所で使用可能な荷役助力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る荷役助力装置の正面図である。
本発明の実施形態に係る荷役助力装置の本体中央部とその下部の斜視構成図である。
本発明の実施形態に係る荷役助力装置の本体中央部とモータ部の断面図である。
本発明の実施形態に係る荷役助力装置の本体中央部の斜視構成分解図である。
本発明の実施形態に係る荷役助力装置の本体中央部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
搬送装置
12か月前
個人
リフト装置
11か月前
個人
高低間移動補助装置
8か月前
ユニパルス株式会社
吊具
2か月前
ユニパルス株式会社
吊具
2か月前
ユニパルス株式会社
吊具装置
9か月前
個人
吊りバケット装置
4か月前
ユニパルス株式会社
吊具装置
9か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
4か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
8か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
22日前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
4か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
8日前
株式会社豊田自動織機
産業車両
5か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
1か月前
株式会社フジタ
昇降装置
7か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
3日前
株式会社北川鉄工所
吊荷制御方法
1か月前
有限会社矢島製作所
ローダ
12か月前
株式会社ノセ技研
バケット
4か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
7か月前
株式会社アイセイ
搬送装置
6か月前
ユニパルス株式会社
物品昇降装置
7か月前
有限会社矢島製作所
ローダ
9か月前
ダイコー興産株式会社
引掛具
9か月前
フジテック株式会社
エレベータ
3か月前
大同特殊鋼株式会社
治具
1か月前
フジテック株式会社
エレベータ
2か月前
フジテック株式会社
エレベータ
3か月前
フジテック株式会社
エレベータ
8か月前
フジテック株式会社
エレベータ
12か月前
株式会社豊田自動織機
フォークリフト
6か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
8か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
8か月前
フジテック株式会社
乗客コンベア
10か月前
株式会社佐藤組
高所作業テーブル
13か月前
続きを見る